今日から始まった“本づくりの熱気、再発見!<岩波写真文庫>とその時代”展を、早速くろみみくんが見学してきました。どんな様子か、ちらりとお見せします!

1.復刊になった写真文庫『一年生 ある小学教師の記録』について
この本の写真を撮った熊谷元一さんは、武井武雄に童画を習ったそうです。写真の子どもたちの表情はどれも生き生きとしていて、ちっともカメラを意識している様子はありません。写真に付けられたの解説も読むととっても面白いですよ!
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2.『きかんしゃやえもん』の岡部冬彦さん
漫画の世界で有名だった岡部さん。子どもの本好きにとっては「やえもん」の人ですが、この岡部冬彦さんは写真文庫にもご縁の深い方なのですって!ご存知でしたか??

3.写真文庫だけではない展示 その1:岩波少年文庫
1950年代に岩波書店から出版された児童書に関する展示も、今回の展覧会に含まれています。ナルニア国のお客様には、こちらの展示もとても興味深いのでは…
shounenbunkomokuroku←くろみみくんが見ているのは創刊時の目録です!

4.写真文庫だけではない展示 その2:岩波の子どもの本
今年創刊から60周年を迎える“岩波の子どもの本”。初版本や原画(初山滋『おそばのくきはなぜあかい』の他、『スザンナのお人形』や『やまのたけちゃん』の3点)など貴重な資料が多数展示されていました。秋にはナルニア国でも特別展を開催しますが、そのプレフェアも兼ねている…?なんて言ったら、写真文庫ファンの方に怒られてしまいますかね(笑)
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岩波写真文庫展は、7/8(月)まで会期中は無休です(午前11時~午後7時:入場は6時半まで)。入場料は大人500円、高校生以下は無料です。会期中には岩波書店の写真文庫編集者がその魅力を熱く語るギャラリートークも6回開催します。展示会への入場料のみで、参加費は無料です。時間は午後6時~30分程度の予定です。
★岩波書店編集者・桑原涼(すずし)氏ギャラリートーク:6/26、28、29、7/3、5、6の6日間開催。