こちらは『花仙人』のカバーをとって広げたもの。表紙には見えていない、橋の先にいる子どもたちが裏表紙には表れています。きっと原画は横に長くて真四角に近い版型の本書では、収まり切らなかったのでしょうね。目を細めて橋の先を眺めるおじいさんは、この幼い子どもたちを見ていたのだと思うと、そこにも物語が感じられます。
9月18日(木)に開催される『花仙人』の朗読会は、5月に開催された復刊童話朗読会と同じく福音館書店からの特別な許可を得て、本の挿絵(全点)を映し出しながら、お話を聞くという贅沢な会になります。そして当日は朗読にプラスして、ちょっとした特典のお話があるかも……ということだけお伝えしておきましょう~(^▽^)/
松岡享子さんが幼い時に出会い、ずっと忘れられずにいた特別な物語『花仙人』です。あとがきには挿絵を描かれた蔡皋氏について「子どもの時から私の心にあった『花仙人』の物語に奥行きを与え、そこから古今奇観の世界へ通じる道をつけてくださった気がします。」と書かれています。絵を見ながらお話を聞くと、本当にその世界に入ってしまう気がするのは、前回の『ジャングルの少年』で体験済み! 今回の朗読会も本当に楽しみです。
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