先日、ナルニア国に著者のひのまどかさんをお招きしてお話を伺った『戦火のシンフォニー』。第2次世界大戦の独ソ戦の最中にドイツの軍隊により約900日にわたって包囲されたレニングラード、その封鎖345日目に起きた奇跡に関するノンフィクションです。
封鎖されてから最初の冬を超えるまでに、数万人という死者(戦死者・餓死者・凍死者)を出しながら、その極限状態でショスタコーヴィチの交響曲第7番(作曲家が自身の故郷であるレニングラードに捧げた曲です)を演奏したラジオ・シンフォニーの演奏家たちの熱い思いに心を打たれます。非常時に芸術が何の役に立つのかという問いに、この本ほどはっきりとした答えを出してくれるものはありません。人が生きるためには、生命を維持する糧食だけでなく心を励ます芸術が不可欠なのです。

出版社品切れの『戦火のシンフォニー』は、残数9冊のみ! さらに特別価格で税込1800円にて販売中です。この機会を逃すと二度と手に入らない(と思われます。なにしろ著者のひのまどかさんから直接お預かりしたものですので!)貴重な本で、内容も今まさにこの時期にこそ読んでいただきたい作品です。遠方の方にはお届けも承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。

ひのまどか著『戦火のシンフォニー』新潮社・出版社品切れ重版未定 特別価格1800円(税込) 残り9冊のみ!
※ナルニア国店頭では、レジ前でその他注目の書籍と一緒にご案内しています。

★ご注文はお電話、Fax、メールにて承ります。
売場直通電話 03-3563-0730
Fax 03-3561-7350
メール narnia@kyobunkwan.co.jp