♪2021年6月12日(土)プログラム♪
1、ぽっつんぽつぽつ あめがふる
2、絵本「みずたまレンズ」福音館書店
3、おはなし「おいしいおかゆ」
『子どもに語るグリムの昔話①』こぐま社『エパミナンダス』東京子ども図書館
4、絵本『うめぼしさん』こぐま社(小さい子用)
絵本『だいくとおにろく』福音館書店(少し大きい子用)
※おはなし会担当・くにおかから♪
1、わらべうた「ぽっつんぽつぽつあめがふる」
ぽっつん ぽつぽつ あめがふる
ぽっつん ぽつぽつ あめがふる
ざーーーっと あめがふる
梅雨の季節が来ると必ず登場するのがこのわらべうたです。
左の手のひらを広げて、そのうえに右手の人差し指を上から
「ぽっつん」と雨を降らせるようにおろします。
これを
「ぽっつん ぽつぽつ あめがふる」の間に4回。
次もその繰り返し。
そして
「ざーーーっと」の所では、左の手のひらを、右手の指全部でかき混ぜる感じです。
「ざーーーっと」をやって、「あめがふる」を歌うと気もちがスッキリするのです。
これは子どもたちも同じようで、雨の日外遊びができない子どもたちが、
これをやると落ち着くんです♪と喜んでいたママさんや幼稚園の先生もいました。
雨も楽しくしてくれるわらべうた!
わらべうた最高です!
2、『みずたまレンズ』
福音館書店のかかくのとも絵本。
今森光彦さんの作品です。
アジサイの花にこぼれた雨のつぶ。地面の水たまりに落ちる瞬間のあまつぶ・水玉。
水玉レンズを覗いていくとまるで虫になったような気持ちになります。
何気ない雨の日の風景も、今森さんの手にかかるとまるで魔法の世界。
大きな子どもたちも、小さな子どもたちも楽しめる科学絵本です。
この絵本を読むと雨が降るのが待ち遠しくなります。
3、おはなし「おいしいおかゆ」
『みずたまレンズ』に続いて、これまた「魔法がかかる」おはなしです。
『子どもに語るグリムの昔話①』で読んでもよし、『エパミナンダス』(愛蔵版おはなしのろうそく①)
で語ってもよし。読む人語る人は、タタタタっと読む(語る)のではなく、イメージをたっぷりふくらませて読んで(語って)くださいね。東京子ども図書館『新装版お話のリスト』によれば、
「これだけの話から、よくもこんなに満足感が得られるものだと驚くだろう」と
逆にこっちが驚いてしまうコメントが!笑
中学生にも大いに喜ばれるそうです!!
すごいぞ、おかゆ!
4、『うめぼしさん』
皆さん、ご存知ですか?この絵本!
残念ながら、メジャーではないかもしれませんが、私の大好きな絵本のひとつ。
今回は梅雨のこの季節皆さまにご紹介!
神沢利子さんの文にましませつこさんが、これ以上はないというくらいピッタリの絵をつけた
すてきな絵本です。
声に出して読むと「わらべうた」のようなリズムがあって、心地よさが倍増します。
今年は、この絵本で梅雨を吹き飛ばしませんか?
『だいくとおにろく』
最後は、この絵本を紹介させてください。
赤羽末吉さんの代表作の一つ!
そして、もういらしてくださった方もいるかもしれませんが
いま、教文館の9階で「赤羽末吉展」を開催しています。
『スーホの白い馬』も全点展示しています。こんなご時世・・・来てくださいとは
大きな声では言えませんが、でも・・・やはり・・・言わせてください
「ぜひいらしてください!」と。
それだけの価値がある展覧会です。会場内は、ゆったり密にならずご覧いただけます。
行き帰りの交通機関だけラッシュを避けていらっしゃれることができれば・・!
でもやっぱり・・・行けないわ~という方!
本だけでなく赤羽末吉グッズの通販もしております。
一番最初のナルニアおはなし会ブラザーズの画像にも、こそっと
「おにろくクリアファイル」を
忍ばせて写しております。笑。見つけてください!
そして!最後に今日のおはなし会プログラム「梅雨」がテーマですが
隠し玉があったのわかりましたか??
そう・・・隠し玉。
なぜ「おいしいおかゆ」が突然入っているのか?
食欲がなくなる梅雨の季節
さっぱりと梅干とおかゆはいかがでしょうか?
って・・・うふふ。。
皆様も、むしむしするこの季節を絵本とおはなしとわらべうたで
楽しく乗り切ってくださいね♪
(おはなし会担当 国岡晶子)
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~大人の方へ~
1999年の開店以来、休むことなく続けてきた子どものためのおはなし会が休会となり、一年以上が過ぎました。
実際のおはなし会はまだしばらく開催することができませんが、2021年1月から第2と第4の土曜日に、HPにおはなし会のプログラムを掲載することにいたしました。ぜひご家庭で絵本やおはなしをお楽しみください。
動画での配信をご希望されるお声も多数いただいておりますが、ナルニア国ではおはなし会の動画は行わないこととしております。
それは以下の理由からです。
➀絵本の読み聞かせやおはなしは、WEBではなく身近な大人が直接子どもたちにしてほしい―それは、おはなしは五感のすべてを通して、子どもたちに注がれるものだと考えているからです。自分に向かって語りかけてくれる生の声、優しいまなざし、膝から伝わる温かな肌のぬくもり、ページをめくって感じる紙の手ざわり。対面で行う読み聞かせに代替できるものは、ほかにありません。
➁この時期だからこそ、子どもたちがスマホやタブレットに触れる機会を増やしたくないと思います。WEB配信をすると、どうしても子どもたちにスマホやタブレットを見せることになります。これまで大切にしてきたものを守りたい、そんなナルニア国ならではのこだわりもあります。
その代わり、お父さま、お母さま、おじいちゃま、おばあちゃまにはスペシャルな動画をプレゼントいたします。公益財団法人東京子ども図書館の許可をいただきました。松岡享子さんからの素敵なメッセージをお聞きください。そして、それぞれのお宅でミニおはなし会を開催してください。
松岡享子さんのメッセージ(東京子ども図書館YouTube動画)
★本のご購入について★
おはなし会の本のご注文も承っております。
すべて税込価格です。
『みずたまレンズ』福音館書店 990円
『子どもに語るグリムの昔話①』こぐま社 1760円
『おはなしのろうそく①』550円『エパミナンダス』1760円 東京子ども図書館
『うめぼしさん』こぐま社1320円
『だいくとおにろく』 福音館書店 990円
★ご注文はお電話、Fax、メールにて承ります。
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
メール narnia@kyobunkwan.co.jp