🎄クリスマスの絵本紹介~パート5☆彡「200年前、クレメント・C・ムーアが生んだお話」
ナルニア国では、クリスマスの絵本や読み物を展開するコーナーを設けております
前回は「繋がる思い~みんなで楽しいクリスマス🎄~」をテーマに3冊の絵本をご紹介させていただきましたが、今回は「200年前、クレメント・ムーアが生んだお話」をテーマに、ナルニア国で販売中の絵本をご紹介します。残念ながら現在売切れてしまっている絵本は、ページ下にてご紹介します。
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📖『クリスマスのまえのばん』ぶん)クレメント・C・ムーア/やく)わたなべ しげお/え)ウィリアム・W・デンスロウ/福音館書店/1996年発行/税込1980円
1822年クリスマス前夜のこと…ムーア先生は子どもたちを喜ばせようと、『セントニコラスの訪れ』と題するたのしい物語詩を書きました。この物語詩こそ、後に「サンタクロース」とよばれるようになった「セントニコラスがクリスマス前夜にやってくる」お話です🎅
この物語が、『クリスマスのまえのばん』として、よくしられるアメリカの古典となり、200年以上愛され続けているのです。
本書は、それから80年後の1902年、『オズの魔法使い』の挿絵でしられるウィリアム・W・デンスロウが姪のために『クリスマスのまえのばん』を愛情をこめて仕上げた1冊の日本語版。わたなべしげおさんが訳されました。
読めばみーんな、ここで描かれるセントニコラスを大好きになること間違いありません。セントニコラスの訪れを見たお父さんが思わず笑ってしまったというのがなんともおかしく、なによりもウィリアム・W・デンスロウの描く絵の素晴らしさに心惹かれます。
装丁も美しく、箱から出すときのわくわくさは、いくつになっても忘れることはないでしょう。一家に一冊ほしくなります。
贈り物にもおすすめです🎁
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📖『クリスマス物語集(改装版)』編訳)中村妙子/偕成社/1979年発行/税込1540円
『クリスマス物語集』のなかにも、クレメント・C・ムーアの詩があります。文字だけを追っていると、絵本の『クリスマスのまえのばん』とはまたちがう味わい深さを感じて、特別な気持ちに包まれます。本書は、クリスマスの伝説や戯曲など14編がたっぷりおさめられています。
この1冊には、訳者の中村妙子さんのこのような気持ちが込められています。それは…「クリスマスツリーの飾りのように、さまざまな色どり、異なった輝きをもつお話が集まって、一つの美しいまとまりをなし、大人の心にも子どもの心にも、クリスマスの喜びがしのびよってほしい」という思いです。あなたの心に響くお話がきっと見つかります。多くの方のの手に、わたってくれたら嬉しいです。
このクレメント・C・ムーアの有名な詩には様々な画家が絵をつけています。ロジャー・デュボアザン、ターシャ・テューダー、トミー・デ・パオラ、アニタ・ローベルなどや、しかけ絵本の名手ロバート・サブダも作品にしていますので、ぜひいろいろな作者(翻訳者)の絵本でお楽しみくださいませ。※出版社品切れの本もあり。図書館でご覧ください。
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以上、パート4は「200年前、クレメント・C・ムーアが生んだお話 」をテーマにご紹介しました。
クリスマスプレゼントにいかがでしょうかまだ間に合いますよっ!!
来年のために、今から購入しておくのもよいかもしれません。
店頭では見本もご用意がございます。ぜひお手に取って絵本の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。
パート1の「しかけ絵本」についてはこちらから
パート2の「生誕のおはなし」についてはこちらから
パート3の「クリスマスってなあに」についてはこちらからご覧くださいませ
パート4の「繋がる思い~みんなで楽しいクリスマス🎄~」についてはこちらからご覧くださいませ
だんだんと在庫が少なくなっている絵本もございます。ぜひお早めにお求めくださいませ♪お待ちしております。
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