2月24日(土)もたくさんの子どもたちがきてくれました。「初めてきました」という子も😊
お越しくださった皆さま、ありがとうございました ♬
対象年齢は3、4さい~小学生ですが、赤ちゃんもお楽しみいただけます(出入り自由)。
保護者の方もご一緒にお楽しみいただけますので、お気軽にお越しくださいませ。

14時~と15時~の2回開催しています。14時までにナルニアホール前までお越しくださいませ。少し遅れてしまったりしても、大丈夫ですよ✨

それでは、本日のおはなし会プログラムをご紹介いたします。

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1,わらべうた うちのうらのくろねこ  ちびすけどっこい
2,絵本   『ちびすけどっこい』こぐま社
3,おはなし 「ねずみのすもう」
『おはなしのろうそく⑱』/『ホットケーキ』東京子ども図書館より
4,絵本『てぶくろ』福音館書店

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1,わらべうた

まずは国岡さんと黒ネコちゃんと一緒にわらべうたを楽しく歌う時間 ♪
お歌を覚えていますか?
♪「うちのうらのくろねこが おしろいつけて べにつけて ひとにみられて ちょいとかくす」
黒ネコちゃんはとても緊張しているご様子で「緊張しているの……」と言っていましたが、子どもたちがあたたかく見守ってくれたので、「もう1度歌いたい!」と、2回も歌ってくれました🐈

このかわいい黒ネコちゃん、ある絵本の表紙の猫とそっくりです。それは『おかあさんと子どものあそびうた あがりめさがりめ』(こぐま社)の表紙の猫です。絵は ましませつこさんが描かれていて、「ちょち ちょち あわわ」「おべんとうばこ」など、わらべうたがたくさんのっています📖
このなかから、「げんこつやまの たぬきさん」を知ってる子がいるかをたずねたところ、「知ってるー!」の声が♪ 知らない子は、ぜひおうちの方とご一緒に歌ってくれたらと思います!
わらべうたといっても、正確な音がきまっているわけではありませんので、ご自由のリズムと音で歌っていただけたら大丈夫ですが、気になる方には、本書に参考楽譜集も付録としてついているので、ご参考にされてください。

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ちびすけどっこい

黒ネコちゃんのわらべうたを聴いたあとは、今度は「ちびすけどっこい」。
みんなで立ちあがり、お相撲さんのように「はっけよい のこったのこった!」とおうちの方に向かって走る子どもたちには笑顔が溢れていました。わらべうたには、子どもたちを幸せな気持ちにする魔法がかけられているのだということを実感しました。今はスマートフォンなど、機械で暇をつぶすことが多いかもしれません。でも、本来子どもは、おうちの方やお友だちと手をつないだり、触れ合って楽しむことが大好きです。おうちの方の膝の上でわらべうたを歌って楽しむことも、何にも代えられない特別な思い出として、心にのこるでしょう。わらべうたは、赤ちゃん~小学生までずっとお楽しみいただけます。
お次は「ちびすけどっこい」を絵本を読む時間🌼

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2,絵本『ちびすけどっこい』こぐま社

「ちびすけどっこい はだかでこい ふんどしかついで はだかでこい」リズミカルな音なので、子どもたちは一度きいただけで口ずさむことができるでしょうね。
ちびすけがくまさんとお相撲をした場面では子どもたちの嬉しそうな笑顔が見れました。

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「はっけよーい のこった のこった のこった」ちびすけがくまさんに立ち向かいます。
「のこった のこった」強いくまさんに負けまいと踏ん張るちびすけ。
そして…!
「ちびすけやまの かち!」ここで子どもたちにも歓喜の表情があらわれていて、次のページの「ちびすけやま つよいぞ ちびすけやま ゆうしょう」と、優勝を喜び合うシーンと重なるようでした♪
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3,おはなし 「ねずみのすもう」
『おはなしのろうそく⑱』/『ホットケーキ』東京子ども図書館より

お次も、すもうのおはなしです。今度は、絵本ではなく素話を聞きます。絵はないけれど、語り手の目を見ながら聞いていれば、情景は自然と子どもたちの想像の世界に広がります。
わらべうたと絵本で盛り上がった子どもたちでしたが、お話を聞く時間になると、静かにその世界に入りこんでいました。「デンカショ デンカショ」という言葉が印象的だった子どもたちも多いのではないでしょうか(^^)

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◆『おはなしのろうそく』とは、日本や外国の昔話などが少しずつ収録されたお話集のこと。薄くて小さいので、持ち歩きにも最適です。いつでもどこでも、子どもにおはなしを語ることができますよ☆目で見て楽しむ絵本と、耳で聞いてその世界を楽しむのでは、またちがう味わいがあるので、ぜひ素話にも進んで触れてほしいと思います。

◆『愛蔵版おはなしのろうそく』は、「おはなしのろうそく」の活字を少し大きくしたもので、ハードカバーになっている子ども版の本のことです。小冊子2冊分で1巻になっていて、挿絵もはいっています。挿絵は『番ねずみのヤカちゃん』『なぞなぞのすきな女の子』などを手がける大社玲子さん。

ちなみに、「ねずみのすもう」は『日本のむかしばなし』(のら書店)のなかから選ばれて「おはなしのろうそく」『愛蔵版おはなしのろうそく』に収録されています。
『日本のむかしばなし』には13編の昔話がはいっていて、巻末の「解説」で瀬田貞二さんが次のように語っています。「わたしは、日本の昔話の中から、わたしなりの見当をたてて、これなら幼稚園の人たちにも、小学校の一、二年生の人たちにも、おもしろく聞いてもらえるという話を、十三選んでみたのです。だいたい、楽しいお話が中心で、暗くて、じめじめしたよりも、明るくて、にこにこしたくなるような物語をたいせつにすることが、わたしなりの見当でした。」と。

 

子どもたちに、本書におさめられいる作品「花さかじい」を知っているかどうかを聞いた所、たくさんの子どもたちが「知ってる!」と答えたのが印象的でした。

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4,絵本『てぶくろ』福音館書店

ウクライナで昔から伝わるおはなし『てぶくろ』。
寒い冬の今、てぶくろを使用する機会がよくあると思いますが、この物語では、動物たちが手ぶくろに入ります。
もうぎゅうぎゅうになったはずなのに、それでも手ぶくろに入り続ける姿に、驚きながらも楽しむ様子が伝わってきました。

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以上、当日の様子や、本についてのご紹介をいたしました。
おはなし会は毎月行っているので、もし銀座にお立ち寄りの際はお気軽にお越しくださいませ。
参加してくださった子どもたちにはプログラムを差し上げています。(不定期でおりがみもプレゼント🎁)
お帰りになられたあとも、おはなし会でのことを思い出していだけたら嬉しいです★

3月の子どものためのおはなし会については こちら  をご覧くださいませ。

(み)

 

~ ご紹介した本 ~

📖『あがりめさがりめ』こぐま社(税込1320円)
📖『ちびすけどっこい』こぐま社(税込990円)
📖『おはなしのろうそく⑱』東京子ども図書館より(税込550円)
📖愛蔵版おはなしのろうそく9『ホットケーキ』東京子ども図書館より(税込1760円)
📖『てぶくろ』福音館書店(税込1100円)

📖『日本のむかしばなし』のら書店(税込2310円)
📖『おかあさんと子どものあそびうた あがりめさがりめ』こぐま社(税込1320円)

気になる方は下記よりお問い合わせくださいませ。

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