10月の特別企画として、福音館書店の古典童話シリーズをご紹介していますが、その片隅で、実は今年創刊から10周年を迎えた“福音館文庫”のフェアも開催しています。福音館は過去に自社でたくさんのよい作品を出していたのですが、残念ながら親本は品切れとなってしまっているものも多数あります。そんな中で、福音館文庫に加えられたことで、もう一度読めるようになった作品もいくつかあるのです(『お父さんのラッパばなし』とか、『白鳥のトランペット』とか)。そんな作品を中心に、子どもたちにも本好きな大人にも楽しんでいただきたい書目を集めて、ミニコーナーを作りました。ポップの数では、フェア開催中の古典童話シリーズより多いかも!?というくらいの、気合の入り方。一見地味な装丁で、なかなか手にとられにくいのは古典童話と一緒ですが、読んでみれば面白い作品がたくさん隠れているのも分かってもらえるはず!ぜひスタッフのおすすめコメント(ポップ)を参考に、面白そうな本を探してみてください。埋もれた名作を発見するのは、あなた自身です!