otayori161
11月15日にナルニア国だより161号が発行されました。今月の本棚では、来年ゴールデンウィーク期間に9階ウェンライトホールで開催が予定されている、20世紀初頭の絵本を中心とした“原書や貴重な資料と原画で絵本の歴史をたどる展覧会”の予告を兼ねて、4冊の本をご紹介しています。それは一体どんな展覧会なのかしら・・・?と思われますよね。開催を決めたナルニア国スタッフも、まだまだ全貌はつかめていないのですが、ひとつヒントがあります。東京子ども図書館が毎年作っている「絵本の歴史カレンダー」―今年で17年目となるこのカレンダーは、ランドルフ・コールデコットを始めとする19世紀~20世紀初頭の様々な国の画家を取り上げた資料的要素の高い(でもとってもきれい!)カレンダーなのですが、これらを作るに当たって資料提供をなさった、ミュゼ・イマジネール有限会社(代表:島多代氏)のコレクションを公開する展覧会なのです。今から100年以上昔の作品ばかりですが、画家の優れた筆力は、後世の芸術家たちに多大な影響を与えました。絵本やデザインに興味がある人には、ゼッタイに見逃せない展覧会です。詳細は決まり次第、ホームページ等でご案内いたします。どうぞお楽しみに!
※ちなみに、今年の東京子ども図書館・絵本の歴史カレンダーは、ロシアの画家イワン・ビリービンを取り上げています。