店内右奥のナルニアホールで開催中の“みしのたくかにと 松岡享子の本”展では、松岡享子さんご本人から貴重な資料をたくさんお借りしています。ココでしか見られない逸品をチラリとご紹介します。
ガラスケースの中には懐かしい1967年発行の『がんばれヘンリーくん』があります。これは松岡さん自身が翻訳に赤を入れた、とっても珍しい校正原本です。「この文章をこんな風に直しているのか~」と、先生の赤い字を見ながらフムフムと関心するくろみみくん。
手仕事のお好きな松岡さんはいろいろな物を手づくりしていますが、これはご自身の着古したワンピースから作ったという“うれしいさん”と“かなしいさん”(“うれしいさん”“かなしいさん”を知らない人は、絵本『うれしいさん かなしいさん』(東京子ども図書館/1000円+税)を読んでね!)。他にも「なぞなぞのすきな女の子」の指人形や陶器の作品、スタッフがいただいたブローチなども飾られています。松岡さんの温かいお人柄がその作品から伝わります。(by くろみみくん)