2022年の6月に刊行された岩波文庫『終戦日記一九四五』。これはエーリヒ・ケストナーが第2次世界大戦末期に記した日記のうち、1945年2月から8月の部分を彼自身が後に加筆修正して読者に読みやすい形に描き直し出版したものの翻訳でした。この本自体、戦争最後の日々をケストナーがどのように見つめていたのかを知る非常に興味深い日記でしたが、この本には元になった日記帳(通称「青い本」)があるということは文庫の後書きにも書かれていましたし、ナルニア国では文庫刊行直後に行われた翻訳者・酒寄進一さんの講演会で直接その翻訳にかかられていることを聞いていましたので、ケストナー没後50年の今年「青い本」がいつ刊行されるのだろうかと楽しみにしていました。そしてついに!! 岩波書店から8月21日発売の連絡が届きました~\(^o^)/ ナルニア国では刊行に合わせて再び酒寄進一さんをお招きして、今度はこの「青い本」=『ケストナーの戦争日記 1941‐1945』についてのお話を伺うことになりました! 詳細は近日中にまとめてホームページにアップの予定です。皆さまぜひ、酒寄さんの熱いトークを楽しみに、9月4日(水)は予定を開けておいてくださいませ。

8月21日発売『ケストナーの戦争日記 1941‐1945』エーリヒ・ケストナー著/酒寄進一 訳/岩波書店 5060円(税込)
※ご予約承ります!

酒寄進一氏講演会“ケストナーの覚悟、ドイツの覚悟~『ケストナーの戦争日記 1941—1945』刊行記念”
開催日時:2024年9月4日(水) 午後6時~7時半
会場:教文館ナルニア国店内
※募集等詳細は今後のお知らせをお待ちください。

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