昨年、創刊から70周年を迎えた岩波少年文庫。その魅力と歴史をたどる本『岩波少年文庫のあゆみ』が3月に刊行されます。70年の歴史を振り返るとともに、代表作と作家の解説、挿絵画家の逸話、翻訳者の仕事にも光を当てる本書は、石井桃子さんが創刊に携わられた“岩波少年文庫”が日本の子どもの本の中で果たした役割の大きさを、あたらめて今の読者に伝えてくれる貴重な1冊になっていることでしょう!本当に刊行が楽しみです。※新刊『岩波少年文庫のあゆみ 1950-2020』は3月12日刊行予定です。ご予約も承ります。
この本は小冊子ミューレンの編集者で、『旅の断片』(アノニマスタジオ)で第5回斎藤茂太賞を受賞された若菜晃子さんが編著をされています。若菜さんのお名前は『石井桃子のことば』(新潮社とんぼの本)でご存じの方も多いはず。今回特別に、若菜晃子さんをお招きして岩波少年文庫のお話を伺うことになりました\(^o^)/
若菜さん編集のミューレン22号(2018年1月号/500円+税)では岩波少年文庫が特集されており、ナルニア国ではロングセラーとなっています。若菜さんならではの視点で選ばれた少年文庫は、知っているはずなのに新しい発見があり、知らない本はもちろん、読んだことがある本もまた読み返したくなるとても魅力的な1冊です。この機会にまたこの冊子も手に取っていただけると嬉しいな♡
『岩波少年文庫のあゆみ』刊行記念 若菜晃子さん講演会
聞き手:愛宕裕子さん/岩波書店児童書編集部編集長
日時:2021年3月20日(土・祝) 午後2時~3時半
会場:教文館9階 ウェンライトホール
定員:40名
参加費:1000円 ※当日受付でお支払いいただきます。
ご予約はこれからです。正式な告知まで少々お待ちくださいませ。
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