今日は日本図書館協会が制定した“図書館記念日”です。こんにちの図書館発展の基盤となった図書館法公布の日(1950年:昭和25年)を記念したものとのことですが、世の中的にはあんまり知られていないかも? けれど図書館は単なる本を貸す場所ではなく、自由と民主主義に欠かせない基幹施設だということを心に留めたいものです。
なんて固いことは大人に向けてで、まず子どもたちには図書館を楽しい場所として認識してほしいなぁ。それにはこんな本はどうでしょう?
『しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです』ドン・フリーマン作/なかがわちひろ訳/BL出版 1540円(税込)
『としょかんライオン』ミシェル・ヌードセン作/ケビン・ホークス絵/福本友美子 訳/岩崎書店 1760円(税込)
『図書館に児童室ができた日 アン・キャロル・ムーアのものがたり』ジャン・ピンボロー文/デビー・アトウェル絵/張替恵子 訳/徳間書店 1760円(税込)
図書館は戦争が起こっている国でも人々の心を支える重要な役割を果たします。自由に本が読める平和な社会について、今一度考えさせられる本です。
『バスラの図書館員 イラクで本当にあった話』ジャネット・ウィンター絵と文/長田弘 訳/晶文社 1760円(税込)
『戦場の秘密図書館 シリアに残された希望』マイク・トムソン著/小国綾子 編訳/文溪堂 1650円(税込)
大人の方には図書館の歴史や、現代社会で図書館が果たしている幅広い役割について知る本をおススメします。図書館についての固定観念が覆されるレポートです。
『図書館の興亡 古代アレクサンドリアから現代まで』マシュー・バトルズ著/白須英子 訳/草思社文庫 1320円(税込)
『未来をつくる図書館 ニューヨークからの報告』菅谷明子 著/岩波新書 902円(税込)
→ドキュメンタリー映画「ニューヨーク公共図書館」の関連本です
『生きるための図書館 一人ひとりのために』竹内悊 著/岩波新書 946円(税込)
さぁ、このゴールデンウィークは図書館(や本屋)に行ってみましょう~!
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