3月1日(水)から、ちひろ美術館・東京で始まった「デンマークの心 イブ・スパング・オルセンの絵本」展にもう行かれた方はいらっしゃいますか? オルセンの原画が見られる二度とない(かもしれない)貴重な機会ですから、これはぜひ行かなくてはいけませんよね~。ナルニア国でもこの展覧会に合わせて出版された復刊・新刊を集めたミニフェアを行っていますが、私は絵本を見ながら毎日「行くぞ、行くぞ!」と心に誓っています(笑)。
先日のナルニア国日記でご紹介した亜紀書房の絵本2点に加えて、福音館書店から『ぬまばばさまのさけづくり』『はしれ ちいさいきかんしゃ』、BL出版から『ネコの住むまち』『ぼくのあかいボール』が出て、既刊の『つきのぼうや』と合わせて7点の絵本が揃いました。BL出版の2作品は新訳での復刊です。これらの絵本を見ると、オルセンは“線”の画家だなぁと思います。非常に個性的で見ればすぐにオルセンと分かりますし、一見ごちゃごちゃしたように見える絵も“線”の力で読者を楽しませていることが見て取れます。あぁ、やっぱり原画が見たい!皆さん、ぜひちひろ美術館へいらしてくださいね。
『あめ』『かぜ』イブ・スパング・オルセン作/ひだにれいこ訳/亜紀書房 各1300円+税
『ぬまばばさまのさけづくり』イブ・スパング・オルセン 作・絵/きむらゆりこ訳/福音館書店 1000円+税
『はしれ ちいさいきかんしゃ』イブ・スパング・オルセン 作・絵/やまのうちきよこ訳/福音館書店 1200円+税
『つきのぼうや』イブ・スパング・オルセン 作・絵/やまのうちきよこ訳/福音館書店 1100円+税
『ネコの住むまち』イブ・スパング・オルセン作/ひだにれいこ訳/BL出版 1400円+税
『ぼくのあかいボール』イブ・スパング・オルセン作/ひしきあきらこ訳/BL出版 1400円+税