福音館書店の月刊誌・たくさんのふしぎが、2018年7月号で400号を迎えました。記念すべき400号は西村繁男さんの『絵で読む子どもと祭り』です。全国各地の特色あるお祭りを1年に渡って九つ紹介しています。どのお祭りも地域の人たちー子どもから大人までみんなーが一致協力して作り上げるものなのだということがわかります。そういう意味で地域が崩壊してしまうと、お祭りも存続できないのだなぁ…としみじみ感じました。この原画展を9月に予定していますので、どうぞお楽しみに!
そして400号記念でいくつかの作品が限定復刊となっています。なかなか見ることの少ない貴重な復刊作品ですので、この機会にぜひどうぞ。ナルニア国では9月~10月にかけて“たくさんのふしぎ400号記念フェア”を開催、原画展のほかにも「たくさんのふしぎ」の魅力を紹介するパネル展などや、ミニ講演会などを予定しています。ご期待ください。
たくさんのふしぎ400号記念復刊・8点 各1300円+税
『10才のとき』高橋幸子・聞き手/西村繁男・絵/大木茂・写真
『石ころ 地球のかけら』桂雄三・文/平野恵理子・絵
『かぼちゃ人類学入門』川原田徹・作
『スイス鉄道ものがたり』宮脇俊三・文/黒岩保美・絵
『どうくつをたんけんする』堀内誠一・作
『はてなし世界の入口』森毅&木幡寛・文/タイガー立石・絵
『ぼくらの天神まつり』田沼武能・文と写真
『やねはぼくらのひるねするばしょ』小野かおる・作