2011年7月3日~7月9日入荷分

■ 今週のおすすめ ■
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♪ 絵本 ♪ 8点
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『わたしのにわ』BL出版
『あいちゃんのワンピース』講談社
『がたぴしくん』PHP研究所ツ黴€
『うんこのたつじん』PHP研究所
『かみちゃん』大日本図書ツ黴€
『つぎのかたどうぞ』小学館
『恐竜トリケラトプスと決戦赤い岩 ツノ竜のむれをすくう巻』 
                          小峰書店
『きみたちにおくるうた むすめたちへの手紙』明石書店ツ黴€
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♪ フィクション ♪ 7点
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『ぶたのぶたじろうさんは、だれかにてをふりました。』
                       クレヨンハウス
『盆まねき』偕成社ツ黴€
『エアーマン』偕成社
『バタシー城の悪者たち』冨山房
『遠く不思議な夏』偕成社ツ黴€
『プラテーロとわたし』理論社
『猟人たちの四季』未知谷
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♪ ノンフィクション ♪ 16点

『日本の川 よしのがわ』偕成社
『しぜんのきょうかしょ みぢかな生き物となかよくなろう』 
                        文一総合出版
『小麦粉を使わないスイーツ』汐文社ツ黴€
『教えて恐竜! ぼくたちの大切な歯』少年写真新聞社
『南の島 カピンガマランギ』偕成社
『北の島 グリーンランド』偕成社
『めぐる命をはぐくむ風景・水辺』偕成社
『宮城県気仙沼発!ファイト新聞』河出書房新社
『赤い卵のひみつ』小峰書店
『救命救急フライトドクター 攻めの医療で命を救え!』講談社
『ぼくの仕事場は富士山です』講談社ツ黴€
『世界の教科書でよむ<宗教>』筑摩書房ツ黴€
『教えて!池上さん』毎日新聞社
『図説 本の歴史』河出書房新社
『みんなとちがっていいんだよ』PHP研究所
『夜回り先生 いのちの授業』日本評論社ツ黴€
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♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 1点
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『ドラえもん短歌』小学館

■ 今週のおすすめ ■
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♪♪ 絵本 ♪♪
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=幼児以上=
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『わたしのにわ』 ケビン・ヘンクス(文・絵)いしい むつみ
 (訳) BL出版ツ黴€ 1300 円 11/07発行
 →もしも、わたしに庭があったら…。ジュリービーンズを蒔くと
  ジェリービーンズの木になって、庭のウサギはチョコレートで
  、夜には朝顔やいちごがランプみたいな灯りをともすの…。
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『あいちゃんのワンピース』 こみや ゆう(文)宮野 聡子
 (絵) 講談社ツ黴€ 1200 円 11/07発行(講談社の創作絵本)
 →小さくなってしまったあいちゃんのお気に入りのワンピース。
  でも、誰かにあげるのは嫌。そこでお母さんのアイディアで、
  うさぎのぬいぐるみ、ミミちゃんの洋服にすることにしました。
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『がたぴしくん』 たしろ ちさと(文・絵) PHP研究所ツ黴€
 1200 円 11/07発行(わたしのえほん)
 →バスのかたぴしくんは引退して街中に展示されることになりま
  した。ある夜、こぎつねの坊やが仲間とはぐれ、がたぴしくん
  が一緒に探しにいくことに…。
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『うんこのたつじん』 みずうち きくお(文)はた こうしろう
 (絵) PHP研究所ツ黴€ 1200 円 11/07発行(わたしのえほん)
 →1ねん2くみは、プールの着替えの真っ最中。まさくんの足元に
  は、2センチくらいのまん丸うんちが落ちていました。クラス
  は大騒ぎ。でも担任のあきこ先生が言うことには…。
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『かみちゃん』 たにうち つねお(文・絵) 大日本図書ツ黴€
 1300 円 11/06発行
 →紙を丸めたり、折ったり、切ったりしていろいろな形や表情の
  生き物を作ります。写真絵本。
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『つぎのかたどうぞ』 飯野 和好(文・絵) 小学館ツ黴€ 1500 円 
 11/07発行(おひさまのほん)
 →旅回り一座「はたけやこううんさい」の座員募集のオーディシ
  ョン。やって来たのは、たいこ、あわもち、がんえん。ところ
  が、一座の回りをうろついていたのが勘当されたまくわうりの
  二人で…。
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『恐竜トリケラトプスと決戦赤い岩 ツノ竜のむれをすくう巻』 
 黒川 みつひろ(文・絵) 小峰書店ツ黴€ 1300 円 11/07発行
 (たたかう恐竜たち)
 →ティラノサウルスからツノ竜たちを助けるためにトリケラトプ
  スが赤い岩に向かって進みます。ティラノサウルスのボスに突
  進するビックホーン。でも、仰向けに倒れ、危機一髪。そこへ
  …。
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=小学校中学年以上=
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『きみたちにおくるうた むすめたちへの手紙』 バラク・オバマ
 (文)ローレン・ロング(絵)さくま ゆみこ(訳) 明石書店ツ黴€
 1500 円 11/07発行
 →「しってるかい?」の言葉でアメリカの歴代の人物たちを紹介
  する。オバマ大統領が二人の娘たちのための書いた絵本。
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♪♪ フィクション ♪♪
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=小学校低学年以上=
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『ぶたのぶたじろうさんは、だれかにてをふりました。』 内田 
 麟太郎(文)スズキ コージ(絵) クレヨンハウスツ黴€ 950 円 
 11/07発行(ぶたのぶたじろうさん)
 →ぶたのぶたじろうさんの短いお話が3話収録。「まるいいし」
  「かいじゅうナンデモ」「くものうみ」
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=小学校中学年以上=
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『盆まねき』 富安 陽子(文)高橋 和枝(絵) 偕成社ツ黴€
 1000 円 11/07発行
 →なっちゃんの家族は毎年、お盆には笛吹山のおじいちゃんの家
  へ。親戚も大勢集まります。おじいちゃんやおばあちゃんのお
  話は、いつも不思議でした。…ちょっと懐かしい日本の夏の風
  景。
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=小学校高学年以上=
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『エアーマン』 オーウェン・コルファー(文)高橋 光(絵)
 茅野 美ど里(訳) 偕成社ツ黴€ 2200 円 11/07発行
 →少年コナーは国王殺害犯にされてしまい、監獄送りに。過酷な
  牢暮らしを生き延び、真犯人に復讐すべく“空飛ぶ機械”を作
  りあげた…。アメリカンコミック風の挿絵も楽しみたい、冒険
  活劇。
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『バタシー城の悪者たち』 ジョーン・エイキン(文)パット・マ
 リオット(絵)こだま ともこ(訳) 冨山房ツ黴€ 1781 円 
 11/07発行
 →『ウィロビー・チェースのオオカミ』で活躍したサイモンは、
  その後ロンドンにやってきます。うさんくさい夫婦の下宿で出
  会ったのがちびの娘ダイドー。サイモンはやがて事件に巻き込
  まれ…。
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『遠く不思議な夏』 斉藤 洋(文)森田 みちよ(絵) 偕成社ツ黴€
 1200 円 11/07発行
 →少年時代、母の田舎で過ごした夏。昭和30年代が舞台のノスタ
 ルジックで幻想的なお話が12編収録。味わい深い夏の物語。

=中学以上=
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『プラテーロとわたし』 J・R・ヒメネス(文)長 新太(絵)
 伊藤 武好(訳) 理論社ツ黴€ 1600 円 11/07発行
 →スペインの詩人ヒメネスの作品集。136編収録。共訳:伊藤百
  合子/1965年同社刊の新装版。
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『猟人たちの四季』 フセーヴォロド・P・シソーエフ(文)森田
  あずみ(絵)岡田 和也(訳) 未知谷ツ黴€ 2200 円 11/07発行
 →ロシア・アムールの自然の中で生きる猟人たち、15章仕立てで
  アムールの四季を生きる人々の姿を描く。
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♪♪ ノンフィクション ♪♪
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=小学校低学年以上=
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『日本の川 よしのがわ』 村松 昭(文・絵) 偕成社ツ黴€ 1400 円 
 11/07発行
 →四国で一番長い川、吉野川をお地蔵様とかわうそが空から雲に
  乗って案内する。源流から河口の徳島市まで。
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『しぜんのきょうかしょ みぢかな生き物となかよくなろう』 
 左巻 健男編著(文) 文一総合出版ツ黴€ 1200 円 11/07発行
 →小学校1、2年生で体験して欲しい身の回りの自然についてま
  とめた本。1時間目、2時間目と授業仕立てで四季の身の回り
  の自然や生き物を写真で解説。編著:辰見武宏、青野裕幸
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=小学校中学年以上=
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『小麦粉を使わないスイーツ』 宮沢 うらら(文) 汐文社ツ黴€
 2300 円 11/07発行(からだにやさしいヘルシースイーツ)
 →小麦粉を使わないスイーツのレシピ。フィナンシェやフルーツ
  タルト、どら焼きなど基本のレシピに、アレンジレシピも加え
  て、カラー写真で作り方を分かりやすく伝える。
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『教えて恐竜! ぼくたちの大切な歯』 岡崎 好秀(文)
 少年写真新聞社ツ黴€ 1600 円 11/07発行
 →恐竜の歯や食性を紹介し興味を持たせ、歯の役割や自分の歯の
  大切さを知るための書籍教材。
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『南の島 カピンガマランギ』 長倉 洋海(文)長倉 洋海
 (写真)偕成社ツ黴€ 1800 円 11/07発行
 →ミクロネシア連邦、カピンギマランギ環礁の島に38年ぶり渡っ
  た著者が島の人々と美しい南の島を写した写真エッセイ集。穏
  やかな時間が流れる作品。
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『北の島 グリーンランド』 長倉 洋海(文)長倉 洋海
 (写真)偕成社ツ黴€ 1800 円 11/07発行
 →今を生きるイヌイットたちの姿とグリーンランドの自然を美し
  い写真とエッセイで綴る。ゆったりとした時間が流れる写真集。
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=小学校高学年以上=
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『めぐる命をはぐくむ風景・水辺』 今森 光彦(文)今森 光彦
 (写真)偕成社ツ黴€ 1800 円 11/07発行
 (今森光彦 ネイチャーフォト・ギャラリー)
 →琵琶湖を中心にした大いなる水系。その中で息づく人と自然を
  テーマにした風景22点のフォトギャラリー。写真ごとの解説の
  エッセイも味わい深い。
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『宮城県気仙沼発!ファイト新聞』 ファイト新聞社(文)
 河出書房新社ツ黴€ 1238 円 11/07発行
 →気仙沼の避難所の小学生の呼びかけで始まった「ファイト新聞
  」ルールは暗い話は書かないこと。3月18日の創刊から1ヶ月半
  の全号を掲載。
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『赤い卵のひみつ』 樋口 広芳(文)鈴木 まもる(絵)
 小峰書店ツ黴€ 1400 円 11/07発行(自然と生きる)
 →1982年雑誌「アニマ」(平凡社)の大人向きの文章を元に、わ
  かりやすく書き換えたもの。托卵という習性をもつカッコウの
  仲間の鳥にまつわる謎を、野外調査と研究によって明らかにし
  た軌跡。
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『救命救急フライトドクター 攻めの医療で命を救え!』 岩貞 
 るみこ(文) 講談社ツ黴€ 1300 円 11/07発行
 →救命救急の最前線を描くノンフィクション。一つでも多くの命
  を救うべく、奮闘する人々の姿は勇敢そのものだ。ただし文体
  が少し硬い。
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『ぼくの仕事場は富士山です』 近藤 光一(文) 講談社ツ黴€
 1200 円 11/07発行(世の中への扉)
 →富士の麓に暮らしながら、富士山とは縁のないk生活をしてき
  た著者は、30歳を機にガイドになった。その道のりと、富士山
  への思い、魅力などを語る。自然体な生き方が親近感を覚える。
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=中学以上=
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『世界の教科書でよむ<宗教>』 藤原 聖子(文) 筑摩書房ツ黴€
 780 円 11/07発行(ちくまプリマー新書)
 →実際に使用されている欧米・アジア9カ国の<宗教>の教科書を
  読み比べ、それぞれの特色を解説。<宗教>を新鮮な視点から一
  考できる。
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『教えて!池上さん』 池上 彰(文) 毎日新聞社ツ黴€ 952 円 
 11/07発行
 →社会、政治、経済、国際の最新ニュースを小学生向けに分かり
  やすく解説。テレビや新聞のニュースがよくわかる本。
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『図説 本の歴史』 樺山 紘一編(文) 河出書房新社ツ黴€ 1800 円 
 11/07発行(ふくろうの本)
 →石に刻み、木や葉に書いていた時代から、紙という大きな発明
  と大印刷時代の幕開け。デジタル書籍の時代を迎えようとして
  いる今、本の歴史をたどる。
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『みんなとちがっていいんだよ』 ROLLY(文)
 PHP研究所ツ黴€ 1100 円 11/07発行(心の友だち)
 →思春期の若者の良き兄貴分的存在のロックアーティスト、ロー
  リーが自らの生い立ちを語り、悩める若者たちへ応援のメッセ
  ージを贈る。
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『夜回り先生 いのちの授業』 水谷 修(文) 日本評論社ツ黴€
 1200 円 11/07発行
 →夜回り先生こと、水谷修が3月の大震災あとの思いを若者たち
  に写真とエッセイで綴る。
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♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
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=小学校高学年以上=
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『ドラえもん短歌』 枡野 浩一選(文) 小学館ツ黴€ 457 円 
 11/07発行(小学館文庫)
 →2005年同社刊の文庫化。
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■ 今週の一冊 ■
ツ黴€
 今週はまず、コンスタントにおもしろい作品を届けてくださって
 いる富安陽子さんの新作『盆まねき』です。

 なんだかほっとするお話。あんまり好きな表現ではないけれど、
 やさしい気分になれる読後感です。 
 ちょっとラストでは淋しい心地にもさせられますけどね。

 富安さんは、ハチャメチャなお話も書かれますが、こういう情緒
 溢れる作品も味わい深い…。
 ぜひ、なっちゃんのおじいちゃんの家に遊びに行ってください。
 いつもと違う夏を過ごせますよ。 (す)

 それから、長倉洋海さんの写真集『北の島』と『南の島』です。

 北の島は、グリーンランド、南の島は、ミクロネシア連邦のカピ
 ンガマランギ。それぞれ北と南の対極にある島の人々と自然を写
 真に収めたものですが、読み終えた後、しみじみため息をついて
 しまいました。

 一枚一枚の写真に言葉があり、匂いがあり、体温があり、ゆった
 りした時の流れを感じます。今年は(今年も!)忙しく旅行など
 夢のまた夢のような毎日ですが、極上の旅をしたような気持ちに
 なりました。

 私と同じように「今年も旅行どころじゃない」と嘆いている皆さ
 ま、どうぞこの写真集で北と南の至極の旅を堪能してください。
 あと、おまけのお楽しみ♪

 読み終わったあと、ぜひ表紙をはずしてみてください。また別の
 写真が出てきます。これがまたステキ♪なのです。(く)