「まさか、バロネス・オルツィの『べにはこべ』を村岡花子さんが翻訳してたとは知らなかった!実はボク、この本大好きなんです!!」と、興奮気味のくろみみくん。あとがきを読むと、花子さんは片山廣子さんからもらったこの『べにはこべ』の原書を、一気に一晩で読み上げてしまったそうです。そのくらい花子さんを夢中にさせる作品だったのですね~。
時代はフランス革命下のパリ。元フランスの花形女優だったマーガリートは、イギリス貴族のブレークニイ卿夫人となっていますが、ある事件がきっかけで二人の仲は今はすっかり冷めきっていました。そんな時、ギロチンにかかるフランス貴族を救い出そうとするイギリス人の秘密結社“べにはこべ”と、夫ブレークニイ卿の関わりを知ったマーガリートは…。読みだしたら止まらない、冒険とミステリーと愛憎劇が織りなす古典ロマンの傑作を、村岡花子の名訳でどうぞ!
「ちなみに、読むときは翌日お仕事のない日にした方がよいですよ~。おもしろくて、寝られないからね!」(byくろみみくん)
村岡花子訳『べにはこべ』、刊行!
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