ナルニア国で最も回数多く原画展を行っている画家さんの一人が、出久根育さんです。今までにも『グリム童話集』(岩波少年文庫)、『十二の月たち』(偕成社)、『もりのおとぶくろ』(のら書店)等を開催してきましたが、来年はなんと!1年間に3作品の原画展が決まっています。まず春は『みどりのスキップ』(偕成社)、秋は『かえでの葉っぱ』(理論社)、冬は『こうさぎと4ほんのマフラー』(のら書店・11月刊行の最新刊絵本)―いずれも、季節感溢れる美しい絵本で、この1-2年に出たばかりの作品です。出るたびに新しい出久根さんを発見できて、私たちもとても嬉しいのですが、それを1年のうちに3つも見せていただけるなんて本当に思いがけない贅沢ですね。そこで、このクリスマスから皆さんに来年を楽しみにしていただこうと、ミニフェアを始めました。
作品によって全く違った顔を見せる出久根育さんの絵本を、どうぞお手にとってご覧くださいませ。