2012年4月8日~4月14日入荷分
■ 今週のおすすめ ■
♪ 絵本 ♪
『にんじゃべんとう』教育画劇
『おもちゃびじゅつかんでかくれんぼ』徳間書店
『ふたごのもうふ』トランスビュー
『かっぱのこいのぼり』岩崎書店
『ガリバーの冒険』文藝春秋
『キュッパのはくぶつかん』福音館書店
♪ フィクション ♪ 8点
『アルルおばさんのすきなこと』国土社
『ライオンがいないどうぶつ園』徳間書店
『魔法のハサミがやってきた!』偕成社
『どこに行ったの? 子ネコのミニ』徳間書店
『ぼくたちのアリウープ』PHP研究所
『タイムマシン』光文社
『ピンクの神様』講談社
『ロブロィエクの娘』未知谷
♪ ノンフィクション ♪ 21点
『かこさとし こどもの行事しぜんと生活 5月のまき』小峰書店
『エディのごちそうづくり』福音館書店
『数えてみよう・無限を調べる』さ・え・ら書房
『ハトと「ハトの巣」』さ・え・ら書房
『調べてまとめて新聞づくり 全5巻』ポプラ社
『筆であそぼう 書道入門 全4巻』小峰書店
『ブルー・アイランド先生のがくふのほん』
地方小出版流通センター
『錯覚の大研究』PHP研究所
『巨大地震をほり起こす』少年写真新聞社
『アジアの自然と文化 全3巻』小峰書店
『食料問題にたちむかう』文研出版
『身近な魚のものがたり イワシ・サンマ・アジ・サバのふしぎ』
くもん出版
『日本はじめて図鑑』ポプラ社
『これまでのエネルギー』さ・え・ら書房
『宇宙おもしろ実験図鑑』PHP研究所
『ビジュアル 宇宙をさぐる! 全5巻』ポプラ社
『昆虫食入門』平凡社
『武井武雄のこけし』パイインターナショナル
『境界をこえる』講談社
『図説 日本国憲法の誕生』河出書房新社
『日本の恐竜図鑑』築地書館
♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 1点
『THE ANIMALS どうぶつたち』文藝春秋
■ 今週のおすすめ ■
♪♪ 絵本 ♪♪
=幼児以上=
『にんじゃべんとう』 木坂 涼(文)いりやま さとし(絵)
教育画劇 900 円 12/04発行
→にんじゃおむすび、3兄弟。今日はおいしい術をかけるでござ
る。アスパラさんにはベーコン腹巻の術…。最後にやって来た
のは殿様弁当。
『おもちゃびじゅつかんでかくれんぼ』 デイヴィッド・ルーカス
(文・絵)なかがわ ちひろ(訳) 徳間書店 1400 円
12/04発行
→ここはおもちゃ美術館。人間がいなくなると、おもちゃたちは
目をさまします。棚からぴょんと飛び降ります。けれどバンド
ンはとても年を取ったねこのぬいぐるみ…。
『ふたごのもうふ』 ヘウォン・ユン(文・絵)せな あいこ
(訳) トランスビュー 1400 円 12/03発行
→あたしたち、瓜二つ。何でもかんでも分けっこするの。お布団
だってひとつ。5歳になった時ママがひとりひとりに新しい毛
布を作ってくれたの…。
『かっぱのこいのぼり』 内田 麟太郎(文)山本 孝(絵)
岩崎書店 1300 円 12/04発行(えほんのぼうけん)
→ここは伊予の国、松山はかっぱの町。かっぱたちは、みんなう
きうき。明日は待ちに待った「いい日」。かっぱの町に、カワ
ウソや魚やえびたちが集まります。みんなのお目当ては…。
=小学校低学年以上=
『ガリバーの冒険』 井上 ひさし(文)安野 光雅(絵)
文藝春秋 1250 円 12/04発行
→井上ひさし文によるガリバー旅行記。小人の国に行ったガリバ
ーのお話。絵の中で井上ひさしが隠し絵でいる。
原作:ジョナサン・スウィフト。69年日本リーダースダイジェ
スト社刊の新装版。
『キュッパのはくぶつかん』 オーシル・カンスタ・ヨンセン
(文・絵)ひだに れいこ(訳) 福音館書店 1300 円
12/04発行
→キュッパは丸太の男の子です。キュッパは森に落ちている物を
次々集めます。集めすぎて困っているキュッパにおばあちゃん
がアドバイスしてくれました。博物館を作ってごらん…。
♪♪ フィクション ♪♪
=小学校低学年以上=
『アルルおばさんのすきなこと』 松本 聡美(文)見杉 宗則
(絵) 国土社 1200 円 12/04発行
→アルルおばさんは料理名人。ところがクッキーを作りすぎて、
物が持てなくなってしまった。そこでアルルおばさんは、飼い
猫のテッティを抱っこしたくてトレーニングを始めたところ…
。
『ライオンがいないどうぶつ園』 フレート・ロドリアン(文)
ヴェルナー・クレムケ(絵)たかはし ふみこ(訳) 徳間書店
1600 円 12/04発行
→プリッツェルの町の住人は動物が大好き。町長さんは町の人の
ための動物園を作る。ところが、ライオンだけが集められなか
った。すると子どもたちがライオンを連れてくるために募金を
始め…。
=小学校中学年以上=
『魔法のハサミがやってきた!』 岡田 貴久子(文)ふじしま
えみこ(絵) 偕成社 1000 円 12/04発行
(バーバー・ルーナのお客さま1)
→真夜中にユカの家にやってきた風太郎おじさんは、床屋さん。
魔法のハサミを携えて、バーバー・ルーナで働くことになりま
した。
『どこに行ったの? 子ネコのミニ』 ルザルカ・レー(文)杉田
比呂美(絵)齋藤 尚子(訳) 徳間書店 1400 円 12/04発行
→おばさんと2人暮らしのグエンは、小学5年生。捨てられていた
ネコを飼うことになって、「ミニ」と名付けて可愛がっていた
が、ある日いなくなってしまい…。
=中学以上=
『ぼくたちのアリウープ』 五十嵐 貴久(文) PHP研究所
1500 円 12/04発行
→名門私立高校に奇跡的に合格したジュンペー。憧れのバスケッ
ト部に入部届けを出すが、3年生が不祥事を起こして活動が制
限されていた。でも成績が悪いジュンペーにはバスケしかなく
て…。
『タイムマシン』 ウェルズ(文)池 央耿(訳) 光文社
686 円 12/04発行(光文社古典新訳文庫)
『ピンクの神様』 魚住 直子(文) 講談社 552 円 12/04発行
(講談社文庫)
→08年刊の文庫化。
『ロブロィエクの娘』 マウゴジャタ・ムシェロヴィチ(文)田村
和子(訳) 未知谷 2500 円 12/04発行
→96年のポーランド。ロブロイェクの娘ベラは父とふたりポズナ
ンに戻ってくる。父にとっては失意の帰郷だったが、ベラはこ
の町で一人の青年と出会う。
「イエジッツェ物語」シリーズ11巻目。
♪♪ ノンフィクション ♪♪
=小学校低学年以上=
『かこさとし こどもの行事しぜんと生活 5月のまき』 かこ
さとし(文・絵) 小峰書店 1400 円 12/04発行
→かこさとしの行事の絵本。端午の節句、ゴールデンウィークな
どの行事をイラストで紹介。
『エディのごちそうづくり』 サラ・ガーランド(文・絵)まき
ふみえ(訳) 福音館書店 1400 円 12/04発行(科学シリーズ)
→今日はおじいちゃんの誕生会。夕方6時からの約束をすっかり
忘れていたママ。エディも一緒に大慌てでお手伝い。パーティ
のメニューはオレンジケーキに、スパゲティに…。さあ間に合
うかしら。
=小学校中学年以上=
『数えてみよう・無限を調べる』 瀬山 士郎(文)田島 菫美
(絵) さ・え・ら書房 1300 円 12/04発行
(算数絵本・考え方の練習帳)
→一対一対応で数を数えることから、無限について学ぶ。絵本の
挿絵で分かりやすく数学の概念を学ぶことができる。
『ハトと「ハトの巣」』 瀬山 士郎(文)コナガイ 香(絵)
さ・え・ら書房 1300 円 12/04発行
(算数絵本・考え方の練習帳)
→ハトが10羽、ハトの巣が9.すると必ずハトが2羽入る巣がでて
くる…という「ハトの巣原理」という数学の概念を絵本でわか
りやすく説明する。
『調べてまとめて新聞づくり 全5巻』 竹泉 稔監修(文)
ポプラ社 2800 円 12/03発行(調べてまとめて新聞づくり)
→学校新聞や学級新聞などを作るために、どうすれば良い新聞が
作れるかを知るシリーズ。1新聞ってどんなもの? 2新聞の
つくり方・見せ方 3授業のまとめ新聞をつくろう 4研究し
たことを新聞で発表しよう 5学級新聞・学校新聞をつくろう
『筆であそぼう 書道入門 全4巻』 角田 恵里子(文)
小峰書店 3200 円 12/04発行(筆であそぼう 書道入門)
→手書きの大切さ、書の奥深さを知るシリーズ。共著:佐々木和
童/1「書」ってなんだろう 2もっとくわしく! 書の世界
3筆で挑戦! 作品づくり 4さあ、筆で書いてみよう
『ブルー・アイランド先生のがくふのほん』 青島 広志(文)
地方小出版流通センタ 1600 円 12/03発行
→音の高さ、音の名前、音程、変化記号、リズム、音の長さ、拍
子など楽譜の読み方を楽しいイラストで解説する。
発行:ネット武蔵野
『錯覚の大研究』 北岡 明佳監修(文) PHP研究所 2800 円
12/04発行
→同じ色が違って見える、止まっているのに動いて見える…「錯
覚」を体験し、様々な種類の錯覚の原理を知る。簡単にできる
トリックアートや手品の方法も掲載。
=小学校高学年以上=
『巨大地震をほり起こす』 宍倉 正展(文) 少年写真新聞社
1500 円 12/04発行(ちしきのもり)
→地層に残された地震や津波の痕跡を調べ、これからくる地震や
津波を予測する研究をしている著者が、研究の最前線を分かり
やすく具体的に語る。
『アジアの自然と文化 全3巻』 クリスチャン・ダニエル監修
(文) 小峰書店 3800 円 12/04発行(アジアの自然と文化)
→アジアの自然と文化を知るシリーズ。1米からみる東アジア
豊かな水が支えた暮らし 2小麦からみる東アジア 畑作地帯
に生きる知恵 3雑穀からみる東南アジア 自然を使いこなす
くふう
『食料問題にたちむかう』 山崎 亮一監修(文) 文研出版
2500 円 12/02発行(世界と日本の食料問題)
→遺伝子組みかえ、クローン技術、野菜工場と水耕栽培、品種改
良など新しい食糧生産や国際的な食料問題への取り組みを紹介
する。
『身近な魚のものがたり イワシ・サンマ・アジ・サバのふしぎ』
小泉 光久(文)高山 ケンタ(絵) くもん出版 1300 円
12/04発行
→イワシ、サンマ、アジ、サバなどの身近な魚の一生と海の中で
くらしていくための知恵や生態を紹介。監修:河野博
『日本はじめて図鑑』 田中 裕二監修(文) ポプラ社 4800 円
12/03発行
→食べ物、ファッション、暮らしの中の製品、デパートや動物園
など町の暮らし、学校、じゃんけんなど子どもの暮らし、スポ
ーツ、乗り物などの日本での「初めて」を写真で紹介する。
『これまでのエネルギー』 中垣 隆雄(文) さ・え・ら書房
2600 円 12/04発行(エネルギーあなたはどれを選ぶ?1)
→エネルギーの歴史をひもときながら、これからのエネルギーに
ついて写真とイラストを交えて考えていく。全3巻。
共著:嶋田泰子、監修:岡田久典
『宇宙おもしろ実験図鑑』 PHP研究所編(文) PHP研究所
2800 円 12/05発行
→国際宇宙ステーションやスペースシャトルの中で、宇宙飛行士
が実際に行った面白くて不思議な実験を写真で紹介。魔法のじ
ゅうたんや宇宙ヨーヨー、無重力なわとびなど。
『ビジュアル 宇宙をさぐる! 全5巻』 渡部 潤一監修(文)
ポプラ社 3000 円 12/03発行(ビジュアル 宇宙をさぐる!)
→豊富な写真と図で天体観測や宇宙を紹介するシリーズ。1星空
の観測 2太陽と惑星 3星の誕生と最期 4銀河と宇宙の広
がり 5これからの宇宙開発
=中学以上=
『昆虫食入門』 内山 昭一(文) 平凡社 840 円 12/04発行
(平凡社新書)
→長野県生まれで、幼少より昆虫食に親しんできた著者が世界の
昆虫食の実態を明らかにし、今後の可能性を探る。カラー口絵
も豊富でおもしろい。
『武井武雄のこけし』 武井 武雄(文) パイインターナショナ
ル 2200 円 12/02発行
→幻の木版画と言われる『愛蔵こけし図譜』全60枚を収録。『愛
蔵こけし図譜』と共に配布した「こけし通信」から抜粋した資
料も巻末に収録。
『境界をこえる』 安藤 忠雄(文) 講談社 1000 円 12/04発行
(15歳の寺子屋)
→世界的な建築家・安藤忠雄。10代の頃に建築家を目指した著者
の現在に至る道のりをたどる。
『図説 日本国憲法の誕生』 西 修(文) 河出書房新社
1800 円 12/04発行(ふくろうの本)
→戦後の日本国憲法の成立過程を原案作成者を含む50人の取材
を元に、豊富な写真と図説で解説する。
『日本の恐竜図鑑』 宇都宮 聡(文) 築地書館 2200 円
12/02発行
→日本の古代生物41種を、カラーのイラストと化石・産地の写
真で紹介。著者による大物化石発見記も収録。共著:川崎悟司
♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪
=小学校低学年以上=
『THE ANIMALS どうぶつたち』 まど・みちお(文)安野 光雅
(絵)美智子(訳) 文藝春秋 2200 円 12/04発行
→92年すえもりブックス刊の復刊。皇后美智子さまが、まど・み
ちおさんの詩を選び、英訳した絵本。94年にまどさんが「国際
アンデルセン賞」を受賞するきっかけとなった。
■ 今週の一冊 ■
今週は…「これ!!!」という本はありませんでした。
でも、ちょっとおもしろい本がありましたので、2冊ご紹介した
いと思います。
まずは『武井武雄のこけし』です。
「コドモノクニ」などの児童雑誌の挿絵をはじめとする童画家と
しての活躍はもちろんのこと、多岐にわたる膨大な仕事をされて
いた武井武雄のこけし図譜をまとめた1冊です。
強すぎるくらいの深い、深い武井武雄の愛情を感じます。
武井作品を所蔵している、岡谷市の「イルフ童画館」へ行ってみ
たくなりました。
武井武雄という人の仕事の素晴らしさを堪能できます。
ぜひお手にとってみてください。
もう1冊は『昆虫食入門』。
スタッフ内でも、「キャー」と悲鳴もあがったほどカラー口絵は
衝撃的です! 「虫寿司」「虫ミックスピザ」とか、冗談かと思
うものが満載。
もしも虫食をする文化に生れてきていたら、ごく普通に食してい
ただろうと思うんですよね。そんなことを考えると、「虫食」も
食文化のひとつであることを再認識させられます。 (す)