野沢佳織さん 『モノクロの街の夜明けに』 朗読とおはなしの会
ルータ・セペティスは、「失われた物語の探究者」として綿密な取材にもとづく歴史フィクションを発表し続けているアメリカの作家です。邦訳第3作目となる本書は、1989年のルーマニアが舞台で、独裁者チャウシェスクの圧政下で密告者とならざるをえなかった17歳の高校生クリスティアンの葛藤と、社会主義体制を崩壊させた市民革命を克明に描いていきます。ほんの数十年前の出来事ですが、私たちはこのことをどれだけ知っていたでしょうか。不幸な歴史を繰り返さないために、そして自らの考えを自由に発言できる社会を守り続けるために――これは私たちの未来にとって、今こそ必要な物語です。
☆本書の翻訳者である野沢佳織さんをお招きして、朗読とおはなしの会を開催いたします。若い方々もぜひ!皆さまのご参加をお待ちしております。
●『モノクロの街の夜明けに』~若い読者が選ぶ、カーネギー賞シャドワーズ・チョイス受賞作~
ルータ・セペティス 作/野沢佳織 訳/岩波書店/2750円(税込)
【内容紹介】1989年、ルーマニア。独裁が続くこの街で、高校生のクリスティアンは密告者になった。自由を夢見る17歳は、東欧諸国の民主化を伝える海外ラジオに耳をすませ、任務を逆手にとって、世界に真実を知らせようとする――抑圧された人々の祈りが、ついに国を動かすとき。革命の希望と痛みを描く、渾身の歴史フィクション。
日時:2024年1月25日(木) 午後6時~7時半
★当日は準備のため午後5時にて閉店いたします。受付は5時40分頃からです。
★トーク終了後にサイン会が予定されています。野沢佳織さんのサインをご希望の方は当日ナルニア国にて書籍をお求めください。 ※お持ち込みはご遠慮ください。
会場:教文館9階ナルニア国店内
定員:40名(大人対象/小学生以下不可・託児なし)
参加費:1000円 ※現金のみ、当日受付でお支払いください。
☆中学生・高校生・大学生は500円でご参加いただけます! 当日学生証の提示をお願いいたします。
【お申込み方法】
参加ご希望の方はお電話でナルニア国までご連絡ください。定員に達した時点で受付を終了します。
申込み電話番号:03-3563-0730(午前10時~午後7時)
※1コール1名様のみ。ただし、ご家族は一緒でも大丈夫です。
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講師紹介:野沢佳織(のざわかおり)
東京都生まれ。翻訳家。訳書にルータ・セペティス『灰色の地平線のかなたに』『凍てつく海のむこうに』のほか、ロバート・ウェストール『水深五尋』(共訳、岩波書店)、キース・グレイ『父さんが帰らない町で』、リ・ソンジュ、スーザン・マクレランド『ソンジュの見た星』(以上、徳間書店)、バーネット『秘密の花園』(西村書店)、キャサリン・アーデン「冬の王」3部作(共訳、東京創元社)など。
★お問い合わせはお電話、Fax、メールにて承ります★
売場直通電話 03-3563-0730
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