フェリクス・ホフマンのグリム童話『ながいかみのラプンツェル』が数年ぶりの復刊です。
現在、静岡のベルナール・ビュフェ美術館(昨年、堀内誠一展を開催した美術館ですね)で“こわくて、たのしいスイスの絵本展~クライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界~”が開催中で、その展覧会に合わせて復刊がなされました。展覧会にはナルニア国でも原画をお借りしたことのある小さな絵本美術館が協力をされており、貴重な原画やリトグラフ、初版本などが多数展示をされているそうです。最近は絵本の印刷もかなりきれいになりましたが、それでも原画に触れるとその美しさと迫力に非常な感銘を受けるものです。できることなら皆さんも美術館を訪れて、ぜひ本物に触れてくださいね!
この展示会に『ながいかみのラプンツェル』が出展されているのかはわかりませんが、復刊になったのは嬉しい限り♡ とはいえあくまでも限定復刊なので、ホフマンのラプンツェルは知らなかった~という方はこの機会をお見逃しなく、ぜひお求めくださいませ。
ナルニア国ではホフマンの絵はもちろん、翻訳の瀬田貞二さんの最後の一文が忘れられない!というスタッフが多数おります。さて一体どんなインパクトのある言葉なのでしょうか……。
【限定復刊!】『ながいかみのラプンツェル』グリム童話/フェリクス・ホフマン 絵/せたていじ 訳/福音館書店 1430円(税込)
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