2011年10月9日~10月15日入荷分
■ 今週のおすすめ ■
♪ 絵本 ♪ 15点
『ひるねのね』ポプラ社
『空の絵本』講談社
『わがはいはのっぺらぼう』童心社
『ロバのポコとうさぎのポーリー』童心社
『あかいぼうしのゆうびんやさん』福音館書店
『妖怪遊園地』絵本館
『クリスマスのまえのよる』主婦の友社
『ゆきがふるよ、ムーミントロール』徳間書店
『教会ねずみとのんきなねこのメリークリスマス!』徳間書店
『ふくろうのダルトリー』ブロンズ新社
『ちくわのわーさん』ブロンズ新社
『かっぱ』ポプラ社
『氷河鼠の毛皮』三起商行
『蛙のゴム靴』三起商行
『遠い町から来た話』河出書房新社
♪ フィクション ♪ 11点
『ばあちゃんとの出会い』徳間書店
『最高の運動会』徳間書店
『緑のトンネルをぬけて』岩崎書店
『オオバンクラブ物語(上)』岩波書店
『オオバンクラブ物語(下)』岩波書店
『宇宙の誕生 ビッグバンへの旅』岩崎書店
『かまいたちの秋』偕成社
『ピース・ヴィレッジ』偕成社
『異国のおじさんを伴う』文藝春秋
『いまはむかし 竹取異聞』ポプラ社
『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』岩波書店
♪ ノンフィクション ♪ 17点
『かこさとしからだの本 全10巻 ペーパーバック版』童心社
『かけざん』大月書店
『木の実・草の実』偕成社
『さんすうサウルス』福音館書店
『ハッピーになれる算数』イースト・プレス
『世界を信じるためのメソッド』イースト・プレス
『男子のための人生のルール』イースト・プレス
『14歳からの仕事道 増補改訂』イースト・プレス
『増補 ザ・ママの研究』イースト・プレス
『こんな私が大嫌い!』イースト・プレス
『さびしさの授業』イースト・プレス
『おばあちゃんがぼけた。』イースト・プレス
『ひとりひとりの味』イースト・プレス
『いま生きているという冒険』イースト・プレス
『雲と暮らす。』誠文堂新光社
『藤井旭の星座と星座神話 冬』誠文堂新光社
『図説 日本の近代100年史』河出書房新社
♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 2点
『スウェーデン民話名作集2』春風社
『イギリス民話集』岩波書店
■ 今週のおすすめ ■
♪♪ 絵本 ♪♪
=幼児以上=
『ひるねのね』 あべ 弘士(文・絵) ポプラ社1300 円
11/10発行(こどもえほんランド)
→ゾウの家族が朝ごはんに出かけます。ゾロゾロ、トコトコ、ヨ
チヨチ、ノシノシ。木の葉っぱを見つけてみんなはムシャムシ
ャ。赤ちゃんはおっぱい…。
『空の絵本』 長田 弘(文)荒井 良二(絵) 講談社1400 円
11/10発行(講談社の創作絵本)
→「だんだだん だんだん雨はつよくなり…」雨の音、雲の流れ
、光に溢れる空…豊かな自然の一日を詩人・長田弘と荒井良二
のコンビが描く。
『わがはいはのっぺらぼう』 富安 陽子(文)飯野 和好(絵)
童心社1300 円 11/10発行(絵本・こどものひろば)
→わがはいは、のっぺらぼうであ~る。のっぺらぼうの暮らしは
楽しいのであ~る…。富安陽子と飯野和好のコンビで描く不思
議で愉快な絵本。
『ロバのポコとうさぎのポーリー』 とりごえ まり(文・絵)
童心社1300 円 11/10発行(絵本・こどものひろば)
→ロバのポコとうさぎのポーリーは四葉のクローバーを探しに出
かけます。四葉は見つからなかったけれど、ふたりの心は幸せ
いっぱい。
『あかいぼうしのゆうびんやさん』 ルース・エインズワース(文
)こうもと さちこ(絵)こうもと さちこ(訳) 福音館書店
1300 円 11/10発行(日本傑作絵本シリーズ)
→庭に住む動物たちは手紙のやり取りをしたいと思っていました
。誰を郵便屋さんにするか決めることになり…。エインズワー
スの童話絵本。
『妖怪遊園地』 広瀬 克也(文・絵) 絵本館1200 円
11/10発行
→妖怪遊園地、本日オープン。今日は特別乗り放題。大蛇っとコ
ースターに、ドラドラゴンバイキング…。『妖怪横丁』続編。
『クリスマスのまえのよる』 クレメント・C・ムーア(文)ロジ
ャー・デュボアザン(絵)こみや ゆう(訳) 主婦の友社
1200 円 11/11発行
→クリスマスの前の夜、窓の外で見たものは8頭のトナカイの綱
をひくサンタクロースの姿…。クレメント・ムーアの物語に、
デュボアザンが絵をつけたクリスマス絵本。
『ゆきがふるよ、ムーミントロール』 トーベ・ヤンソン(文・絵
)当麻 ゆか(訳) 徳間書店1400 円 11/10発行
(ムーミンのおはなしえほん)
→もうすぐムーミン谷に冬がやってきます。スナフキンは、「春
の一番初めの日」に帰ってくると約束して旅立ちます。さびし
くてたまらないムーミン。でも…。共著:ラルス・ヤンソン
『教会ねずみとのんきなねこのメリークリスマス!』 グレアム・
オークリー(文・絵)三原 泉(訳) 徳間書店1500 円
11/10発行
→ねずみのアーサーは、クリスマスパーティーを計画します。費
用を捻出するためにねこのサムソンを景品にくじを発売します
が…。『教会ねずみとのんきなねこ』続編。
『ふくろうのダルトリー』 乾 栄里子(文)西村 敏雄(絵)
ブロンズ新社1400 円 11/10発行
→町の塔のてっぺんに一羽のフクロウが住んでいました。名前は
ダルトリー。夜になると町を回り、見守ります。でも、誰もダ
ルトリーに気がつきません…。
『ちくわのわーさん』 岡田 よしたか(文・絵) ブロンズ新社
980 円 11/10発行
→ぴゅうぴゅうと口笛吹きながら、ちくわのわーさんが歩いてい
きます。途中で道草しながらも、たどり着いた一軒の家。そし
て…。
=小学校低学年以上=
『かっぱ』 杉山 亮(文)軽部 武宏(絵) ポプラ社1200 円
11/10発行(杉山亮のおばけ話絵本)
→釣りに出かけた父親は、カッパに沼に引きずり込まれてしまう
。びしょびしょになり、家に帰るが様子がおかしい。キュウリ
をむさぼり食う父親に娘は…。「杉山亮おばけ話絵本」シリー
ズ3冊目。
=小学校中学年以上=
『氷河鼠の毛皮』 宮沢 賢治(文)堀川 理万子(絵) 三起商
行1500 円 11/10発行
→12月26日の夜8時ベーリング行きの列車に乗り、イーハトーブ
を発った男たち。彼らがどんな目にあったのか…。宮沢賢治の
童話絵本。
『蛙のゴム靴』 宮沢 賢治(文)松成 真理子(絵) 三起商行
1500 円 11/10発行
→カン蛙、ブン蛙、ベン蛙の三匹は人間界で流行るゴム長靴が欲
しくてたまらない。ある日、カン蛙は野ネズミからゴム長をも
らうが…。宮沢賢治の童話絵本。
=中学以上=
『遠い町から来た話』 ショーン・タン(文・絵)岸本 佐知子
(訳) 河出書房新社1800 円 11/10発行
→子ども時代、空き地に住んでいた水牛の話。戸棚の中に住んで
いた異次元からの交換留学生が残してくれたメッセージ…。不
思議な日常を描いた短編集。
♪♪ フィクション ♪♪
=小学校中学年以上=
『ばあちゃんとの出会い』 島田 洋七(文)はた こうしろう
(絵) 徳間書店800 円 11/10発行
(佐賀のがばいばあちゃん1)
→小学2年生の時に母親から離れ、佐賀の祖母の元で暮らすこと
になった島田洋七の自伝的物語。
『最高の運動会』 島田 洋七(文)はた こうしろう(絵) 徳
間書店800 円 11/10発行(佐賀のがばいばあちゃん2)
→がばいばあちゃんとの暮らしも数年が過ぎ、中学生になったお
れ。運動会の日に、来るはずのかあちゃんが来ない…。
『緑のトンネルをぬけて』 岸 史子(文)植垣 歩子(絵)
岩崎書店1200 円 11/10発行(おはなしガーデン)
→小1のてつが教えてくれた秘密の緑のトンネル。小6のまゆは、
てつを通じて知り合った、神社のおばあちゃんや不登校の同級
生たちと関わるうちに、少しずつ心の成長を遂げていく…。
=小学校高学年以上=
『オオバンクラブ物語(上)』 アーサー・ランサム(文・絵)
神宮 輝夫(訳) 岩波書店760 円 11/10発行
(岩波少年文庫)
→ディックとドロシアはノーフォークで、地元の船に詳しい少年
トムと知り合う。セーリングを教えてもらえると喜ぶディック
達だが、トムは、鳥の巣を守るため観光客と対立し…。
『オオバンクラブ物語(下)』 アーサー・ランサム(文・絵)神
宮 輝夫(訳) 岩波書店760 円 11/10発行(岩波少年文庫)
→南部の水郷へ、いざこざを逃れるためにトムらは航海へ。水辺
を舞台に追跡劇が展開する。巻末に舟崎克彦による「オオバン
クラブ鳥類目録」を付す。
『宇宙の誕生 ビッグバンへの旅』 ルーシー・ホーキング(文)
さくま ゆみこ(訳) 岩崎書店1900 円 11/10発行
(ホーキング博士のスペース・アドベンチャー3)
→共著:スティーヴン・ホーキング/シリーズ完結。エリックは
宇宙の「万物の理論」を調べる実験に関わることに。これを妨
害しようとする人物が現れて…。最新の科学理論コラムも充実
!
『かまいたちの秋』 斉藤 洋(文) 偕成社900 円 11/10発行
(ミス・カナのゴーストログ3)
→中3の夏菜(かな)は、幽霊の姿が見えてしまう。公園で次々
起こる通り魔事件。そこで夏菜が耳にした不思議な声は…。
『ピース・ヴィレッジ』 岩瀬 成子(文) 偕成社1300 円
11/10発行
→基地がある町に住む小6の楓と中1の紀理。基地と共存するバー
を営む楓の家と反戦チラシを兵士に配り続ける紀理の父。ぎこ
ちなくなる2人だったが、紀理の父の入院をきっかけに…。
=中学以上=
『異国のおじさんを伴う』 森 絵都(文) 文藝春秋1250 円
11/10発行
→表題作のほか、「藤巻さんの道」「クリスマスイブを三日後に
控えた日曜の…」など10の物語を集めた短編集。
『いまはむかし 竹取異聞』 安澄 加奈(文) ポプラ社
1500 円 11/10発行
→著者デビュー作/武官になるのを拒み家を出た弥吹と、彼を追
ってきた幼馴染の朝香は、2人旅を続けてきた「月守」の少年
たちに出会う。かぐや姫にまつわる運命に巻き込まれ…。
『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』 阿部 謹也
(訳) 岩波書店960 円 11/10発行(岩波文庫)
→1990年同社刊の再刊。
♪♪ ノンフィクション ♪♪
=幼児以上=
『かこさとしからだの本 全10巻 ペーパーバック版』 かこ
さとし(文・絵) 童心社7000 円 11/06発行
→分売不可/1あなたのおへそ 2たべもののたび 3むしばミ
ュータンスのぼうけん 4あかしろあおいち 5はしれますか
とべますか 6てとてとゆびと 7あがりめさがりめ 8ほね
はおれますくだけます 9すってはいてよいくうき 10わた
しののうとあなたのこころ
=小学校低学年以上=
『かけざん』 いしい たかこ(文)たかはし ゆいこ(絵)
大月書店1800 円 11/09発行
(かならずわかるさんすうえほん 低学年4)
→「かならずわかるさんすうえほん」シリーズ4巻目。物語仕立
てで、「かけざん」をわかりやすく解説する。
『木の実・草の実』 有沢 重雄(文)亀田 龍吉(写真)偕成社
1400 円 11/10発行(せんせい!これなあに?3)
→写真を見て、それがどんな生き物や植物かを見分けるシリーズ
『せんせい!これなあに?』3巻目。「赤くてかたい」など目
で見て分かりやすいくくりで、木の実や草の実を紹介。オール
カラー。
『さんすうサウルス』 ミッシェル・マーケル(文)ダグ・クシュ
マン(絵)はいじま かり(訳) 福音館書店1200 円
11/10発行(科学シリーズ)
→さんすうザウルスは計算が大好き。得意の算数でどんな問題も
解決する。恐竜が主人公の算数絵本。
=小学校高学年以上=
『ハッピーになれる算数』 新井 紀子(文) イースト・プレス
1200 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2005年理論社刊の復刊。
=中学以上=
『世界を信じるためのメソッド』 森 達也(文) イースト・プ
レス1200 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2006年理論社刊の復刊。
『男子のための人生のルール』 玉袋 筋太郎(文) イースト・
プレス1200 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2006年理論社刊の復刊。
『14歳からの仕事道 増補改訂』 玄田 有史(文) イースト・
プレス1200 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2005年理論社刊の復刊。
『増補 ザ・ママの研究』 信田 さよ子(文) イースト・プレ
ス1000 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2010年理論社刊の復刊。
『こんな私が大嫌い!』 中村 うさぎ(文) イースト・プレス
1000 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2009年理論社刊の復刊。
『さびしさの授業』 伏見 憲明(文) イースト・プレス
1000 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2004年理論社刊の復刊。
『おばあちゃんがぼけた。』 村瀬 孝生(文) イースト・プレ
ス1200 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2007年理論社刊の復刊。
『ひとりひとりの味』 平松 洋子(文) イースト・プレス
1200 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2007年理論社刊の復刊。
『いま生きているという冒険』 石川 直樹(文) イースト・プ
レス1400 円 11/10発行(よりみちパン!セ)
→2006年理論社刊の復刊。
『雲と暮らす。』 武田 康男(文)武田 康男(写真)
誠文堂新光社1500 円 11/10発行
→著者が撮影した雲の写真を季節や時間や場所毎に、雲の特徴と
共に紹介する。
『藤井旭の星座と星座神話 冬』 藤井 旭(文) 誠文堂新光社
1200 円 11/10発行
→冬の夜空に見える星座を星座神話を中心に解説。時間ごとに見
える星座や全天星図も収録。
『図説 日本の近代100年史』 水島 吉隆(文) 河出書房新
社1800 円 11/10発行(ふくろうの本)
→幕末から明治、大正、昭和までの日本の歩みを300以上の写真
と図説でたどる。編:近現代史編纂会
♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
=小学校高学年以上=
『スウェーデン民話名作集2』 薮下 紘一(訳) 春風社
1905 円 11/09発行
→「卑怯な兄と賢い弟」「自信過剰」「美しいマルグレート」
「トロールの心臓」「至福の島」など15のお話が収録。
=中学以上=
『イギリス民話集』 河野 一郎(訳) 岩波書店860 円
11/10発行(岩波文庫)
→編:河野一郎、1991年同社刊の再刊。
■ 今週の一冊 ■
今週の1冊は絵本で『あかいぼうしのゆうびんやさん』です。
ゆうびんやさんがいないため苦労していた動物たちが、自分
たちの中から「ゆうびんやさん」を選ぶおはなしですが、読
み終えたあとに、心がほんわかと温かくなります。
文章はルース・エインズワースが書いていますが、こうもと
さちこさんが雰囲気にぴったりの挿し絵をつけています。
優しくもさりげない絵本ですが、やたらとグロテスクだったり、
気持ちの悪くなるような(キモカワイイと言われるようですが)
絵の新刊の絵本ばかり(?!)を読んでいると、こうした「絵
本らしい絵本」に正直ほっとします。
しかし……「絵本らしい絵本」が最近 少なくなりました。
(く)
■ 300号です! ■
皆さまのお力添えのもと、無事300号に辿りつけました!
いつもご愛読くださいまして、どうもありがとうございます。
今春より担当2名になり、滞りなく配信できるのか?と一抹の不
安もありましたが、大きな支障なく進められていることに感謝で
す。ご来店の折に「メルマガを楽しみにしています」とお声かけ
くださる方も多く、大変励みになっております。
皆さまのご期待を裏切らぬよう努力してまいりますので、今後と
もどうぞよろしくお願いいたします。 (す)
「次は300号だよ!」と(す)から言われて、改めてびっくり!
感無量です。皆さまありがとうございます。
タワーのように積み上げられた「今週の本」たちを眺めては、
「2人でどうやって?」と途方に暮れたこと7.5回。「今週もなか
ったねえ」とため息をつくこと8回。「これ、すっごく良かった
!!」と興奮して語ること5回。えとせとら えとせとら・・・。
400号を目指し、また(す)と共に頑張ります。
まずは、ここまで読み続けてくださった読者の皆さまに、心から
感謝いたします。叱咤激励 大歓迎ですので、また皆さまからの
お声もお待ちしております。
そしてこれからも何卒よろしくお願いいたします。 (く)