6月の第3日曜日は“父の日”です。絵本の中ではどちらかというとお母さんの存在に押され気味で影が薄くなりがちなお父さんなのですが、集めてみたらタイトルに「おとうさん」と付くものも結構ありました。「おとうさん」とついていなくても、お父さんの存在なしには語れない絵本もあります。子どもと一緒に絵本を楽しむ時間をお母さんだけにとられていてはもったいない! ぜひこれらの本を、お父さんが子どもたちに読み聞かせてくださったらいいなぁと思います。

ナルニア国イチオシのお父さんが活躍する本
『もりのなか』M.H.エッツ文・絵/まさきるりこ 訳/福音館書店 1000円+税
→お父さんは最後にしか出てきません。でもこの本はお父さんなくしては成り立たないのです。子どもにこんな風に接することのできるお父さんは、まさに「お父さんの鏡」ではないでしょうか!

他に、三浦太郎さんもお父さんの絵本をたくさん描いています。
『おうまさんしてー!』(こぐま社/1000円+税)、『ゴリラのおとうちゃん』(こぐま社/1200円+税)、『おとうさんのかさ』(のら書店/1200円+税)