福音館書店編集者が語る
大塚勇三さんのこと
小学校の教科書に載った『スーホの白い馬』(モンゴル民話/赤羽末吉絵)は大塚勇三さんの残した本の中で最も多くの子どもたちに親しまれた作品でしょう。その他『長くつ下のピッピ』をはじめとする多くのリンドグレーン作品や、プリョイセンの「小さなスプーンおばさん」シリーズ、カリジェやクライドルフの絵本、グリムの昔話やアンデルセン童話など、子ども時代に大塚さんの作品に出合わずに育った人はいないと思われるほどたくさんの素晴らしい絵本・物語を残され、今年の8月に94歳でお亡くなりになりました。
福音館書店編集者として親交のあった川崎さん・古川さんのお二方に、大塚勇三さんの作品を通して、その仕事ぶりやお人柄についてお話を伺います。生涯、翻訳者という黒子に徹してご自身については多くを語られなかった大塚勇三さんについての貴重なお話です。ぜひご参加ください。
お話:川崎康男さん・古川信夫さん
日時:2018年11月14日(水)午後6時~7時30分
会場:教文館ナルニア国内 ナルニアホール
定員:40名
参加費:1000円 ※当日受付でお支払いください
【お申込み方法】★ナルニア国店頭でもお申込みいただけます。
参加ご希望の方はナルニア国へお電話ください。
定員になり次第、受付を終了いたします。
申込電話番号:03-3563-0730(午前10時~午後8時)
*川崎康男(かわさき やすお)
1949年、東京生まれ。東京都立大学人文学部卒業。
1973年福音館書店入社。
「こどものとも」「たくさんのふしぎ」「おおきなポケット」など、おもに月刊絵本の編集に携わる。現在非常勤取締役。
*古川信夫(ふるかわ のぶお)
1951年、京都市生まれ。早稲田大学卒業後、1975年福音館書店入社。
「こどものとも」編集部、「母の友」編集をへて、「おおきなポケット」編集長、童話第二編集長、
取締役書籍編集部長を歴任し、2017年9月退任。
横浜市在住。