2012年4月23日~4月28日入荷分
■ 今週のおすすめ ■
♪ 絵本 ♪ 9点
『おかあちゃんがつくったる』講談社
『いっしょだよ』アリス館
『おやゆびさん』鈴木出版
『旅する蝶』文化出版局
『とびだせにひきのこぐま』絵本塾出版
『かみさまはいる いない?』クレヨンハウス
『おうしげきだん』岩崎書店
『こうじげんばのいちねん』学習研究社
『絵描き』平凡社
♪ フィクション ♪ 10点
『おひさまやのおへんじシール』講談社
『あしたもきっとチョウ日和』文渓堂
『テディ・ロビンソンのたんじょう日』岩波書店
『糸子の体重計』童心社
『コールド・ショルダー通りのなぞ』冨山房
『兵士のハーモニカ ロダーリ童話集』岩波書店
『たまご先生』かもがわ出版
『パットの夢』角川書店
『雪と珊瑚と』角川書店
『きみが見つける物語 十代のための新名作 運命の出会い編』
角川書店
♪ ノンフィクション ♪ 35点
『はばたけ!ツバメ』そうえん社
『いろいろな形・きれいな形』さ・え・ら書房
『全部でいくつ・たしたりひいたり』さ・え・ら書房
『ふしぎな形・表とうら』さ・え・ら書房
『考える読書 第57回青少年読書感想文全国コンクール入選作品
小学校低学年の部』 毎日新聞社
『考える読書 第57回青少年感想文全国コンクール入選作品 小学
校中学年の部』 毎日新聞社
『ちびまる子ちゃんの文法教室』集英社
『DADA なるほどダ・ヴィンチ』朝日学生新聞社
『命がこぼれおちる前に』佼成出版
『ゆれるシッポの子犬・きらら』岩崎書店
『春をさがそう』新日本出版社
『まるごと近所の生きもの』学習研究社
『太陽と風のエネルギー』文渓堂
『森と海のエネルギー』文渓堂
『みんなの未来とエネルギー』文渓堂
『続アートびっくり箱』学習研究社
『ゲルニカ ピカソ、故国への愛』冨山房インターナショナル
『考える読書 第57回青少年読書感想文全国コンクール入選作品
小学校高学年の部』 毎日新聞社
『都市の樹木433』文一総合出版
『わたしたちの「無言館」』アリス館
『すごいぞ! 「しんかい6500」 地球の中の宇宙、深海を探
る』 くもん出版
『おっちゃん、なんで外で寝なあかんの? こども夜回りと「ホー
ムレス」の人たち』 あかね書房
『東京スカイツリーの秘密』講談社
『ほんとうの「ドラッグ」』講談社
『いまを生きるための教室 死を想え』角川書店
『日本の「かわいい」図鑑 ファンシー・グッズの100年』
河出書房新社
『目で見て分かる! 放射能と原発』双葉社
『考える読書 第57回青少年読書感想文全国コンクール入選作品
中学・高校・勤労青少年の部』 毎日新聞社
『「悪いこと」したら、どうなるの?』イースト・プレス
『前略、離婚を決めました』イースト・プレス
『石川啄木 漂白の詩人』平凡社
『サイエンス・クエスト 科学の冒険』日本放送出版協会
『日本の歳時記』平凡社
『名画に出てくる幻想世界の住人たち』新人物往来社
『外来鳥ハンドブック』文一総合出版
♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 2点
『岩をたたくウサギ サバンナのむかしがたり』 新日本出版社
『なみだでくずれた万里の長城』岩波書店
■ 今週のおすすめ ■
♪♪ 絵本 ♪♪
=幼児以上=
『おかあちゃんがつくったる』 長谷川 義史(文・絵) 講談社
1500 円 12/04発行(講談社の創作絵本)
→お父ちゃんが亡くなって、ぼくとお母ちゃんと姉ちゃんの三人
になったけど、ぼくたちは元気でやってます。お母ちゃんはミ
シンの仕事をしていて、何でも作ってくれるけど…。
『いっしょだよ』 小寺 卓矢(文)小寺 卓矢(写真)
アリス館 1400 円 12/05発行
→広い広い森の中、生まれたばかりの木の芽はひとりぼっち?
違う一緒だよ。お花は一緒、ふたりで一緒。美しい写真で森の
命を伝える写真絵本。
『おやゆびさん』 風木 一人(文)ひろかわ さえこ(絵)
鈴木出版 1100 円 12/04発行(たんぽぽえほんシリーズ)
→ひとり離れた親指さん。なんだかちょっとさみしそう。仲間は
ずれなのかな? いいえ違う、親指さんはみんなと会える…。
読みながら指を動かして遊びたくなる絵本。
『旅する蝶』 新宮 晋(文・絵) 文化出版局 1500 円
12/05発行
→カナダとメキシコを渡るオオカバマダラの生涯を美しいさし絵
で紹介する絵本。英文対訳。
『とびだせにひきのこぐま』 手島 圭三郎(文・絵) 絵本塾
出版 1700 円 12/04発行(いきるよろこびシリーズ)
→くまの子どもは冬ごもりの穴の中で生まれます。長い北海道の
冬を穴の中で過ごします。温かな春の日、くまの親子は冬ごも
りの穴から出ます…。
『かみさまはいる いない?』 谷川 俊太郎(文)清川 あさみ
(絵) クレヨンハウス 1200 円 12/05発行
→かみさまがいる(らしい)どこにいるのかみえない。でもどこ
かでかみさまはみている(らしい)…。谷川俊太郎と清川あさ
みの刺繍のさし絵による、幼児にも読み聞かせができる「哲学
絵本」。
『おうしげきだん』 スズキ コージ(文)伊藤 秀男(絵)
岩崎書店 1300 円 12/05発行(えほんのぼうけん)
→町におうし劇団がやってきた。座長は雄牛のクレマタ。劇団員
は雄牛牝牛の牛ばかり…。
=小学校低学年以上=
『こうじげんばのいちねん』 オリビア・ブルックス(文)インク
リンク(絵)灰島 かり(訳) 学習研究社 1000 円 12/05発行
(いちにちといちねん絵本シリーズ)
→学校ができるまでの1年間の工事現場の様子を描く。画面下の
工事現場の人を探す、「さがしえ」も楽しめる絵本。
=小学校中学年以上=
『絵描き』 いせ ひでこ(文・絵) 平凡社 1600 円
12/04発行
→04年理論社刊の復刊。
♪♪ フィクション ♪♪
=小学校低学年以上=
『おひさまやのおへんじシール』 茂市 久美子(文)よしざわ
けいこ(絵) 講談社 1100 円 12/04発行(どうわがいっぱい)
→うさぎが店番をしている「おひさまや」。おばあさんは、店で
たんぽぽのシールを買いました。付けると返事をしてくれるシ
ール。おばあさんの毎日はうれしいものに変わります…。
=小学校中学年以上=
『あしたもきっとチョウ日和』 高田 桂子(文)亀岡 亜希子
(絵) 文渓堂 1300 円 12/04発行
→小4の奈美は、共働きの両親の代わりに、妹ミチルの世話をし
ているがたまには、自分の時間も欲しい。そんなある日親友の
冴子が古典の登場人物「虫愛ずる姫君」を紹介する…。
『テディ・ロビンソンのたんじょう日』 ジョーン・G・ロビンソ
ン(文・絵)小宮 由(訳) 岩波書店 1500 円 12/04発行
→テディ・ロビンソンはデボラという女の子のくまのぬいぐるみ
。自惚れ屋で、ヘンな歌を作って歌うのが得意です。表題作の
他、ベビーシッターになるお話やバレエ教室に行くお話6作を
収録。幸せな読後感に包まれます。
=小学校高学年以上=
『糸子の体重計』 いとう みく(文)佐藤 真紀子(絵)
童心社 1400 円 12/04発行
→小学5年生の糸子は、食べるの大好き、元気いっぱいの女の子
。ひょんなことから標準体重までダイエットをすることになり
…。糸子とクラスメートの女の子の心模様を綴った作品。
著者デビュー作。
『コールド・ショルダー通りのなぞ』 ジョーン・エイキン(文)
山本 美希(絵)こだま ともこ(訳) 冨山房 1819 円
12/05発行
→炭鉱から子どもたちを救い出したイスは、いとこのアランと故
郷を目指す。ところが故郷に母親はおらず、代わりに謎の密輸
団「陽気な紳士」が待ち受けていた…。
『兵士のハーモニカ ロダーリ童話集』 ジャンニ・ロダーリ
(文)関口 英子(訳) 岩波書店 720 円 12/04発行
(岩浪少年文庫)
→戦場から帰る途中の兵士が手にしたハーモニカは、心を穏やか
にする不思議な力があった…表題作のほか、全18話の短編を収
める。ロダーリ流【現代版おとぎ話】。
『たまご先生』 佐々木 智子(文)ふりや かよこ(絵)
かもがわ出版 1600 円 12/05発行
→引っ込み思案で、泣き虫で、何の取り得もないと自分で思って
いる小森菜穂。保育士を目指す菜穂は、初めての実習先で子ど
もたちを前におろおろと泣き出し、子どもたちから「たまご先
生」と名前をつけられてしまう…。
=中学以上=
『パットの夢』 モンゴメリ(文)谷口 由美子(訳) 角川書店
952 円 12/04発行(角川文庫)
→銀の森屋敷に愛する家族と暮すパットは20歳。屋敷を切り盛り
し、幸せな生活のはずだったが、なかなか結婚しないパットに
対し、周囲からは陰口を叩かれ…。
『雪と珊瑚と』 梨木 香歩(文) 角川書店 1500 円
12/04発行
→21歳の珊瑚は、乳飲み子を抱え追い詰められた中、「赤ちゃん
預かります」の看板を見つける。そこで出会った女性くらら。
その出会いの交流の中で、生き方を見つけて行く珊瑚…。
『きみが見つける物語 十代のための新名作 運命の出会い編』
角川書店 476 円 12/04発行(角川文庫)
→「世界の果ての先」角田光代、「薄桃色の一瞬に」あさのあつ
こ、「電話かかってこないかな」笹生陽子ほか、全6作収録。
♪♪ ノンフィクション ♪♪
=幼児以上=
『はばたけ!ツバメ』 考森 まさひで(文)考森 まさひで
(写真)そうえん社 1100 円 12/04発行(しぜんといっしょ)
→2羽のツバメがやってきて巣を作る。5つの卵を産んで、15日後
ツバメの赤ちゃんが生まれた。ツバメの巣作りから子育て、巣
立ちまでを写真で追った絵本。
=小学校中学年以上=
『いろいろな形・きれいな形』 瀬山 士郎(文)中村 広子
(絵) さ・え・ら書房 1300 円 12/04発行
(算数絵本 考え方の練習帳)
→算数の考え方を絵本で分かりやすく伝えるシリーズ。本書では
正多角形、正多面体の種類と特徴を分かりやすく解説する。
『全部でいくつ・たしたりひいたり』 瀬山 士郎(文)中村
広子(絵) さ・え・ら書房 1300 円 12/04発行
(算数絵本 考え方の練習帳)
→算数の考え方を絵本で分かりやすく伝えるシリーズ。性質の違
う2つのグループを合わせて全体の数を求める時、ダブらない
で数える考え方の基本をやさしく紹介。
『ふしぎな形・表とうら』 瀬山 士郎(文)田島 菫美(絵)
さ・え・ら書房 1300 円 12/04発行
(算数絵本 考え方の練習帳)
→算数の考え方を絵本で分かりやすく伝えるシリーズ。本書では
メビウスの帯などの、トポロジー数学をわかりやすく解説する。
『考える読書 第57回青少年読書感想文全国コンクール入選作品
小学校低学年の部』 全国学校図書館協議会編(文)
毎日新聞社 2000 円 12/04発行
『考える読書 第57回青少年感想文全国コンクール入選作品 小学
校中学年の部』 全国学校図書館協議会編(文) 毎日新聞社
2000 円 12/04発行
『ちびまる子ちゃんの文法教室』 貝田 桃子(文) 集英社
850 円 12/04発行(満点ゲットシリーズ)
→普段の日常で意識なく使っている「言葉のきまり」(文法)が
どんなふうになっているかをちびまる子ちゃんのマンガを楽し
みながら、楽しく学ぶ。
『DADA なるほどダ・ヴィンチ』 DADA日本版編集部
(文)今井 敬子(訳) 朝日学生新聞社 1500 円 12/04発行
(フランス発こどもアートシリーズ5)
→フランスで創刊された子ども向け美術月刊誌「DADA」を日
本の子どもたちのために編集したシリーズ。本書ではレオナル
ド・ダ・ヴィンチを取り上げる。
『命がこぼれおちる前に』 今西 乃子(文)浜田 一男(写真)
佼成出版 1500 円 12/04発行(感動ノンフィクション)
→人間の身勝手さによって、捨てられ、死んで行く犬や猫たち。
千葉市動物保護センターで「捨てられる命ゼロ」に取り組む、
スタッフやボランティアの人々の懸命な姿を追う。
『ゆれるシッポの子犬・きらら』 今西 乃子(文)浜田 一男
(写真)岩崎書店 1200 円 12/05発行
→ある日突然飼い主に捨てられた母犬と子犬のきららとマル。ノ
ラ犬となった3匹は、捕獲され、バラバラに。優しい飼い主に
もらわれたきららは、やがてマルと再会し…。
『春をさがそう』 海野 和男(文)海野 和男(写真)
新日本出版社 2200 円 12/04発行
(海野和男のみぢかなしぜんのふしぎ)
→サクラやタンポポ、チューリップ、レンゲなどの春の植物や昆
虫、水辺の生き物たちを美しい写真で紹介。デジカメでの自然
観察の仕方も巻末に掲載。
=小学校高学年以上=
『まるごと近所の生きもの』 木村 義志監修(文) 学習研究社
2000 円 12/05発行(学研もちあるき図鑑)
→身近で見られる植物、昆虫、動物などの生きものや園芸類やペ
ットなども含めて約1000種を掲載した、持ち歩き図鑑。
監修:萩原信介
『太陽と風のエネルギー』 櫻井 啓一郎(文) 文渓堂 2900 円
12/03発行(今こそ考えよう! エネルギーの危機3)
→これからのエネルギーについて考えるシリーズ。本書では再生
可能エネルギーのうち、太陽エネルギーと風力エネルギーを取
り上げる。共著:牛山泉、総監修:藤野純一
『森と海のエネルギー』 木下 健(文) 文渓堂 2900 円
12/03発行(今こそ考えよう! エネルギーの危機4)
→これからのエネルギーについて考えるシリーズ。本書ではバイ
オマスエネルギーや地熱発電、海洋温度差発電など森や海が生
み出すエネルギーを紹介する。
共著:坂西欣也、総監修:藤野純一
『みんなの未来とエネルギー』 藤野 純一(文) 文渓堂
2900 円 12/03発行(今こそ考えよう! エネルギーの危機5)
→これからのエネルギーについて考えるシリーズ最終巻。本書で
は日常の生活や産業の形、運輸金融含めて社会全体でエネルギ
ー問題に取り組むことの重要性を説く。
『続アートびっくり箱』 金子 光史(文) 学習研究社 2200 円
12/05発行
→障害のある子どもたちの個性を引き出すための造形活動を、具
体的な作例で紹介する。
『ゲルニカ ピカソ、故国への愛』 アラン・セール(文)松島
京子(訳) 冨山房インターナショナル 2800 円 12/04発行
→ピカソの生い立ちをたどりながら、なぜゲルニカを描いたのか
を探り、その制作過程を紹介する。見開き4ページのゲルニカ
と詳細な解説も掲載。
『考える読書 第57回青少年読書感想文全国コンクール入選作品
小学校高学年の部』 全国学校図書館協議会編(文)
毎日新聞社 2000 円 12/04発行
『都市の樹木433』 岩崎 哲也(文) 文一総合出版
1000 円 12/04発行(ポケット図鑑)
→身近にある樹木433種掲載。葉、樹皮、樹姿、果実、花などの
形状、匂いや触感で識別できるコツやルーペを使って観察する
ポイントなども紹介。
『わたしたちの「無言館」』 窪島 誠一郎(文) アリス館
1000 円 12/04発行
→無言館に収められている戦没画学生たちの絵を紹介する。無言
館15周年記念出版。
『すごいぞ! 「しんかい6500」 地球の中の宇宙、深海を探
る』 山本 省三(文)友永 たろ(絵) くもん出版 1400 円
12/04発行
→6000メートルを越える深海を探査する、日本が誇る世界一の潜
水艦「しんか6500」。しんかい6500誕生の様子と操縦士たちの
話、そしてしんかい6500が調査してきた深海の謎を紹介する。
『おっちゃん、なんで外で寝なあかんの? こども夜回りと「ホー
ムレス」の人たち』 生田 武志(文)下平 けーすけ(絵)
あかね書房 1200 円 12/04発行
→大阪市西成区釜ヶ崎地区の児童館「子どもの里」の子どもたち
が行っている野宿者たちへの「子ども夜回り」。活動の紹介や
野宿者たちへのインタビューなどを通して、襲撃事件や偏見、
差別をなくすには? を考える。
『東京スカイツリーの秘密』 瀧井 宏臣(文) 講談社 1200 円
12/04発行(世の中への扉)
→東京スカイツリーができるまでの様々な工夫と苦労をインタビ
ューと取材をもとに紹介。日本のものづくりの底力に触れるこ
とができる。
=中学以上=
『ほんとうの「ドラッグ」』 近藤 恒夫(文) 講談社
1200 円 12/04発行(世の中への扉)
→薬物依存者回復施設「ダルク」を開設した著者が自らの覚せい
剤中毒の体験とそこからいかにして立ち直って行ったかを語り
、薬物依存の恐ろしさを若者たちに切々と訴える。
『いまを生きるための教室 死を想え』 角川書店 552 円
12/04発行(角川文庫)
→99年四谷ラウンド刊の文庫化。
『日本の「かわいい」図鑑 ファンシー・グッズの100年』 中村
圭子編(文) 河出書房新社 1600 円 12/04発行(らんぷの本)
→竹久夢二、松本かつぢ、中原淳一、内藤ルネ、水森亜土、田村
セツコ、わたなべまさこ、高橋真琴などを経て、サンリオグッ
ズ、少女雑誌の付録など日本のファンシーグッズの100年を写
真で追う。
『目で見て分かる! 放射能と原発』 澤田 哲生監修(文)
双葉社 1200 円 12/04発行
→CGとイラストを使い、原子力とは何か?放射能や放射線とは
何か? 福島原発で何が起こったか? などをわかりやすく解
説し、日本の原発の今後をさぐる。
『考える読書 第57回青少年読書感想文全国コンクール入選作品
中学・高校・勤労青少年の部』 全国学校図書館協議会編(文)
毎日新聞社 3000 円 12/04発行
『「悪いこと」したら、どうなるの?』 藤井 誠二(文) イー
スト・プレス 1200 円 12/04発行(よりみちパン!セ)
→08年理論社刊の復刊。
『前略、離婚を決めました』 綾屋 紗月(文) イースト・プレ
ス 1400 円 12/04発行(よりみちパン!セ)
→09年理論社刊の復刊。
『石川啄木 漂白の詩人』 平凡社 2300 円 12/05発行
(別冊太陽)
→石川啄木没後100年を記念してまとめられた。
『サイエンス・クエスト 科学の冒険』 アイリック・ニュート
(文)枇谷 玲子(訳) 日本放送出版協会 2400 円
12/04発行
→北欧を中心に人気のサイエンス・ジャーナリストによる10代へ
向けて書かれた宇宙の生命、死の意味、数の世界、の3冊をま
とめたもの。図版の多い「読む」科学入門書。
『日本の歳時記』 コロナ・ブックス編集部編(文) 平凡社
1800 円 12/04発行(コロナ・ブックス)
→初春、立春、節分、花見…新年から春夏秋冬の日本人の暮らし
を季語を通して紹介する。503語収録。
『名画に出てくる幻想世界の住人たち』 新人物往来社編(文)
新人物往来社 2300 円 12/04発行(ビジュアル選書)
→ギリシア神話に出てくるメドゥサ、ニンフ、キューピッド、ケ
ルベロスなどやドラゴン、ユニコーン、巨人、ヴァンパイアな
ど神話や伝説に出てくる幻獣たちを描いた名画220作品を収録。
『外来鳥ハンドブック』 川上 和人(文)叶内 拓哉(写真)
文一総合出版 1400 円 12/05発行
→日本に記録のある外来鳥のうち61種を掲載。生息場所、形態、
声、移入経緯、生態などをカラー写真と共に解説。
♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
=幼児以上=
『岩をたたくウサギ サバンナのむかしがたり』 シリグ村の女た
ち(絵)よねやま ひろこ(訳) 新日本出版社 1500 円
12/04発行
→悪賢いウサギが、動物たちに「ゴォーゴ」と言ったものは皆ペ
ラペラの皮になってしまうと誓いを立てさせます。ウサギの話
術に騙されて、次々皮になってしまう動物たち。ところが最後
に…。アフリカ北サバンナに伝わる昔話を再話。
=小学校低学年以上=
『なみだでくずれた万里の長城』 唐 亜明(文)蔡皋(絵)
岩波書店 1800 円 12/04発行
→ひょうたんから生まれた娘は美しく成長し、万里の長城建設か
ら逃げてきた若者と結婚します。ところが、式の晩に役人が夫
を捕まえます。娘は夫を探しに旅に出かけ…。中国の民話。
■ 今週の一冊 ■
皆さま、お待たせしました!
『テディ・ロビンソンのたんじょう日』をご紹介します!!!
以前、福音館書店から『くまのテディ・ロビンソン』『テディ・
ロビンソンまほうをつかう』が出版されていましたが、本書はど
ちらにも収められていないお話です。邦訳、初お目見えです。
デボラちゃんという女の子のお友だちのくまのテディ・ロビンソ
ンは、うぬぼれ屋さんで、しょっちゅうヘンな自作の歌を歌って
います。子どもって、案外このテディ・ロビンソンみたいですよ
ね? 時々、ちょっと困った子なんですが、なんとも愛らしくて
憎めない子なんです。
福音館書店版を読んだ時には思いませんでしたが、本書を読んで
テディ・ロビンソンって「プー」みたいと思いました。
本書は、挿絵も最高によいです!
著者自身が描いているんですが、線がイキイキしていて、思わず
撫でてしまいたいくらい。特に裏表紙のワンピースを着て、寝転
がっているテディ・ロビンソンのまぁるいおなかはかわいくてた
まりませんよ~♪
あとね、題字や挿絵に添えられた描き文字は、最近挿絵画家とし
て大活躍中の平澤朋子さんが書いてます。
なんてことない文字ですが、絵にぴったり合っていて、この「な
んてことない」加減が絶妙~とホレボレです。
自分で読むなら小学3年生くらいからでしょうが、読んでもらえ
れば未就学児でも楽しめるんじゃないかな? と思います。
今後、夏、秋と続刊も刊行予定ですので、楽しみに待ちたいもの
です。 (す)