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1953年の創刊から今年で60周年を迎える“岩波の子どもの本”。秋にはナルニア国で原画展や講演会などを含めた企画展を予定しています。先日、講演会の講師も決まりました!今回ナルニア国にお越しくださるのは、龍谷大学短期大学部こども教育学科準教授の生駒幸子さんです。生駒さんは児童文学者・鳥越信さんのお弟子さんであり、日本の戦中・戦後の絵本を研究していらっしゃいますが、さらにその中でも光吉夏弥さんについての研究がご専門だとか!子どもの本シリーズのスタートは光吉さんの個人の蔵書であったというお話も聞いていますので、今回この“岩波の子どもの本60周年記念展”でお話を伺うのに、これ以上ふさわしい方はいらっしゃらないでしょう。光吉夏弥さんは「ひとまねこざる」やその他たくさんの幼年童話でそのお名前をお見かけしていますが、そのお仕事全般に関する研究というのはあまり聞いたことがありませんでした。今回、大変貴重な機会をいただいたことに感謝しつつ、ぜひたくさんの方に関心を持ってご参加いただければと思っています。詳細はこれからですが、店頭では先日から予告チラシの配布を始めました。お立ち寄りの際は、どうぞ入り口のご案内チラシコーナーをお見逃しなく。

★写真にある『子どもの本のカレンダー』(創元社)は生駒幸子さんのご著書です(鳥越信さんとの共著)。また、その隣りのあるセンダックの英語絵本は…。その真相はまた後日!