クリスマスフェアが終わり、ナルニア国もちょっぴりお正月に向けて模様替えをしました。ナルニアホールの外壁では、話題の絵本『おせち』のパネル展が始まっています。
表紙には赤い重箱のなかに整然と美しく並んだ色とりどりのお節料理。一つ一つにちゃんと意味があるということをなんとなくは知っていましたが、今回読んで、改めて昔の人が願いを込めて大切に作ってきたお節料理の奥深さに心を打たれました。お正月という特別な日に食べる特別な料理には、これからの1年を健康で幸せに暮らせるようにという祈りが詰まっています。意味が解ると「大切にしなくては」という気持ちも強まるものですね。写真と見まがうほどの精緻なイラストには、料理とじっくり向き合い、それぞれの美しさを最大限描き出そうとした画家の想いも感じられます。素材だけでなく料理人に対する尊敬の念も感じられる丁寧なイラストです。

テレビにも取り上げられた『おせち』は、発売からわずか1か月で6刷りだそうです!これは事件だ(笑) まだお手元にない方、2025年のお正月はぜひこの絵本を片手にお節料理を味わってください。ナルニア国でもたーっぷりご用意していますよ。ちなみに、この絵本は外国の方に日本の文化を紹介する作品としても人気だそうです。

そしてナルニア国では、『おせち』をお買い上げの方先着100名様に福音館書店のあのね通信の『おせち』特集号を差し上げます。エッセイは絵本の監修をされた和文化研究家の三浦康子さんです。料理のことだけでなく、おせちを入れる重箱やお正月だけに特別に使う「祝箸」の意味など、知らなかったことが書かれているとても興味深いエッセイです。ご希望の方はお早めにご来店くださいませ!

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