昨日に引き続き、童話屋から入荷している絶版絵本のお知らせ――今日特集するのは、シャーロット・ゾロトウの絵本です。
アメリカの詩人で児童文学作家、編集者でもあったゾロトウは、生涯に70冊以上の絵本を残しています。童話屋からはたくさんの絵本がみらいななさんの翻訳で出版されました。
「生きているって楽しい、嬉しい」という気持ちが子どもの視点からシンプルな言葉(詩)で語られる絵本。素朴なだけにいっそう心に響きます。絵本の小さなサイズ感もいいです!見返しの赤い小さなハートがすごーくカワイイ💛(『いっしょって うれしいな』カレン・ギュンダシャイマー絵/特価1200円:税込/限定20冊)
「男の子なのに人形遊びなんて。男の子らしくしなさい」なんて言ったらいけません。ウィリアムのすることを「とっても男の子らしい」と言ってくれるおばあちゃんのなんて素敵なことでしょう!(『ぼくは赤ちゃんがほしいの』ペネ・デュボア絵/特価1250円:税込/限定5冊)。
この本ともう1冊の『おじいちゃんがだっこしてくれたよ』の画家は、『ものぐさトミー』(岩波書店)で有名なウィリアム・ペン・デュボアです。そう言われれば確かにそうですね!
4年前に亡くなったおじいちゃんの思い出を、突然ルーが話し出してお母さんはびっくり。どんな時もしてほしいことを全部してくれたおじいちゃんは、ルーやお母さんの心のなかに今もしっかりと生きているのです。(『おじいちゃんがだっこしてくれたよ』ペネ・デュボア絵/特価1250円/限定5冊)
ゾロトウの作品は、出来事というより繊細な心の動きで物語を綴るものが多いので、お好みはあると思います。でも感傷的ではないしみじみとしたよさが心の琴線に触れるこれらの絵本は、少し年齢の高い子どもたちに(あるいは大人にも)楽しんでいただけるのではないでしょうか。
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