2012年9月9日~9月15日入荷分

■ 今週のおすすめ ■ ツꀀ
♪ 絵本 ♪ 16点 ツꀀ
『きょうのごはん』偕成社
『ともだちできたよ』文研出版
『もりのだるまさんかぞく』教育画劇ツꀀ
『おひさまさんさんおはおようさん』岩崎書店
『だいすき!』岩崎書店
『おもちゃびじゅつかんのクリスマス』徳間書店
『こわがらなくていいんだよ』長崎出版ツꀀ
『くるみわりにんぎょう』徳間書店
『ぼくのママはうんてんし』福音館書店
『アナベルとふしぎなけいと』あすなろ書房ツꀀ
『ABCの本 あなたがつくるABCのおはなし』講談社
『生まれかわり 東大寺大仏縁起絵巻より』長崎出版
『わたしのいちばんあのこの1ばん』ポプラ社ツꀀ
『介護のえほん だいじょうぶだよ、おばあちゃん』講談社
『せかせかビーバーさん』クレヨンハウス
『北京 中軸線上につくられたまち』ポプラ社

ツꀀ ♪ フィクション ♪ 13点 ツꀀ
『ふたりだけの運動会』佼成出版
『クマと製鉄所』福音館書店
『じったんのオムライス』くもん出版
『てんやわんや名探偵』偕成社
『夜の小学校で』偕成社
『マドレーヌは小さな名コック』徳間書店ツꀀ
『すりかわったチャンピオン犬』国土社
『パイとねこと秘密のレシピ』岩崎書店
『K町の奇妙なおとなたち』偕成社
『鬼の橋』福音館書店ツꀀ
『旧約聖書物語(上)』岩波書店
『旧約聖書物語(下)』岩波書店
『ラビットヒーロー』講談社

ツꀀ ♪ ノンフィクション ♪ 14点 ツꀀ
『かこさとし こどもの行事しぜんと生活 10月のまき』小峰書店
『月の満ちかけ絵本』あすなろ書房
『よくわかる元素図鑑』PHP研究所ツꀀ
『道は生きている 新装版』講談社
『アロハの贈りもの つよくてやさしいハワイのことわざ』阪急コミュニケーションズ
『狩蜂生態図鑑』全国農村教育協会ツꀀ
『決め方大研究』PHP研究所
『カビのふしぎ 調べよう』汐文社
『自転車の歴史と文化』ベースボールマガジン社
『イクバルと仲間たち 児童労働にたちむかった人々』小峰書店
『外来どうぶつミニ図鑑』全国農村教育協会ツꀀ
『東北の伝承切り紙』平凡社
『中勘助『銀の匙』を読む』岩波書店ツꀀ
『名前で読み解く 日本いきもの小百科』平凡社ツꀀ

ツꀀ ♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 4点 ツꀀ
『いっすんぼうし』童話館出版ツꀀ
『地球パラダイス』偕成社ツꀀ
『斉藤洋の日本むかし話 ふしぎな国の巻』ひさかたチャイルドツꀀ
『雨ニモマケズ』偕成社ツꀀ

ツꀀ ■ 今週のおすすめ ■
ツꀀ ♪♪ 絵本 ♪♪ ツꀀ
=幼児以上= ツꀀ
『きょうのごはん』 加藤 休ミ(文・絵) 偕成社ツꀀ 1200 円   12/09発行  →ああ、いいにおい。今日のご飯はなーに?こんがり焼けたさんま。お隣さんからもいいにおい。今日のごはんななーに? みんなで作ったカレーライス…。 ツꀀ

『ともだちできたよ』 内田 麟太郎(文)こみね ゆら(絵)  文研出版ツꀀ 1300 円 12/09発行(えほんのもり)  →うさぎには友だちがいません。いつもひとりで池を見ていました。ある日、うさぎに手紙が届きますが、差出人の名前がにじんで見えません。うさぎは、必死で送り主を探しますが…。 ツꀀ

『もりのだるまさんかぞく』 高橋 和枝(文・絵) 教育画劇ツꀀ  1100 円 12/09発行  →ある日、森のマンションにだるまさんの家族が引っ越してき   ました。だるまさんの部屋も家具もとても変わっています…。 ツꀀ

『おひさまさんさんおはおようさん』 なかじま かおり(文・  絵) 岩崎書店ツꀀ 850 円 12/09発行  (あかちゃん・かどまるえほん)  →おひさまさんさん、おはようさん。そこへもくもく雲さんやってきて…。児童書装丁を手がける著者による、2作目の絵本。 ツꀀ

『だいすき!』 さこ ももみ(文・絵) 岩崎書店ツꀀ 850 円   12/09発行(あかちゃん・かどまるえほん)  →ぶたさんとねこさんが、好き好き大好き、ぶうにゃあにゃあ。やぎさんといぬさんが、あいたたごっつん、めえわんわーん…。 ツꀀ

『おもちゃびじゅつかんのクリスマス』 デイヴィッド・ルーカ  ス(文・絵)なかがわ ちひろ(訳) 徳間書店ツꀀ 1400 円   12/09発行  →ここはおもちゃ美術館。クリスマスイブの夜に、ツリーに向 かったおもちゃたち。何もプレゼントがないことに、がっかりしたおもちゃたちは、自分たちが贈物になることにします…。 ツꀀ

『こわがらなくていいんだよ』 ゴールデン・マクドナルド(文)  レナード・ワイスガード(絵)こみや ゆう(訳) 長崎出版ツꀀ  1500 円 12/09発行  →昔、ジャングルに大変こわがりなトラの子が住んでいました。   トラのこは、何でも怖がってがたがた震えていました。ある日、お父さんとお母さんと一緒に森の中へでかけます…。 ツꀀ

『くるみわりにんぎょう』 アンマリー・アンダーソン再話(文)  アリソン・ジェイ(絵)蜂飼 耳(訳) 徳間書店ツꀀ 1600 円   12/09発行  →クリスマス・イブの夜、クララはくるみ割り人形をもらいます。人形を抱いて寝てしまったクララ。目を覚ますと、ネズ ミの兵隊が現れクララを襲います。すると…。   原作:E・T・A・ホフマン ツꀀ

『ぼくのママはうんてんし』 おおとも やすお(文・絵)  福音館書店ツꀀ 1300 円 12/09発行(科学シリーズ)  →のぞむのママは電車の運転士、パパは看護師。のぞむは、妹と保育園に通っている。のぞむは、ママの誕生日に、こ線橋の上からハタを振ってお祝いしようと思いつく。 ツꀀ

『アナベルとふしぎなけいと』 マック・バーネット(文)ジョ  ン・クラッセン(絵)なかがわ ちひろ(訳) あすなろ書房ツꀀ  1300 円 12/09発行  →アナベルは箱を拾った。中に入っていたのは色とりどりの綺麗な毛糸。アナベルは次々に毛糸を編むが、毛糸は編んでも編んでもなくならない。ある日、王子が魔法の箱を狙って…。 ツꀀ

『ABCの本 あなたがつくるABCのおはなし』 杉田 豊(文・絵)  講談社ツꀀ 2800 円 12/09発行(講談社の創作絵本)  →AからZまで、それぞれの頭文字で始まる単語を3つ、英語とドイツ語、フランス語で表記した絵本。巻末に全ての単語の綴りと発音を掲載。

ツꀀ =小学校低学年以上= ツꀀ
『生まれかわり 東大寺大仏縁起絵巻より』 寮 美千子(文)  長崎出版ツꀀ 1600 円 12/08発行  →遠い昔、インドで四聖の菩薩がお釈迦様の前で、蘇りを約束 した。時は移り、1000年後。藤原京で観音菩薩は妃の身体に 宿り…。東大寺大仏縁起絵巻を絵本にしたもの。 ツꀀ

『わたしのいちばんあのこの1ばん』 アリソン・ウォルチ(文)  パトリス・バートン(絵)薫 くみこ(訳) ポプラ社ツꀀ  1300 円 12/09発行(ポプラせかいの絵本)  →バイオレットは何でも一番を自慢する。かけっこも、おしゃべりも、洋服もいつだって一番。でも私は何だかモヤモヤす   る。ある日、先生がくれた種をみんなで植木鉢に植えたの。すると…。 ツꀀ

『介護のえほん だいじょうぶだよ、おばあちゃん』 福島 利 行(文)塚本 やすし(絵) 講談社ツꀀ 1500 円 12/09発行  (講談社の創作絵本)  →田舎のおばあちゃんが転んで怪我をした。おじいちゃんが、家で介護しているんだって。ぼくとお姉ちゃんは、休みの日 にお手伝いに行くことにした…。「介護」を理解するための 絵本。 ツꀀ

=小学校中学年以上= ツꀀ 『せかせかビーバーさん』 ニコラス・オールドランド(文・絵)  落合 恵子(訳) クレヨンハウスツꀀ 1400 円 12/07発行  →森の中に、いつもせかせかしているビーバーさんがいました。せかせかし過ぎて、仲間たちに迷惑をかけていることすら、気がつきません。ある日怪我をしてビーバーさんは入院しますが…。

ツꀀ =小学校高学年以上= ツꀀ
『北京 中軸線上につくられたまち』 于 大武(文・絵)文 妹(訳) ポプラ社ツꀀ 1500 円 12/09発行  →中軸線とは、北京のまちの中心を南北に貫く線。この線上に 主だった建物が配置されている。北京のまちを、南から北へ中軸線をたどりながら描いた絵本。 ツꀀ

♪♪ フィクション ♪♪ ツꀀ
=小学校中学年以上= ツꀀ
『ふたりだけの運動会』 あいはら ひろゆき(文)佐藤  真紀子(絵) 佼成出版ツꀀ 1300 円 12/09発行  →元気で明るいお母さんが入院した。孝太はお母さんのために、頑張ってリレーの選手に抜擢される。ところが運動会当日、お母さんが熱を出し…。 ツꀀ

『クマと製鉄所』 セルマ・ラーゲルレーヴ原作(文)平澤   朋子(絵)菱木 晃子(訳) 福音館書店ツꀀ 1400 円   12/09発行(ニルスが出会った物語3)  →構成:菱木晃子/4月末の風の強い日、スウェーデン中部の鉱   山地帯を飛んでいた時、突風に煽られニルスは、地上に落ちてしまいました。そこへ子グマが匹やってきて…。 ツꀀ

『じったんのオムライス』 大久保 美行(文)大野 八生(絵)  くもん出版ツꀀ 1300 円 12/09発行  →指を骨折したママの代わりに、ぼくも料理を作ることにした。ぼくのおじいちゃん・じったんは、元料理人。優しいけれど、料理にはきびしい。ぼくはオムライスを伝授してもらうことになったが…。 ツꀀ

『てんやわんや名探偵』 杉山 亮(文)中川 大輔(絵)  偕成社ツꀀ 1000 円 12/09発行(ミルキー探偵大活躍)  →名探偵ミルキー杉山に、今回持ち込まれた事件は三つ。「食べられるえんぴつ事件」「消えたムッシュ」「愛よかがやけ」の3話が収録。シリーズ最新刊。 ツꀀ

『夜の小学校で』 岡田 淳(文) 偕成社ツꀀ 1200 円 12/10発行  →桜若葉小学校の夜警をすることになったぼくが出会う不思議 なできごと。短編連作集。毎日新聞関西版「読んであげて」に11年10/1~1ヶ月連載されたものを訂正し、まとめた。 ツꀀ

『マドレーヌは小さな名コック』 ルパート・キングフィッシャー  (文)つつみ あれい(絵)三原 泉(訳) 徳間書店ツꀀ  1400 円 12/09発行  →夏休みの間、パリにあるおじさんのレストランに預けられたマドレーヌ。功名心の塊のおじさんは、マドレーヌに、「謎の食料品店」のペーストのレシピを盗み出すように命令するが…。 ツꀀ

『すりかわったチャンピオン犬』 ドリー・ヒルスタッド・バト  ラー(文)うしろだ なぎさ(絵)もりうち すみこ(訳)  国土社ツꀀ 1300 円 12/09発行(名探偵犬バディ)  →おれは名探偵犬キング。でも、飼い主ケーラが突然行方不明になり、別の家族の犬になってる。そこでのおれの名は、バ   ディ。今日もまた事件が起こり、解決に乗り出した…。 ツꀀ

『パイとねこと秘密のレシピ』 サラ・ウィークス(文)成瀬   瞳(絵)海後 礼子(訳) 岩崎書店ツꀀ 1400 円 12/09発行(海外文学コレクション)  →イプスウィッチの町のパイの女王、アリスおばさんが急に亡   くなってしまいました。そのレシピはネコのラードに、と遺言が遺されて…。 ツꀀ

=小学校高学年以上= ツꀀ
『K町の奇妙なおとなたち』 斉藤 洋(文)森田 みちよ(絵)  偕成社ツꀀ 1200 円 12/09発行  →戦後の昭和の時代、K町のおとなたちと不思議な出来事を少年の目で描いた連作短編集。温かくも、どこか懐かしい話が   11収録されている。 ツꀀ

『鬼の橋』 伊藤 遊(文)太田 大八(絵) 福音館書店ツꀀ  750 円 12/09発行(福音館文庫)  →98年刊の文庫化。

ツꀀ =中学以上= ツꀀ
『旧約聖書物語(上)』 ウォルター・デ・ラ・メア(文)桂川 潤(絵)阿部 知二(訳) 岩波書店ツꀀ 760 円 12/09発行  (岩波少年文庫)  →旧約聖書の物語を天地創造からアダムとエバ、ノアの箱舟、出エジプト、ダビデの物語までを重要なできごとを選んで書いたもの。89年刊の新装版。 ツꀀ

『旧約聖書物語(下)』 ウォルター・デ・ラ・メア(文)桂川   潤(絵)阿部 知二(訳) 岩波書店ツꀀ 720 円 12/09発行  (岩波少年文庫)  →デ・ラ・メアの豊かな文章で綴る旧約聖書物語。下巻ではサムソン、サムエル、サウル、ダビデの物語を描く。89年刊の新装版。 ツꀀ

『ラビットヒーロー』 如月 かずさ(文) 講談社ツꀀ 1400 円   12/09発行  →内気な高校生・宇佐は、特撮マニア。ひょんなことから、地元のヒーローのショーで主役を演じることになる。内気な自分を変えるために奮闘するが…。 ツꀀ

♪♪ ノンフィクション ♪♪
ツꀀ =小学校低学年以上= ツꀀ
『かこさとし こどもの行事しぜんと生活 10月のまき』 かこ さとし(文・絵) 小峰書店ツꀀ 1400 円 12/09発行  →かこさとしの行事絵本。この巻では寒露、豆名月、体育の日など10月のさまざまな行事や子どもの遊びを紹介する。 ツꀀ

=小学校中学年以上= ツꀀ
『月の満ちかけ絵本』 大枝 史郎(文)佐藤 みき(絵)  あすなろ書房ツꀀ 1200 円 12/09発行  →新月から三日月、上弦の月、満月と29日半の月の満ち欠けのしくみが分かる観察絵本。イラストとエピソードで満ち欠け   を分かりやすく解説する。 ツꀀ

『よくわかる元素図鑑』 左巻 健男(文) PHP研究所ツꀀ  2000 円 12/10発行  →周期表の順に文章と美しい写真で元素を解説する。それぞれ   の主だった特徴と共に、その元素にまつわるエピソードも掲載。共著:田中陵二 ツꀀ

『道は生きている 新装版』 富山 和子(文)大庭 賢哉(絵)  講談社ツꀀ 620 円 12/09発行(講談社青い鳥文庫)  →道はいつできたのか?どこのどんな町に繋がっているのか? 全国各地の道の歴史をたどり、「道」について考える。   84年同シリーズ刊の新装版。 ツꀀ

=小学校高学年以上= ツꀀ
『アロハの贈りもの つよくてやさしいハワイのことわざ』   トニー・タウヴェラ監修(文)芝田 満之(写真)  阪急コミュニケーションズツꀀ 1400 円 12/09発行  →ハワイに伝わることわざを現地の言葉と日本語の翻訳、そしてハワイの美しい風景写真を添えて綴る。 ツꀀ

『狩蜂生態図鑑』 田仲 義弘(文) 全国農村教育協会ツꀀ  2500 円 12/09発行  →狩蜂の狩の仕方やその生活など、その生態をカラー写真で紹   介。観察のコツなども掲載。 ツꀀ

『決め方大研究』 佐伯 胖監修(文) PHP研究所ツꀀ 2800 円   12/10発行  →ジャンケン、多数決や投票など、様々な決め方のメリット、   デメリットをイラストを使い分かりやすく説明する。どんな時に、どのような決め方を使うと良いかを紹介。 ツꀀ

『カビのふしぎ 調べよう』 伊沢 尚子(文)細矢 剛(写真)   汐文社ツꀀ 3300 円 12/09発行  →写真やイラスト、顕微鏡写真で、カビの一生やその歴史、人間との関わりを紹介する。

『カビのふしぎ~実験しよう』続   刊。監修:細矢剛 ツꀀ 『自転車の歴史と文化』 こどもくらぶ(文) ベースボールマガ  ジン社ツꀀ 2200 円 12/09発行(Q&A式自転車完全マスター3)  →Q&A方式で自転車の歴史やルールを学ぶシリーズ。本書は世界の自転車の歴史を豊富なカラー写真で紹介する。 ツꀀ

=中学以上= ツꀀ
『イクバルと仲間たち 児童労働にたちむかった人々』 スーザ  ン・クークリン(文)長野 徹(訳) 小峰書店ツꀀ 1600 円   12/09発行(ノンフィクション・BOOKS)  →4歳のときから奴隷のような児童労働を強制されていたパキスタンの少年イクバル・マシー。彼の人生をたどりながら、児   童労働の実態を詳細に描いたノンフィクション。   共訳:赤塚きょう子 ツꀀ

『外来どうぶつミニ図鑑』 鈴木 欣司(文) 全国農村教育協会ツꀀ  2400 円 12/09発行  →身近に見られる外来動物59種の生態写真と環境写真で紹介。国内分布、形態と生態。環境や農業への影響などもわかりやすく解説。 ツꀀ

『東北の伝承切り紙』 千葉 惣次(文)大屋 孝雄(写真)  平凡社ツꀀ 1800 円 12/09発行(コロナ・ブックス)  →宮城、福島、岩手の神社やお正月に飾られる縁起物の「オカザリ」である切り紙。実際に飾られている写真で、その美しい切り紙細工を紹介する。 ツꀀ

『中勘助『銀の匙』を読む』 十川 信介(文) 岩波書店ツꀀ  860 円 12/09発行(岩波現代文庫)  →中勘助の『銀の匙』を丁寧に読み解く。図版も豊富で飽きない。著者は日本近代文学館副理事長。 ツꀀ

『名前で読み解く 日本いきもの小百科』 平田 剛士(文)  平凡社ツꀀ 800 円 12/09発行(平凡社新書)  →日本に生息する72種の生き物の名前にまつわる話。著者は環境問題を中心に取材しているフリーのライター。 ツꀀ

♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪ ツꀀ
=幼児以上= ツꀀ
『いっすんぼうし』 椿原 菜々子(文)太田 大八(絵)  童話館出版ツꀀ 1400 円 12/08発行  →太田大八の絵による日本の昔話『いっすんぼうし』。 ツꀀ

=小学校低学年以上= ツꀀ
『地球パラダイス』 工藤 直子(文)石井 聖岳(絵) 偕成社ツꀀ  1200 円 12/09発行  →工藤直子が太陽や草花、虫たち…地球上の生きものたちを詩 で綴る。挿絵は『おこだでませんように』の石井聖岳。見開きの絵が詩の雰囲気にぴったりと合っている。 ツꀀ

『斉藤洋の日本むかし話 ふしぎな国の巻』 斉藤 洋(文)  小中 大地(絵) ひさかたチャイルドツꀀ 1400 円 12/09発行  →斎藤洋によるむかし話シリーズ。本書では「ねずみ浄土」「風の兄弟」「うぐいす御殿」「浦島太郎」の4編収録。 ツꀀ

=小学校中学年以上= ツꀀ
『雨ニモマケズ』 宮沢 賢治(文)司 修(絵) 偕成社ツꀀ  900 円 12/09発行  →宮沢賢治の詩、「雨ニモマケズ」をつかさおさむのモノクロの挿絵で紹介。 ツꀀ

■ 今週の一冊 ■

 今週は、残念ながらここで紹介する本はありません。くすん。もう一歩! というのはいくつかあるのですが…。 そこで!? 研究所の類で2点ほどご紹介いたします。1点目は雑誌「Bookbird」です。JBBYの発行している雑誌の日本版。先日発行されたものでついに10号になりました! ツꀀ  税込み2310円と、決してお安いものではないですが、店頭でなかなか購入できないためか、探しにいらっしゃる方も多い雑誌です。今号の特集は「2012年国際アンデルセン賞特集」。バックナバーも取り揃えていますので、ぜひご利用ください。
 2点目は児童図書館研究会から発行された『小河内芳子追悼文集』です。小河内さんは児童図書館研究会の創設者のお一人。ご存知の方も多いでしょう。2010年101歳でその生涯を閉じられた小河内さんにゆかりのある  方々47人、それぞれの小河内さんが語られています。文章を寄せているのは、荒井督子さん、落合美知子さん、川上 博幸さん、松岡享子さん他。
お名前だけでしか私は存じませんが、追悼文を読むことで小河内さんという方の人となりが立体的に浮かんできます。ぜひ多くの方に読んでほしい冊子です。  (す)