2013年の夏に教文館9階ウェンライトホールで展覧会が決定した、スイスの画家ハンス・フィッシャー(『こねこのぴっち』の作者です)の、知られざる絵本が入荷しました。これはフィッシャーの原画を数多く所有している、長野県の小さな絵本美術館から出版されたもので、一般には流通していません。というわけで、ナルニア国のスタッフも目にするのは初めて!これはグリム童話の「ならずもの」というお話の絵本です。やりたい放題暴れ者のおんどりとめんどりの様子が、フィッシャーらしい生き生きとした踊るような線で描かれています。もしかしたら、来年はこの原画も見られるかも…!?どうぞご期待ください。
※この絵本の最終場面“くるみのボート”は、小さな絵本美術館からポストカードにもなって販売されています。(書籍:1,575円/ポストカード:158円)