昨年の11月29日から始まり、いよいよ3月13日(木)までと終わりが迫ってきた“松岡享子からの贈り物”展。行ってこられたお客さまから「とてもいい展示でしたよ!」という感想を度々いただきながら、なかなか行く機会が持てなかったのですが、先日ようやく行ってきました! 平日の昼過ぎだったのでそれほどお客さまが多くはなく、会場を独り占めしている気分でゆっくりと見ることが出来ました。なかでもゼロ番の「享子さんの部屋」は、松岡さんのご愛用品のロッキングチェアが真ん中にあり、その周囲を本棚が囲んでいる小さくて居心地の良い空間で、そこで松岡さんの言葉をじっくり読んでいると胸がじーんとしてしまいました。松岡さんのお仕事がどれほど日本の子どもの本の世界を豊かにしたか――それは多くの翻訳作品に留まらず、ストーリーテリングの文化を根付かせたことや、児童図書館員という仕事の大切さを世に広めたことなど全てが含まれています。ナルニア国の存在も、松岡さんがいなければ今の形ではなかったかもしれませんし、亡くなられた今も私たちにとって大切な方であることを改めて認識しました。
まだ行っていない方、教文館(銀座駅)からは電車で15分ほどで行くことが出来ますし、駅(地下鉄東西線:東陽町)からはほんの3分ほどの距離です。日曜・祝日はお休みですが、ぜひ時間を作って行かれることをおすすめしまーす!なんと言ってもあの内容で“入場無料”ですから!!
パンフレット「松岡享子からの贈り物」はナルニア国でも販売中です(660円:税込)。ギャラリーエークワッドの会場でお求めになると500円でご購入いただけます。会場へおいでになることが難しい方で、パンフレットのご購入を希望される方は、どうぞお気軽にナルニア国までご連絡くださいませ。ナルニア国での取り扱いは限定300部です(売り切れ次第終了)
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