tenjiehon
偕成社(『ノンタン じどうしゃ ぶっぶー』/1,260円)、こぐま社(『こぐまちゃんとどうぶつえん』/1260円)、小学館(『てんじつきさわるめいろ』/1995円)の3社から、本日同時に出ました“てんじつきさわるえほん”です。ナルニア国でも以前特集を組んだことのある、大阪の“てんやく絵本ふれあい文庫(代表:岩田美津子さん)”と、出版社・印刷会社・作家・画家などがメンバーとなった「点字つき絵本の出版と普及を考える会」の設立10周年記念企画として刊行されました。岩田さんの「見える人も見えない人も一緒に絵本を楽しみたい」という願いが人々を動かし、10年目にしてこのような形になったというのは、本当に素晴らしいことだと思います。普段はライバルと思われている出版社が、お互いに情報を交換して共同で販売計画を練られたとのこと、“出版の志、心意気”を感じるではありませんか!2/9~3/10までは、池袋のジュンク堂書店で「点字つき絵本・さわる絵本フェア」が開催されます。会期中に岩田美津子さんのトークもありますので、興味をお持ちの方はぜひご参加ください。詳しくはジュンク堂のホームページでどうぞ!
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-ikebukuro.html#talk
※今回、しばらく品切れになっていた『てんじつきさわるえほん しろくまちゃんのほっとけーき』もこぐま社から復刊になりました。