♪2021年8月14日（土）プログラム♪
１、おなかのへるうた 「いっぱいうたって！」こぐま社
２、絵本「くいしんぼさんのうた」童心社
３、おはなし「あなのはなし」『おはなしのろうそく④』東京子ども図書館
４、絵本『１１ぴきのねこどろんこ』こぐま社（小さい子用）
絵本『いまはむかしさかえるかえるのものがたり』こぐま社（少し大きい子用）
※おはなし会担当・くにおかから♪
１、おなかのへるうた
どうして おなかが へるのかな
けんかを すると へるのかな
なかよく してても へるもんな
かあちゃん かあちゃん
おなかと せなかが くっつくぞ
どうして おなかが へるのかな
おやつを たべないと へるのかな
いくら たべても へるもんな
かあちゃん かあちゃん
おなかと せなかが くっつくぞ
阪田寛夫さんの作詞、大中恩（めぐみ）さん作曲の名曲！
大人は歌うと子ども時代のいろいろな思い出が蘇ってくる歌
かもしれませんね。
私は、子ども時代この歌をうたうと、いつも小１のクラスメート
「佐藤くん」がオーバーラップしていました。
いつも「はらへった～」が口癖の、ジャイアンをソフトにしたような
（？！）男の子でした。
絵本にも子ども時代の思い出が重なっていくように、良き童謡にも
思い出が蓄えられていくんだな～と、久しぶりにこの歌を口ずさんで
思いました。
余談ですが、阪田寛夫＆大中恩コンビの名曲に「サッちゃん」があります。
今日も、ましませつこさんの絵の『いっぱいうたって』を開きながら
ご一緒に歌ってみてください。
２、『くいしんぼさんのうた』
阪田寛夫さんの「おなかのへるうた」とくれば
もう、この絵本しかないですね。
まど・みちおさんの詩の『くいしんぼさんのうた』
阪田さんに負けないくらい愉快なまどさんの詩を
一層楽しくしてくれるのが、馬場のぼるさんの絵です。
くいしんぼさんが、絵本の最後にはわらいんぼさんになるのですが
馬場さんの絵が、秀逸です！
「げらげら わっはは えっへっへ」
「あっはっ はっは おっほ ほっほ」
しかめっ面ばかりしがちの毎日ですから、親子で絵本を
読みながら大笑いしませんか？
３、おはなし「あなのはなし」
今日は創作のおはなしです。
主人公の「あな」は「穴」なのです。
しかも赤い靴下に開いた「穴」
繰り返しのリズムがなんとも心地よいこのお話。
実は、歌もあります。
どんな歌かは、ナルニア国のおはなし会が再開
したとき、必ず、プログラムに入れますので
ぜひ、聞きにきてくださいね！
おうちでは、もちろん読み聞かせで
十分楽しいおはなしです！
４、『１１ぴきのねこ どろんこ』
ご存知、馬場のぼるさんの代表作「１１ぴきのねこ」シリーズの
一冊です。
きょうりゅうの子どもジャブと１１ぴきのねこたちのストーリー。
11ぴきのねこシリーズは、”シュールな”結末がなんともいえない
魅力を醸しだして、大好きな絵本なのですが
その中にあって「どろんこ」は（私的には）心がポカっと温かくなる
おはなしです。
夏休み、「１１ぴき」シリーズを全制覇してお気に入りのおはなしを
親子で見つけてみてください。
最後の絵本も、馬場のぼるさんの絵本
『いまはむかしさかえるかえるのものがたり』
松岡享子さんのゴロのいい、ことば遊びの文章が
声に出すと本当に心地よいのです。
そして、絵はもう 馬場さん以外には考えられないくらい
絵と文章がぴったりの絵本。
しばらく品切れておりましたが、久しぶりの復刊です！
この機会に、皆さんもぜひ「家の家宝」に！？！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
と、ここまでプログラムの解説をして
「んん？？？」と思われた方！
「はい！大正解です」
8月第２のおはなし会は、「馬場のぼる祭り」です！
実は、今 東京練馬区の「練馬区立美術館」で
「没後20年 まるごと馬場のぼる展」を開催しております。
「描いた つくった 楽しんだ ニャゴ！」のキャッチフレーズが
自然に口から出るくらい
半日たっぷり楽しめる本当に素晴らしい展覧会です。
コロナの時期と重なってしまい、残念無念ではありますが
でも、ご無理なくいらっしゃれる方がいれば
ぜひぜひ、足をお運びください。
9月12日まで開催しております。
こぐま社さんＨＰより
↓ ↓
https://www.kogumasha.co.jp/page/196
ナルニア国でも、「いまはむかしさかえるかえる」10年前の2011年
9階のウェンライトホールで、夏に「馬場のぼる展」を開催いたしました。
青森県三戸からバスに乗って（！！！）１１ぴきのねこ（の１ぴき）君も
教文館に駆けつけてくれました。
（もう時効なので暴露しますが、国岡も期間中「ねこ」になりました。
猛暑の夏の着ぐるみで、熱中症と闘いながら「ねこ」になった日が
懐かしい～～涙）
夏休み後半 皆さまもどうか良き夏をお過ごしください！
（おはなし会担当 国岡晶子）
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～大人の方へ～
1999年の開店以来、休むことなく続けてきた子どものためのおはなし会が休会となり、一年半以上が過ぎました。
実際のおはなし会はまだしばらく開催することができませんが、2021年1月から第2と第4の土曜日に、ＨＰにおはなし会のプログラムを掲載することにいたしました。ぜひご家庭で絵本やおはなしをお楽しみください。
動画での配信をご希望されるお声も多数いただいておりますが、ナルニア国ではおはなし会の動画は行わないこととしております。
それは以下の理由からです。
➀絵本の読み聞かせやおはなしは、ＷＥＢではなく身近な大人が直接子どもたちにしてほしい―それは、おはなしは五感のすべてを通して、子どもたちに注がれるものだと考えているからです。自分に向かって語りかけてくれる生の声、優しいまなざし、膝から伝わる温かな肌のぬくもり、ページをめくって感じる紙の手ざわり。対面で行う読み聞かせに代替できるものは、ほかにありません。
➁この時期だからこそ、子どもたちがスマホやタブレットに触れる機会を増やしたくないと思います。ＷＥＢ配信をすると、どうしても子どもたちにスマホやタブレットを見せることになります。これまで大切にしてきたものを守りたい、そんなナルニア国ならではのこだわりもあります。
その代わり、お父さま、お母さま、おじいちゃま、おばあちゃまにはスペシャルな動画をプレゼントいたします。公益財団法人東京子ども図書館の許可をいただきました。松岡享子さんからの素敵なメッセージをお聞きください。そして、それぞれのお宅でミニおはなし会を開催してください。
松岡享子さんのメッセージ（東京子ども図書館YouTube動画）
★本のご購入について★
おはなし会の本のご注文も承っております。
すべて税込価格です。
『いっぱいうたって！』こぐま社 1540円
『くいしんぼさんのうた』童心社 1210円
『おはなしのろうそく④』東京子ども図書館 550円
『１１ぴきのねこ どろんこ』こぐま社 1320円
『いまはむかしさかえるかえるのものがたり』 こぐま社 1210円
★ご注文はお電話、Fax、メールにて承ります。
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
メール narnia@kyobunkwan.co.jp
