2012年8月12日~8月18日入荷分
■ 今週のおすすめ ■ ツꀀ
♪ 絵本 ♪ 1点 ツꀀ
『のりものしゃしん あいうえおのえほん』金の星社 ツꀀ
♪ フィクション ♪ 4点 ツꀀ
『ぶたのぶたじろうさんは、ふしぎなちずをひろいました。』クレヨンハウスツꀀ 『七つのわかれ道の秘密(上)』岩波書店
『七つのわかれ道の秘密(下)』岩波書店
『おまけ鳥』新日本出版社 ツꀀ
♪ ノンフィクション ♪ 6点 ツꀀ
『社会でかつやくする自転車』ベースボールマガジン社
『おはなし千葉の歴史』岩崎書店
『神さまのこと』世界文化社
『よいこと わるいこと』世界文化社
『東京トリビア』東京新聞出版局
『中学生からの対話する哲学教室』玉川大学出版部
■ 今週のおすすめ ■ ツꀀ
♪♪ 絵本 ♪♪ ツꀀ
=幼児以上= ツꀀ
『のりものしゃしん あいうえおのえほん』 よこた きよし (文) 金の星社ツꀀ 1700 円 12/08発行 →「あ」あいすくりーむはんばいしゃ。「あ」から「ん」までを乗り物の写真で紹介する「あいうえお絵本」。
ツꀀ ♪♪ フィクション ♪♪ ツꀀ
=小学校低学年以上= ツꀀ
『ぶたのぶたじろうさんは、ふしぎなちずをひろいました。』 内田 麟太郎(文)スズキ コージ(絵) クレヨンハウスツꀀ 950 円 12/08発行(ぶたのぶたじろうさん10) →ぶたのぶたじろうさんは、不思議な地図を拾いました。書い てあるのは「なにもないところ」。早速ぶたじろうさんは出かけます。 ツꀀ
=小学校高学年以上= ツꀀ
『七つのわかれ道の秘密(上)』 トンケ・ドラフト(文・絵) 西村 由美(訳) 岩波書店ツꀀ 720 円 12/08発行 (岩波少年文庫) →小学校教師のフランス先生は、嵐の夜、一通の手紙を受け取った。それは出した覚えのない手紙への返信だった。手紙の謎を追って、先生は風変わりな冒険に巻き込まれ…
『七つのわかれ道の秘密(下)』 トンケ・ドラフト(文・絵) 西村由美(訳) 岩波書店ツꀀ 760 円 12/08発行 (岩波少年文庫) →フランス先生は、秘密の仲間と共に伯爵家の屋敷に捕われた少年、ヘールト-ヤンを救出するために奔走する。オランダに古く伝わる数え歌を下敷きにした、ハラハラドキドキの物語。 ツꀀ
『おまけ鳥』 飯田 朋子(文)長野 ともこ(絵) 新日本出版 社ツꀀ 1500 円 12/08発行 →僕の家は中華料理の来る来る亭。猪突猛進の母とおとなしい父、そして障害のある姉。ある日、母さんが障害を持った男の子を店に連れてきた。さっそく餃子作りの手伝いをさせると…。 ツꀀ
♪♪ ノンフィクション ♪♪ ツꀀ
=小学校高学年以上= ツꀀ
『社会でかつやくする自転車』 こどもくらぶ(文) ベースボールマガジン社ツꀀ 2200 円 12/08発行 (Q&A式自転車完全マスター2) →Q&Aで自転車に関するルールや正しい乗り方、整備の方法など自転車をさまざまな角度から知るシリーズ。本書ではスポーツや健康、エコの観点で自転車を紹介する。 ツꀀ
『おはなし千葉の歴史』 千葉県歴史教育者協議会編(文) 岩崎書店ツꀀ 1800 円 12/08発行 →千葉県歴史教育者協議会の会員らによる、古代から現代までの千葉県の歴史。56のエピソードで分かりやすく綴ったもの。 ツꀀ
『神さまのこと』 オスカー・ブルニフィエ(文)ジャック・デプレ(絵)藤田 尊潮(訳) 世界文化社ツꀀ 1500 円 12/08発行 (はじめての哲学) →神様について、私たちは形のないとても大きな存在や信仰の対象など多様な考えを持つことができますし、対立する考えをもつこともあります…。 ツꀀ
『よいこと わるいこと』 オスカー・ブルニフィエ(文)ジャック・デプレ(絵)藤田 尊潮(訳) 世界文化社ツꀀ 1500 円 12/08発行(はじめての哲学) →よいこと、わるいと言っても、人の考えは様々です。ときには正反対のことだってあります…。 ツꀀ
=中学以上= ツꀀ
『東京トリビア』 東京新聞編(文) 東京新聞出版局ツꀀ 1333 円 12/07発行 →徳川吉宗は浜離宮でゾウを飼っていた。亀有はかつて亀無だった。渋谷駅上空には戦後ロープウェーがあった…。意外な東京が分かる一冊。 ツꀀ
『中学生からの対話する哲学教室』 シャロン・ケイ(文)河野 哲也監訳(訳) 玉川大学出版部ツꀀ 2400 円 12/04発行 →様々な哲学のテーマを対話を通じて掘り下げて考えられるようにするためのテキスト。アメリカの教科書の翻訳。教師用の手引き付き。共著:ポール・トムソン ツꀀ
■ 今週の一冊 ■
今週は文句なく、この本です。
『七つのわかれ道の秘密 上・下』です♪
作者のトンケ・ドラフトさんは、ナルニア国ではなじみの作家さんで、発売日前からお問い合わせもあった作品。私も楽しみ にして待っていました!
読み始めると…文章は読みやすいけれど、設定や人物がちょっとややこしくてわかりにくい(涙)! ちょっとゆっくり読み進めないと、こんがらがってしまいそうです。というわけで、いつもよりかなりゆっくり読みました。
オランダに伝わる古い数え歌がキーワードになっていて、何度も繰り返されます。章立てもそれにちなんでいて、おもしろいです。
これまでの作品は中世が舞台でしたが、本作は現代(といっても少し前の時代)が舞台になっているのも、いくつかの作品に触れた読者には興味深い部分かも。改めて、この作者トンケ・ドラフトさんの物語る力の強さを感じました。また、翻訳者の西村さんの日本語の読みやすさも!しっかりとした物語を楽しみたい人におすすめです。(す)