福音館書店創業60周年記念で出版された『絵本作家のアトリエ』に取り上げられた10人の絵本作家の作品を集めました。どの作家をとっても、日本を代表する大御所ばかり!日本の創作絵本の草創期から活躍し、今も現役の方も何人かいらっしゃいます。どの絵本の表紙を見ても皆さん、ご存知のものばかりでしょう?「ぐりとぐら」は来年出版50年を迎えますが、いずれも既に2世代・3世代と読み継がれているロングセラーばかりです。これらの作品をまず最初に送り出したのが、福音館書店(主には松居直さん)というのも、本当に感慨深いものがあります。
『絵本作家のアトリエ』は、それぞれの作家の創作の現場(アトリエ)をお訪ねして、創作の秘密を伺ったものです。これも、絵本や児童書に関心のある方には、間違いなく見逃せない1冊でしょう。全3巻で、来年にかけて完結するそうです。どのような作家が取り上げられるのか、今後の予定も大変楽しみです。