♪2021年9月11日(土)プログラム♪

1、おつきさまえらいの

2、絵本「ぼく、お月さまとはなしたよ」評論社

3、おはなし「お月さまの話」東京子ども図書館「おはなしのろうそく25」

4、絵本『みんなおやすみ』学研プラス(小さい子用)

  絵本『月おとこ』評論社(少し大きい子用) 

※おはなし会担当・くにおかから♪

1、おつきさま えらいの
鏡のようになったり
櫛(くし)のようになったり
春 夏 秋 冬
日本中を照らす

日本のわらべうたです。
ナルニア国のおはなし会で、秋の今頃は必ず歌っていました。
手遊びでもなく、本に載っている歌ではないので
今回、迷いましたが、やはり掲載させてください。
歌詞と曲が美しく、わらべうたの響きの素晴らしさが詰まった歌です。

ナルニア国おはなし会再開の折は必ずや歌いますが
それまでは、ご家庭の節回しで歌ってください。
唱えてももちろんOK!
しかし・・・「再開の折は!」がどんどん溜まっております。(汗)
お約束は必ず果たしますので、どうかお楽しみにお待ちくださいませ。

2、『ぼく、お月さまとはなしたよ』
クマくんは、お月さまのお誕生日に贈り物をしたくなりました。
川を渡り、森を抜け山の頂上に行ったクマくんは、お月さまに
話しかけます。
「おたんじょう日になにがほしいですか。」
するとクマくんの声が山々にはね返り、クマくんところに
戻ってきます、
フランク・アッシュのクマくんのシリーズ。
他にも『かじってみたいな、お月さま』
『どこへいったの、お月さま』などもあります。
合わせて読んでみてくださいね。

3、おはなし「お月さまの話」
ポーランドの作家マリア・ニクレビチョバのなぜなに話。
月の満ち欠けを愉快な物語にしたお話です。
このお話を聞いて、月の満ち欠けに興味を持ったお子さんには
科学絵本『月の満ちかけ絵本』あすなろ書房などもおススメです。

4、『みんなおやすみ』

「おやすみ絵本」です。一時期大流行りした 某「おやすみ絵本」以来
各出版社でこの類の絵本が数多く出されていますが、紹介したいなあという
絵本にはついぞお目にかかったことはありませんでした。(失礼!)
久々に、これは紹介したい!と思った絵本です。
2021年9月に出たばかりの出来立てホヤホヤ。
新刊と言っても、絵は柿本幸造さんです。
1998年に逝去された柿本さんのアトリエから発掘され
10年の歳月を経て、今年世に出ました。

柿本さんの柔らかで温かな絵が優しく心を包んでくれます。

『月おとこ』
トミー・ウンゲラーの絵本。
月に住んでいる「月おとこ」
毎晩楽しく踊る地球の人々が羨ましくて、流れ星のシッポを掴んで
地球にやってきます。ところが侵略者だと思われて牢屋に入れられる
はめに…。
ウンゲラー流のブラックユーモアがたっぷりの絵本
でも、ウンゲラーのユーモアはあと味がとても良いのです!
長さも程よいので、小学校での朝の読み聞かせにも使えますよ!

☆おまけの追伸☆
今回のプログラムには入りませんでしたが
大きい子用の科学絵本で
『月へ』偕成社は、大おススメです!
1969年7月20日人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号の
旅を絵本にしたものです。
表と裏表紙に解説も必読です!

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9月第2の土曜日のおはなし会。
テーマはもうお分かりですね?
はい!「月」です!

今年の中秋の名月は9月21日
心がザワザワと波立つことばかりの毎日ですが
澄み切った秋の夜空
月をゆったり愛でてみませんか?

皆さまの毎日が健康でありますように!

(おはなし会担当 国岡晶子)

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~大人の方へ~

1999年の開店以来、休むことなく続けてきた子どものためのおはなし会が休会となり、一年半以上が過ぎました。
実際のおはなし会はまだしばらく開催することができませんが、2021年1月から第2と第4の土曜日に、HPにおはなし会のプログラムを掲載することにいたしました。ぜひご家庭で絵本やおはなしをお楽しみください。
動画での配信をご希望されるお声も多数いただいておりますが、ナルニア国ではおはなし会の動画は行わないこととしております。

それは以下の理由からです。
➀絵本の読み聞かせやおはなしは、WEBではなく身近な大人が直接子どもたちにしてほしい―それは、おはなしは五感のすべてを通して、子どもたちに注がれるものだと考えているからです。自分に向かって語りかけてくれる生の声、優しいまなざし、膝から伝わる温かな肌のぬくもり、ページをめくって感じる紙の手ざわり。対面で行う読み聞かせに代替できるものは、ほかにありません。

➁この時期だからこそ、子どもたちがスマホやタブレットに触れる機会を増やしたくないと思います。WEB配信をすると、どうしても子どもたちにスマホやタブレットを見せることになります。これまで大切にしてきたものを守りたい、そんなナルニア国ならではのこだわりもあります。

その代わり、お父さま、お母さま、おじいちゃま、おばあちゃまにはスペシャルな動画をプレゼントいたします。公益財団法人東京子ども図書館の許可をいただきました。松岡享子さんからの素敵なメッセージをお聞きください。そして、それぞれのお宅でミニおはなし会を開催してください。

松岡享子さんのメッセージ(東京子ども図書館YouTube動画)

★本のご購入について★

おはなし会の本のご注文も承っております。
すべて税込価格です。

『ぼく、お月さまとはなしたよ』評論社 1320円
『おはなしのろうそく25』東京子ども図書館550円
『月の満ちかけ絵本』あすなろ書房 1320円
『みんなおやすみ』学研プラス 990円 
『月おとこ』評論社 1650円
『月へ』偕成社 1650円

★ご注文はお電話、Fax、メールにて承ります。
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
メール narnia@kyobunkwan.co.jp