【岩波の子どもの本展】出久根育さん新刊『こどもべやのよる』

岩波の子どもの本シリーズとしては数十年ぶりに創作絵本の新刊が出版された、きくちちきさんの『やまをとぶ』（10月刊行）に続く第2弾、出久根育さんの『こどもべやのよる』がいよいよ発売となりました。岩波書店の新刊発売日としてお知らせされている日付け（2/9）は、問屋の倉庫に本が搬入される日のため、到着はだいたい翌日となります。ただ、今回は10日が土曜日のため、普通に入荷を待っていると3連休明けの火曜日になってしまう……！　ということで、ナルニア国には今回特別に（現在フェア期間中ということもあり）10日（土）に届けていただきました～。恐らく、全国どこよりも早く店頭に並んでいるはずです(^_^)v　岩波さん、ありがとう♡

2/2（金）の講演会に参加してくださった方は出久根育さんご自身が読み聞かせをしてくださったり、本ができるまでのあれこれのお話を聞いたので、絵本をみながら「そうそう！」とうなずく方もいらっしゃるでしょう。初めて読む方には、出久根さんの小さい頃の記憶が物語になった作品に、自身の子どもの頃の思い出が重なって懐かしい心持になる方もおいでかもしれません。もちろん、子どもの読者は主人公のいっちゃんと同じようにちょっぴり不安な夜をたくましい想像力で越えていくはずです。出久根さんが物語と絵の両方を手がけられた『こどもべやのよる』を、どうぞお楽しみください！