先日、ナルニア国で『モノクロの街の夜明けに』の朗読とおはなしの会を開催してくださった野沢佳織さんから、本にサインをいただきました。
ルータ・セペティスの歴史フィクションの邦訳第3作目となる本書は、1989年のルーマニアが舞台の物語です。市民革命がおこる直前の社会主義独裁体制下に生きる17歳の主人公を通して、私たちは人間にとって自由がどれほど大切なものかをひしひしと感じます。物語をきっかけにして、自分はどんな社会を望むのかを深く考えさせられる良書。YA世代はもちろん、大人の方にもぜひおススメしたい作品です。
野沢さんの直筆サインの脇には「恵存」の文字が見えます。これは「お手元に保存していただければ幸い」という意味だそうです!カッコいい~👍 野沢佳織さんサイン入り『モノクロの街の夜明けに』は残り2冊! 今回は特別に野沢さんが朗読会当日にご用意くださった資料もおつけします(ルーマニアの歴史等、A43枚です)ので、ご希望の方はお早めにご来店ください。遠方の方には着払いにてお届けも承りますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
★本書はナルニア国の「きになる新刊ピックアップ」でもご紹介しました。レビューもぜひご覧ください。
『モノクロの街の夜明けに』ルータ・セペティス著/野沢佳織 訳/岩波書店 2750円(税込)
※サイン本は数量限定につき取り置きはご遠慮いただいております。
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