《中村妙子さん追悼トークイベント》
“時を超える翻訳 読み継がれる物語”
翻訳家 中野怜奈さん×朔北社社長 宮本功さん

昨年、6月26日に101歳で逝去された翻訳家の中村妙子さん。アガサ・クリスティーやC・S・ルイス、ロザムンド・ピルチャーなどの著名な作家の作品の数々にはじまり、「ずっとやりたかった」という子どもの本に至るまで翻訳を手掛けた作品は300冊を超えます。
中でも『サンタクロースっているんでしょうか?』(偕成社)は子どもから大人まで幅広い世代に愛されるロングセラーで、クリスマスシーズンにはとりわけ人気を博す1冊です。

今回、故人を悼んで、お弟子のひとりである翻訳家・中野怜奈さんと生前に親交の深かった朔北社社長・宮本功さんをお招きして、中村さんとの記憶を辿りながら、豊かなことばの使い手だった中村さんのお人柄や仕事への情熱に触れる会を開催します。
前半は中野さんに教え子として受けた翻訳の学びやたくさんの訳書、とくに児童書について中村さんご自身が語られたことを、後半はピルチャーの作品を多数刊行する朔北社の宮本さんに、中村さんのライフワークのひとつでもあったピルチャーの翻訳について対談形式で振り返っていただきます。
“中村妙子”という女性の精神の佇まいを感じる場となりますので、奮ってご参加ください。

◆イベント情報◆
日時:2025年2月20日(木)18:30~20:00
*当日は準備のため17:30にて閉店いたします。受付は18:10頃からです。
会場:教文館9階ナルニア国店内
定員:40名(未就学児不可・託児なし)
参加費:1,500円 *現金のみ/当日受付でお支払いください。

◆お申込み方法◆ *店頭でもお受けします。
参加ご希望の方はナルニア国までご連絡ください。
定員に達した時点で受付を終了します。
申込電話番号:03-3563-0730(10時~19時)
申込メールアドレス:narnia@kyobunkwan.co.jp
→件名:中村妙子さん追悼トークイベント参加希望 本文:①お名前 ②電話番号


『バレエ・シューズ』
ノエル・ストレトフィールド 著
中村妙子 訳
教文館
定価1,430円(税込)

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【中野怜奈】 Reina Nakano
英米児童文学翻訳家、学校司書、ミュンヘン国際児童図書館日本部門担当。主な訳書に『さよなら、スパイダーマン』(偕成社)、『おひめさまになったワニ』(福音館書店)、『迷い沼の娘たち』(静山社)、『糸をつむいで世界をつないで』(ほるぷ出版)など。

【宮本功】 Isao Miyamoto
1943年、東京生まれ。東京都立大学大学院中退(政治学)。藤沢市文書館勤務を経て、1984年に東京・世田谷区に南風社を創業。1992年に社名を朔北社に変更して、翌年から出版事業を始める。児童書(絵本・よみもの)、音楽、歴史、文学の本を刊行。現在、同社の代表取締役社長。
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