みなさん、“島多代の本棚から”の展覧会にようこそ!ボクは今、島さんの書斎にいま~す…というのは冗談で、これは9階展覧会場に入るエレベーターホールで、後ろの本棚は島さんの書斎の写真です。ここから今回選び抜かれたの137点が来たんだって!それにしてもこの本棚、どれくらいの本があるのかな?
会場に入るとすぐ、島さんからのメッセージがあります。この“本棚からの願い”を読んだら、ボクも実は今すごいものを目にしているんだな~と、改めてブルブルしてしまいました。「絵本は子どもたちへの伝言」という意味が、少しわかった気がする!
島さんの絵本コレクションは、年代やテーマごとに並んでます。最初の部分にはこんな風に解説がついているので、読んでからツꀀ実際に絵本を見ると、歴史がよくわかるんだよ。フムフム…最初の絵本って“お楽しみ”のものじゃなくて、生きるために必要なことを教えることが大事だったんだ。
すごい面白いので、よーく見たくて近づいたら「くろみみくん!鼻が触りそうですよ!離れてください!!」と注意されちゃった(汗)。夢中で気が付かなかったけど、絵のそばに“さわっちゃダメ”マークがついていました。ごめんなさーい。ツꀀガラス越しでなくて見られるのは嬉しいけど、こっちも注意しないとね!
わー、またまたごめんなさい!ケースの本を見ようと上に乗りかかったら「ピー!」と警告音が…。ケースには触らないように見てくださいって、書いてあったよ~(涙)気を付けます―くすん。
見てみて!ケイト・グリーナウェイの『ハメルンの笛ふき』と、ロシア絵本の「サーカス」だよ。思わず見とれて時間を忘れそうになっちゃった。100年も前に描かれたとは思えないくらい、とってもきれいでオシャレです。どうして古くならないのか不思議だよね。
次回はそれぞれの時代別に見学レポートをします。どうぞお楽しみに!