2012年10月21日~10月27日入荷分

■ 今週のおすすめ ■
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♪ 絵本 ♪ 8点
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『ちょっとだけまいご』BL出版
『むしたちのサーカス』童心社
『きょうはしましま』こぐま社ツꀀ
『メガネくんのゆめ』講談社ツꀀ
『千年もみじ』新日本出版社
『サッカーがだいすき!』岩崎書店
『パパとわたし』光村教育図書
『絵本 化鳥』国書刊行会ツꀀ
ツꀀ
♪ フィクション ♪ 13点

『劇団どうぶつ座第三回公演 ゆめどろぼうカメかめん』
                        岩崎書店
『おひさまやのテーブルクロス』講談社
『小さなりゅうとふしぎな木』国土社
『ロージーとムサ パパからの手紙』朝日学生新聞社
『魔法使いの少年の旅 ボリガペッパとゼラ』平凡社
『くりぃむパン』くもん出版
『テディ・ロビンソンとサンタクロース』岩波書店
『ふたつの月の物語』講談社
『すずかけ荘の謎の住人』朝日学生新聞社
『あの雲を追いかけて』竹書房
『アンの想い出の日々(上)』新潮社
『アンの想い出の日々(下)』新潮社
『郊外少年マリク』集英社

♪ ノンフィクション ♪ 10点
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『オオカミ』ほるぷ出版ツꀀ
『おりがみ12か月3 あき』汐文社ツꀀ
『おりがみ12か月4 ふゆ』汐文社ツꀀ
『おかしもつくっていい?』復刊ドットコム
『幸せを奏でる私の音楽』佼成出版ツꀀ
『ミッドタウン・タワー 超高層ビル248mへの道』佼成出版
『からだと生命の不思議』小学館
『弁当づくりで身につく力』講談社ツꀀ
『朝日新聞 必読ニュース2012年版』朝日新聞社
『21人の輪 震災を生きる子どもたちの日々』NHK出版
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♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 3点
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『ちょっぴりこわいぞ』リーブル
『英雄オデュッセウス』小峰書店
『ジャーニー』リトル・モア

■ 今週のおすすめ ■
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♪♪ 絵本 ♪♪
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=幼児以上=
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『ちょっとだけまいご』 クリス・ホートン(文・絵)木坂 涼
 (訳) BL出版ツꀀ 1400 円 12/10発行
 →巣から落ちたチビふくろう。りすが駆け寄り、一緒にママを
  探します。アイルランド生まれのデザイナー、イラストレー
  ターでもある著者による作品。
ツꀀ
『むしたちのサーカス』 得田 之久(文)久住 卓也(絵)
 童心社ツꀀ 1300 円 12/10発行(絵本・こどものひろば)
 →まちのサーカス団がむしむしはらっぱにやって来ました。楽
  団の演奏に誘われて集まったたくさんの虫たち。やがてサー
  カスが始まります…。
ツꀀ
『きょうはしましま』 木野 あきこ(文・絵) こぐま社ツꀀ
 900 円 12/11発行
 →公園からの帰り道、床屋さんの前を通ったら、しましまの服
  を着た犬とすれ違う…。しましまがいっぱいの絵本。
ツꀀ
『メガネくんのゆめ』 いとう ひろし(文・絵) 講談社ツꀀ
 1300 円 12/10発行(講談社の創作絵本)
 →メガネくんは、夢を見ていました。とても幸せな夢で、起き
  た後も笑顔のままのメガネくん。でも、夢の内容をどうして
  も思い出せません。そこへ…。
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=小学校低学年以上=
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『千年もみじ』 最上 一平(文)中村 悦子(絵)
 新日本出版社ツꀀ 1500 円 12/10発行
 →八雲山に咲く千年もみじ。じいちゃんのお兄さんは、出征す
  る前に千年もみじに会いに行ったという。人々の歴史をじっ
  と見守る千年もみじ…。
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=小学校中学年以上=
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『サッカーがだいすき!』 マリベス・ボルツ(文)ローレン・
 カスティロ(絵)MON(訳) 岩崎書店ツꀀ 1400 円 12/11発行
 →あたしはシエラ。サッカーが大好き。地区の選抜チームに選
  ばれて試合に出るけれど、大好きなおばさんは試合の土曜日
  はカフェが忙しくて、実に来ることができない…。
ツꀀ
『パパとわたし』 マリア・ウェレニケ(文・絵)宇野 和美
 (訳) 光村教育図書ツꀀ 1200 円 12/10発行
 →ときどきね、パパといっしょにいたくなる。だけどパパは、
  わたしといたくないときもある。わたしもパパといたくない
  ときもある…。アルゼンチンの作家による絵本。
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=中学以上=
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『絵本 化鳥』 泉 鏡花(文)中川 学(絵) 国書刊行会ツꀀ
 1900 円 12/11発行
 →泉鏡花の「化鳥」を完全絵本化したもの。巻末に原文掲載。
  解説:東雅夫、吉田昌志
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♪♪ フィクション ♪♪
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=小学校低学年以上=
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『劇団どうぶつ座第三回公演 ゆめどろぼうカメかめん』 穂高 
 順也(文)深見 春夫(絵) 岩崎書店ツꀀ 1200 円 12/11発行
 (おはなしトントン)
 →劇団「どうぶつ座」第3回公演。今回の劇のテーマは夢。カメ
  タが夜ひつじを数えていると、やってくるのは何故かバク。
  そしてカメタは…。
ツꀀ
『おひさまやのテーブルクロス』 茂市 久美子(文)よしざわ 
 けいこ(絵) 講談社ツꀀ 1100 円 12/10発行
 (どうわがいっぱい)
 →はるかは、片づけが苦手。いつも部屋は散らかり放題。ある
  日、友だちのあやちゃんの部屋に行くと、片づけが苦手なあ
  やちゃんの部屋が綺麗になっていた。そこには黄色いテーブ
  ルクロスが…。
ツꀀ
『小さなりゅうとふしぎな木』 長井 るり子(文)小倉 正巳
 (絵) 国土社ツꀀ 1200 円 12/10発行
 →あらし島にいた木や花たちが逃げ出したという昔話を聞いた
  りゅうは、手がかりをさがしに出かける。きりの森で出会っ
  たのは…。
ツꀀ
=小学校中学年以上=
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『ロージーとムサ パパからの手紙』 ミヒャエル・デコック
 (文)ユーディット・バニステンダール(絵)久保谷 洋
 (訳) 朝日学生新聞社ツꀀ 1000 円 12/10発行
 →ママと2人暮しのロージーに、ある日いなくなったパパからの
  手紙が届きました。ママには内緒で、親友のムサとパパに会
  いに行くことにしました…。
ツꀀ
『魔法使いの少年の旅 ボリガペッパとゼラ』 小薗江 圭子
 (文)大島 まどか(絵) 平凡社ツꀀ 1500 円 12/10発行
 →ボリガペッパは、不器用で内気な魔法使い。ある日、ボリガ
  ペッパは、何でも上手にできる魔法使いの娘ゼラと旅に出ま
  す…。
ツꀀ
『くりぃむパン』 濱野 京子(文)黒須 高嶺(絵) くもん
 出版ツꀀ 1300 円 12/10発行
 →小4の香里の家は五世代9人の大家族と2人の下宿人。そこへ、
  同い年で親戚の未果がやってきて一緒に暮すことに…。
ツꀀ
『テディ・ロビンソンとサンタクロース』 ジョーン・G・ロビ
 ンソン(文・絵)小宮 由(訳) 岩波書店ツꀀ 1500 円 
 12/10発行
 →デボラという女の子のくまのぬいぐるみ、テディ・ロビンソ
  ンがほっきょくぐまになったり(!)、おもちゃやさんに行
  ったり、バザーで売られたりするお話を6つ収録。あたたかな
  ユーモアで彩られた幸福感で満たされる読後感を味わえます。
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=小学校高学年以上=
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『ふたつの月の物語』 富安 陽子(文) 講談社ツꀀ 1400 円 
 12/10発行
 →施設育ちの美月(みづき)と、育ての親を亡くしたばかりの
  月明(あかり)は中学2年の夏、富豪の津田節子の養子候補と
  なる。招かれた別荘で、2人の少女は津田の思いと、自らの過
  去の秘密にたどりつく。
ツꀀ
『すずかけ荘の謎の住人』 西村 友里(文)久保谷 智子(絵)
 朝日学生新聞社ツꀀ 800 円 12/10発行
 (あさがく創作児童文学シリーズ)
 →小6の奈緒子が暮らすアパート「すずかけ荘」に、ある日謎の
  住人が引っ越してきた。謎の住人の秘密をさぐるうちに、奈
  緒子は住人たちの変化に気づく…。
ツꀀ
=中学以上=
ツꀀ
『あの雲を追いかけて』 アレックス・シアラー(文)今日 
 マチ子(絵)金原 瑞人(訳) 竹書房ツꀀ 1400 円 12/11発行
 →共訳:秋川久美子/太陽を中心に無数の島が浮かぶ世界。ク
  リスチャンのクラスに雲を追うもの(クラウド・ハンター)
  の少女ジェニーンが転入してきた。彼女に憧れ、雲漁に連れ
  て行ってもらうことになるが…。
ツꀀ
『アンの想い出の日々(上)』 モンゴメリ(文)村岡 美枝
 (訳) 新潮社ツꀀ 750 円 12/11発行(新潮文庫)
 →モンゴメリが、自らの死期を悟った後に筆を執った「アン・
  シリーズ」最終巻。ブライス家の語らいや随所にアンの作っ
  た詩など、シリーズの中で目にすることのなかったものが多
  数掲載。

『アンの想い出の日々(下)』 モンゴメリ(文)村岡 美枝
 (訳) 新潮社ツꀀ 750 円 12/11発行(新潮文庫)
 →「アン・シリーズ」最終巻下巻。モンゴメリの遺作の未公開
  の原稿も含む完全版。翻訳は村岡花子の孫である、村岡美枝。
ツꀀ
『郊外少年マリク』 マブルーク・ラシュディ(文)中島 
 さおり(訳) 集英社ツꀀ 1800 円 12/10発行
 →パリ郊外の団地に住むマリクは、アルジェリア系移民。貧困
  と偏見の中で生きるマリクだが、ウィットとユーモアでエネ
  ルギッシュに生き抜いていく。マリクの成長を5歳から26歳ま
  で描いた作品。

♪♪ ノンフィクション ♪♪
ツꀀ
=小学校低学年以上=
ツꀀ
『オオカミ』 ジム・ブランデンバーグ(文) ほるぷ出版ツꀀ
 2200 円 12/10発行
 (ナショナルジオグラフィック 動物大せっきん)
 →アメリカ・ナショナルジオグラフィック協会の研究者やカメ
  ラマンによる写真絵本シリーズ。本書ではホッキョクオオカ
  ミの一家を追い、迫力ある写真でその生態を紹介する。
  共著:ジュディ・ブランデンバーグ、監修:小宮輝之
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=小学校中学年以上=
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『おりがみ12か月3 あき』 寺西 恵里子(文) 汐文社ツꀀ
 2300 円 12/10発行
 →秋の花と木、お月見、ハロウィン、運動会、音楽会、敬老の
  日、収穫の秋…。秋の折紙をカラー写真で折り方をわかりや
  すく解説。
ツꀀ
『おりがみ12か月4 ふゆ』 寺西 恵里子(文) 汐文社ツꀀ
 2300 円 12/10発行
 →冬の花、冬の鳥、動物、クリスマス、お正月、豆まき、冬の
  リース、バレンタインなど冬にまつわる様々な折紙をカラー
  写真で折り方を分りやすく解説。
ツꀀ
『おかしもつくっていい?』 碧海 酉癸(文)落合 稜子
 (絵) 復刊ドットコムツꀀ 2000 円 12/11発行
 (こどものりょうりえほん4)
 →料理の作り方を楽しいイラストで分りやすく紹介するシリー
  ズ。本書では、フレンチトースト、どらやき、ポテトパンケ
  ーキ、おだんごなどのお菓子の作り方を紹介。
  共著:五味恭子、松田直子

『幸せを奏でる私の音楽』 光丘 真理(文) 佼成出版ツꀀ
 1500 円 12/10発行(感動ノンフィクションシリーズ)
 →うまれつき左手の指が2本しかない小林夏衣さんは、ピアノが
  大好きな少女に成長します。持ち前の明るさと前向きな性格
  で、音楽への道を進んで行く夏衣さんの姿を描いた作品。
ツꀀ
『ミッドタウン・タワー 超高層ビル248mへの道』 深光 
 富士男(文) 佼成出版ツꀀ 1500 円 12/10発行
 (このプロジェクトを追え!)
 →東京一高い超高層ビル「ミッドタウン・タワー」。タワーが
  、どのように建てられたいったかを現場所長、とび職、タワ
  ークレーンオペレーターたちへのインタビューも交え、克明
  に紹介する。
ツꀀ
=小学校高学年以上=
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『からだと生命の不思議』 藤子プロ監修(文) 小学館ツꀀ 850 円 
 12/10発行(ドラえもん科学ワールド)
 →人体や生命をテーマに、人間の体の中から生命の誕生、iP
  S細胞についてまで、最新の研究成果をドラえもんのマンガ
  でわかりやすく解説。
ツꀀ
『弁当づくりで身につく力』 竹下 和男(文) 講談社ツꀀ
 1200 円 12/10発行(世の中への扉)
 →2001年に香川県滝宮小学校で始まった「弁当の日」。5、6年
  生が全員朝自分だけでお弁当を持ってくる日。弁当作りの体
  験を通じて、子どもたちの中に育つ様々な気持ちと力を描く。
ツꀀ
『朝日新聞 必読ニュース2012年版』  朝日新聞社ツꀀ 1600 円 
 12/11発行
 →2011年10月から2012年9月までの国内を中心にした主だったニ
  ュースをカラー写真で紹介する。ニュースの解説と専門用語
  の解説付き。
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=中学以上=
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『21人の輪 震災を生きる子どもたちの日々』 杉浦 大悟(文)
 NHK出版ツꀀ 1400 円 12/10発行
 →福島第一原発から38キロにある、相馬市立磯部小学校。この
  春卒業した6年生が、それぞれの葛藤と試練を乗り越えながら
  、前に進む姿を追う。NHKスペシャルでも放映。
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♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
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=幼児以上=
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『ちょっぴりこわいぞ』 高木 あきこ(文)さいとう しのぶ
 (絵) リーブルツꀀ 1000 円 12/10発行
 →ひとつひぐれのかくれんぼ、ひとりだれだろしらないこ…。
  妖怪やオバケが出てくるちょっぴりこわい数え歌。
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=中学以上=
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『英雄オデュッセウス』 ジャン=コーム・ノゲス(文)ジャッ
 ク・ギエ(絵)村松 定史(訳) 小峰書店ツꀀ 2400 円 
 12/10発行
 →トロイア戦争の英雄オデュッセウスが故郷に帰るまでの10年
  間の物語を影絵のような挿絵で7話収録。
ツꀀ
『ジャーニー』 長田 弘(文)渡邉 良重(絵)ピーター・
 ミルワード(訳) リトル・モアツꀀ 2000 円 12/10発行
 →うつくしい色を探しに行った。たましいの色をさがしに行っ
  た…。長田弘の詩に、デザイナー、ジュエリー作家がそれぞ
  れの挿絵をつけた詩集。英訳つき。
ツꀀ
■ 今週の一冊 ■

 今週は『テディ・ロビンソンとサンタクロース』で決まり♪

 本書で「テディ・ロビンソン」シリーズの刊行はおしまいです。
 
 お話の内容もさることながら、とにかく挿絵が可愛いです。
 自然に笑顔になっちゃう。
 そして何かあるたびに歌っちゃうこのクマが憎めない。
 愛らしい存在です。

 ご機嫌かと思えば、偉そうにしてみたり、プンプンしていたり
 するんですけどね。

 最近の作品にはあまり見られない、幸せな読後感に満たされる
 一冊です。
 ぜひお手元に置いてください。
 いつでもテディ・ロビンソンはあなたの友だちでいてくれるで
 しょう。  

 あ、それから翻訳の小宮さんのブログには作者についてもう少
 し詳しく記述があります。顔写真も載ってます! ご興味ある
 方は見てみるといいかもしれません。 (す)