2012年10月7日~10月13日入荷分

■ 今週のおすすめ ■
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♪ 絵本 ♪ 10点
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『こねこのハリー』福音館書店
『ハリーびょういんにいく』福音館書店
『まっててねハリー』福音館書店
『ハリーのクリスマス』福音館書店
『あかちゃん社長がやってきた』講談社
『としょかんねずみ2 ひみつのともだち』地方小出版流通センタツꀀ
『モリス・レスモアとふしぎな空とぶ本』徳間書店
『あんたがサンタ?』絵本館ツꀀ
『木のまつり』新樹社ツꀀ
『こないかな、ロバのとしょかん』新日本出版社
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♪ フィクション ♪ 13点
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『モンスター一家のモン太くん』徳間書店
『ニルスが出会った物語4 ストックホルム』福音館書店
『スパイ・ドッグ 天才スパイ犬、ララ誕生!』講談社ツꀀ
『みつよのいた教室』小峰書店
『緑の精にまた会う日』徳間書店
『だいじょうぶ3組』講談社
『話してあげて、戦や王さま、象の話を』河出書房新社
『ミナの物語』東京創元社
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット4-1』静山社
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット4-2』静山社
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット 4-3』静山社
『スリースターズ』講談社
『そこに僕らは居合わせた』みすず書房

♪ ノンフィクション ♪ 9点
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『おりがみ12か月2 なつ』汐文社ツꀀ
『自転車の安全を考えよう 乗り方・整備・修理』
                 ベースボールマガジン社
『金岡新聞』飛鳥新社
『ラブレターを書こう』玉川大学出版部
『だじゃれどうぶつ図鑑』偕成社
『鉄道車両ビジュアル大全1 東京駅 昭和39年東海道新幹線の開
 業にせまる』              講談社
『はじまりの数学』筑摩書房
『女子のキャリア』筑摩書房
『新訂 カモハンドブック』文一総合出版ツꀀ
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♪ 昔話・伝記・詩 ♪  2点
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『わたしはガリレオ』さ・え・ら書房
『立石憲利の語り』悠書館ツꀀ

■ 今週のおすすめ ■
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♪♪ 絵本 ♪♪
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=幼児以上=
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『こねこのハリー』 メアリー・チャルマーズ(文・絵)おびか 
 ゆうこ(訳) 福音館書店ツꀀ 700 円 12/10発行
 (世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本)
 →こねこのハリーは、お母さんが立ち話をしている間に高い家
  に登ってしまい、降りられなくなってしまいます。そこへ消
  防士が駆けつけて…。『エリーちゃんとクリスマス』の作者
  による作品。
ツꀀ
『ハリーびょういんにいく』 メアリー・チャルマーズ(文・絵)
 おびか ゆうこ(訳) 福音館書店ツꀀ 700 円 12/10発行
 (世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本)
 →ある日こねこのハリーは、ケリーさんの家のドアにしっぽを
  はさんで病院に行きます。病院にはたくさんの動物たちが診
  療を待っていました。
ツꀀ
『まっててねハリー』 メアリー・チャルマーズ(文・絵)
 おびか ゆうこ(訳) 福音館書店ツꀀ 700 円 12/10発行
 (世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本)
 →ある日、ハリーのお母さんはお友だちのお見舞いに行くこと
  になりました。こねこのハリーはブルータスさんの家でお留
  守番。生まれて初めてお母さんなしで過ごすことになったハ
  リーは…。
ツꀀ
『ハリーのクリスマス』 メアリー・チャルマーズ(文・絵)
 おびか ゆうこ(訳) 福音館書店ツꀀ 700 円 12/10発行
 (世界傑作絵本シリーズ・アメリカの絵本)
 →こねこのハリーは、サンタさんに「あかちゃんねこが欲しい
  」とお願いしました。そしてクリスマスの朝、可愛いあかち
  ゃんねこの鳴き声がして…。

『あかちゃん社長がやってきた』 マーラ・フレイジー(文・絵)
 もとした いづみ(訳) 講談社ツꀀ 1300 円 12/09発行
 (講談社の翻訳絵本)
 →赤ちゃんがやって来たその日から、赤ちゃんは「社長」なの
  です。赤ちゃん社長は、次から次へと命令し、言う通りにな
  らないとかんしゃくをおこします。そして…。
ツꀀ
『としょかんねずみ2 ひみつのともだち』 ダニエル・カーク
 (文・絵)わたなべ てつた(訳) 地方小出版流通センタツꀀ
 1600 円 12/10発行
 →図書館のクラブで、絵本を作るペアを見つけられなかったト
  ムは、としょかんねずむのサムと一緒に絵本を作ることを思
  いつく。『としょかんねずみ』続編。発行:瑞雲舎
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=小学校低学年以上=
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『モリス・レスモアとふしぎな空とぶ本』 ウィリアム・ジョイ
 ス(文・絵)おびか ゆうこ(訳) 徳間書店ツꀀ 1500 円 
 12/10発行
 →モリスは、嬉しかったこと、悲しかったこと、見たこと、聞
  いたこと、願っていることをひとつ残らず本に書いた。ある
  日、モリスは空飛ぶ本を目撃する…。
  12年アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作。
ツꀀ
『あんたがサンタ?』 佐々木 マキ(文・絵) 絵本館ツꀀ
 1200 円 12/10発行
 →「のりものよいをする」「トナカイたちのなかがわるい」「
  そりからおちる」「さぼって花火をする」…。ユーモアたっ
  ぷり佐々木マキの困ったサンタ実例集。
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『木のまつり』 新美 南吉(文)鈴木 靖将(絵) 新樹社ツꀀ
 1200 円 12/10発行
 →木に白い美しい花がいっぱい咲きました。けれど誰一人「美
  しいな」とほめてくれる者がいません。やがて木の花の匂い
  が、小川を渡って流れていきました…。
  新美南吉の童話を絵本にしたもの。
ツꀀ
『こないかな、ロバのとしょかん』 モニカ・ブラウン(文)
 ジョン・パッラ(絵)斉藤 規(訳) 新日本出版社ツꀀ 1500 円 
 12/10発行
 →アナは、本が読みたいといつも願っていました。そんなある
  日、2頭のロバに本を積んだ「ロバの図書館」がやってきたの
  です…。コロンビアの実話を元に作られた絵本。
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♪♪ フィクション ♪♪
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=小学校低学年以上=
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『モンスター一家のモン太くん』 土屋 富士夫(文・絵)
 徳間書店ツꀀ 1200 円 12/10発行(モンスタータウンへようこそ)
 →モン太くんのお母さんは魔女で、お父さんはフランケンシュ
  タイン。親友は墓場のカイコツくん。毎日楽しいけれど、ち
  ょっぴり物足りない。そんなある日…。
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=小学校中学年以上=
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『ニルスが出会った物語4 ストックホルム』 セルマ・ラーゲル
 レーヴ原作(文)平澤 朋子(絵)菱木 晃子(訳)
 福音館書店ツꀀ 1400 円 12/10発行(世界傑作童話シリーズ)
 →旅を続けていたニルスは、ストックホルムの沖でガンを打ち
  落とそうとした意地悪な漁師に捕まってしまいます。ところ
  が親切な老人が漁師からニルスを買い取ってくれ…。
  構成:菱木晃子
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『スパイ・ドッグ 天才スパイ犬、ララ誕生!』 アンドリュー
 ・コープ(文)百田 文(絵)前沢 明枝(訳) 講談社ツꀀ
 640 円 12/10発行(講談社青い鳥文庫)
 →ララはイギリス秘密情報部の最優秀のスパイ犬。ある日、麻
  薬密売の事件を追っている最中に仲間とはぐれてしまう。ク
  ックファミリーに飼われ普通の犬としてふるまうが…。
  共訳:柴田理奈子
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=小学校高学年以上=
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『みつよのいた教室』 たから しげる(文)東 逸子(絵)
 小峰書店ツꀀ 1500 円 12/10発行
 →桃岡小学校は、来年廃校が決まっている。そんなある日、6年
  1組の教室の黒板に「たすけて、みつよ」という字が発見され
  る…。学校ミステリー仕立てだが、温かな読後感の読物。
ツꀀ
『緑の精にまた会う日』 リンダ・ニューベリー(文)平澤 
 朋子(絵)野の 水生(訳) 徳間書店ツꀀ 1500 円 12/10発行
 →田舎のおじいちゃんが死んで、家が売られることに。都会暮
  らしのルーシーはおじいちゃんがしてくれる「緑の精ロブ」
  の話が大好きだった。庭がなくなったらロブはどうなるか心
  配なルーシーは、手紙を残すが…。
ツꀀ
『だいじょうぶ3組』 乙武 洋匡(文)宮尾 和孝(絵)
 講談社ツꀀ 740 円 12/10発行(講談社青い鳥文庫)
 →10年刊の青い鳥文庫化。ルビを増やし、挿絵を新たにつけた。
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=中学以上=
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『話してあげて、戦や王さま、象の話を』 マティアス・エナー
 ル(文)関口 涼子(訳) 河出書房新社ツꀀ 1800 円 12/10発行
 →ミケランジェロがオスマントルコのスルタンから金角湾にか
  かる橋の設計の依頼を受けた…。史実を元に、ミケランジェ
  ロの目を通したトルコの姿を描く。
  10年度「高校生が選ぶゴンクール賞」受賞作。
ツꀀ
『ミナの物語』 デイヴィッド・アーモンド(文)山田 順子
 (訳) 東京創元社ツꀀ 1600 円 12/10発行
 →少女ミナが好きなのは夜、不思議なこと、本、鳥、書くこと、
  歩くこと、考えること。そして学校は大嫌い! 少女の自由な
  想像力はどこまでも広がる。『肩胛骨は翼のなごり』の前日
  譚となる作品。
ツꀀ
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット4-1』 J・K・ローリ
 ング(文)松岡 佑子(訳) 静山社ツꀀ 680 円 12/10発行
 (静山社文庫)
ツꀀ →02年刊を分冊にし、文庫化。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット4-2』 J・K・ローリ
 ング(文)松岡 佑子(訳) 静山社ツꀀ 720 円 12/10発行
 (静山社文庫)
 →02年刊を分冊にし、文庫化。
ツꀀ
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット 4-3』 J・K・ロー
 リング(文)松岡 佑子(訳) 静山社ツꀀ 720 円 12/10発行
 (静山社文庫)
 →02年刊を分冊にし、文庫化。
ツꀀ
『スリースターズ』 梨屋 アリエ(文) 講談社ツꀀ 819 円 
 12/10発行(講談社文庫)
 →07年刊の文庫化。解説:雨宮処凛
ツꀀ
『そこに僕らは居合わせた』 グードルン・パウゼヴァング(文)
 高田 ゆみ子(訳) みすず書房ツꀀ 2500 円 12/07発行
 →第二次世界大戦の時代、ドイツの少年少女を熱狂させたヒッ
  トラーへの理想と憧れ。戦後180度価値の転換を迫られた世代
  の人々が若い世代のために自らの体験を語る。20の物語。
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♪♪ ノンフィクション ♪♪
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=小学校中学年以上=
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『おりがみ12か月2 なつ』 寺西 恵里子(文) 汐文社ツꀀ
 2300 円 12/10発行
 →四季にあわせた折り紙の折り方をカラー写真で紹介するシリ
  ーズ。本書は夏の花、夏の虫、七夕、暑中見舞いなど、夏の
  折り紙を紹介。
ツꀀ
=小学校高学年以上=
ツꀀ
『自転車の安全を考えよう 乗り方・整備・修理』 こどもくら
 ぶ(文) ベースボールマガジン社ツꀀ 2200 円 12/10発行
 (Q&A式自転車完全マスター4)
 →自転車の乗り方、整備、修理をQ&A方式で写真を使い、楽
  しく分かりやすく解説する。
ツꀀ
『金岡新聞』 金岡 陸(文) 飛鳥新社ツꀀ 1400 円 12/08発行
 →和歌山に住む9歳の金岡陸くんが作り始めた「金岡新聞」。ご
  近所にコツコツと配り続けて、2年半たった今は、発行部数
  150部。「金岡新聞」の歩みと金岡少年を紹介した本。
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『ラブレターを書こう』 灰島 かり(文)藤原 ヒロコ(絵)
 玉川大学出版部ツꀀ 1400 円 12/10発行
 (小学生のための文章レッスン)
 →カリントさんが、手紙の書き方を教えてくれます。「大好き
  」って気持ちを伝えるには、どうしたらいいのかな? 具体
  的な例を挙げながら、順を追って説明しています。
ツꀀ
『だじゃれどうぶつ図鑑』 薮内 正幸原案(文)薮内 正幸
 (絵) 偕成社ツꀀ 1300 円 12/10発行
 →アデリーペンギンは、「ア、デル!ペンギン」に、シマリス
  は「よこしまリス」に…。43種類の哺乳類の紹介と43の「だ
  じゃれ動物」の紹介で綴る愉快な「動物図鑑」。
  文:スギヤマカナヨ
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=中学以上=
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『鉄道車両ビジュアル大全1 東京駅 昭和39年東海道新幹線の開
 業にせまる』 講談社編(文)高信 直通(絵) 講談社ツꀀ
 850 円 12/10発行
 →昭和39年10月、ダイヤ改正で新旧交代した10本の列車と60形
  式の車両を細密イラストで再現。写真:星晃
ツꀀ
『はじまりの数学』 野崎 昭弘(文) 筑摩書房ツꀀ 780 円 
 12/10発行(ちくまプリマー新書)
 →数学の歴史を説くところから論を起こし、数学の本質を明ら
  かにし、面白さを提示。「わかる嬉しさ」「考える楽しさ」
  を具体的に解説している。
ツꀀ
『女子のキャリア』 海老原 嗣生(文) 筑摩書房ツꀀ 840 円 
 12/10発行(ちくまプリマー新書)
 →女性の職場での地位や働き方の変化を追いながら、共働きが
  主流となった現代、どんな観点で会社を選ぶか?長くはたら
  き続けるにはどう立ち回るかなど、アドバイスする。
ツꀀ
『新訂 カモハンドブック』 叶内 拓哉(文) 文一総合出版ツꀀ
 1400 円 12/10発行
 →55種のカモを、全長、見られる時期、環境、簡単な特徴、生
  態、主な食物の順に美しい写真と共に紹介。
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♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
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=小学校高学年以上=
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『わたしはガリレオ』 ボニー・クリステンセン(文・絵)澁谷 
 弘子(訳) さ・え・ら書房ツꀀ 1400 円 12/10発行
 →わたしはガリレオ。若い頃は、いつも空を見あげて空や太陽
  の動きを追っていた…。ガリレオが自ら語るという形で綴ら
  れる伝記絵本。
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=中学以上=
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『立石憲利の語り』 日本民話の会編(文) 悠書館ツꀀ 1800 円 
 12/10発行(新しい日本の語り2)
 →岡山の語り部・立石憲利さんが幼少時代に聞いて育った民話
  を49編集録。日本民話の会例会のDVDつき。
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■ 今週の一冊 ■

 今週の1冊のご紹介ですが、今週は久々に絵本(!!)で、しかも
 4冊のご紹介です。

 『こねこのハリー』『まっててねハリー』『ハリーびょういんにい
 く』『ハリーのクリスマス』、すべて同じシリーズなのですが、
 福音館書店から4冊まとめて出ました。
 作者は、2009年に出版された『エリーちゃんのクリスマス』のメア
 リー・チャルマーズです。

 屋根に登って、降りられなくなったこねこのハリーが駆けつけた消
 防士のおじさんによって助け出されるおはなしや、お母さんと生ま
 れて初めて離れ(といっても1時間だけ)近所のおばあさんの家で
 お留守番するおはなしなど、ここに登場するハリーはまるで幼児そ
 のものです。

 大人は、この絵本を読むと「我が子」を見るような気持ちになり、
 子どもたちは「自分そのもの」に出会うことでしょう。
 いつも温かな大人たちに見守られているハリー…。読み終えた後に
 とてもとても幸せで温かな読後感に包まれます。

 クリスマスのプレゼントに大切な家族や友だちに贈りたくなる、
 そんな絵本です。(く)