おばかさんで何かにつけ農場の仲間たちに迷惑をかけている(でも不思議と憎めない)がちょうのペチューニアのお話。以前佑学社から出ていた『ペチューニアのクリスマス』が、新訳で復刊ドットコムから出版されました。相変わらずのあわてものですが、今回のペチューニアは恋心に動かされて、ひと稼ぎもふた稼ぎもしてしまったというお話。笑いながらも、心がふっと暖かくなるクリスマスプレゼントにはぴったりの絵本です。そして、もう1冊同時に刊行された『ペチューニアのうた』は、グワッグワッとしか鳴けないがちょうのペチューニアが、歌に憧れてまたしても騒動引き起こすなんとも愉快なお話です。間に作詞・作曲ロジャー・デュボアザンという「ペチューニア」の歌まで入っていますので、譜面の読める方はぜひペチューニアになりきって歌ってくださいませ。でもグワッグワッとうるさいので、くれぐれも回りに人がいないところで、お願いします!(笑)