2014年6月1日~6月7日入荷分
■ 今週のおすすめ ■

♪ 絵本 ♪ 4点

『だるまちゃんとやまんめちゃん』福音館書店
『はだしになっちゃえ』福音館書店
『ヨハンナの電車のたび』西村書店
『蟲の神』河出書房新社

♪ フィクション ♪ 3点

『たいくつなトラ』福音館書店
『七夕の月』ポプラ社
『赤い首輪のパロ フクシマにのこして』汐文社

♪ ノンフィクション ♪ 8点

『モナ・リザはチョコの色』美術出版社
『日本の木でつくる スケルトンドミノの家』平凡社
『高校野球のスゴイ話』ポプラ社
『借りぐらしのアリエッティ』文藝春秋
『これだけは見ておきたい 日本の産業遺産図鑑』平凡社
『宇宙飛行士になるには』ぺりかん社
『アインシュタインと相対性理論』丸善
『1秒って誰が決めるの?』筑摩書房

♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 2点

『子どもの詩の園』角川書店
『ミケランジェロ 石に命をふきこんだ天才』西村書店

■ 今週のおすすめ ■

♪♪ 絵本 ♪♪

=幼児以上=

『だるまちゃんとやまんめちゃん』 かこ さとし(文・絵) 福音館書店
800 円 14/06発行(こどものとも絵本)
→やまんめちゃんと友だちになっただるまちゃんは、やまんめちゃんのお
ばあちゃんのお見舞いに出かけましたが…。06年刊のハードカバー化。

『はだしになっちゃえ』 小長谷 清実(文)サイトウ マサミツ(絵)
福音館書店 800 円 14/06発行(幼児絵本 ふしぎなたねシリーズ)
→シャツをぬいでさあ、海へ。えい、はだしになっちゃえ。
06年刊のハードカバー化。

=小学校低学年以上=

『ヨハンナの電車のたび』 カトリーン・シェーラー(文・絵)松永 美穂
(訳) 西村書店 1500 円 14/06発行
→今、電車の絵本を描いています。電車の中に描いたブタさんが、突然絵
描きさんに話しかけてきました…。スケッチから次々お話が続いていく
絵本。

=中学以上=

『蟲の神』 エドワード・ゴーリー(文・絵)柴田 元幸(訳)
河出書房新社 1200 円 14/06発行
→突然姿を消した女の子。さらわれた先は蟲たちの館…。版画の挿絵、英文
対訳の絵本。

♪♪ フィクション ♪♪

=小学校低学年以上=

『たいくつなトラ』 しまむら ゆうこ(文)たるいし まこ(絵) 福音館書店
1200 円 14/06発行(ランドセルブックス)
→おもちゃ屋のショーウインドーに飾られている大きなトラのぬいぐるみ。あ
る日、しま模様の子ねこがトラに修行を申し出ます。

=小学校中学年以上=

『七夕の月』 佐々木 ひとみ(文)小泉 るみ子(絵) ポプラ社 1000 円
14/06発行(ポプラ物語館)
→仙台の老舗の紙屋の店主として長年、仙台七夕を守ってきたおばあちゃん。
入院したおばあちゃんから和也が頼まれたのは、不思議で大切な七夕の伝言
だった。

=小学校高学年以上=

『赤い首輪のパロ フクシマにのこして』 加藤 多一(文)田口 実千代(絵)
汐文社 1500 円 14/06発行
→ユリカは原発事故で母さんと一緒に福島から北海道に避難してきた。福島にい
るばばちゃんからは帰ってこいと手紙がくるが…。

♪♪ ノンフィクション ♪♪

=小学校低学年以上=

『モナ・リザはチョコの色』 坂崎 千春(文・絵) 美術出版社 1300 円
14/06発行(美術とあそぼう!チューブくんの絵本)
→絵具のチューブくんが、いろいろな名画を訪ねます。今回のチューブくんのテ
ーマは色。

=小学校高学年以上=

『日本の木でつくる スケルトンドミノの家』 黒川 哲郎(文) 平凡社 2000 円
14/05発行(くうねるところにすむところ)

『高校野球のスゴイ話』 『野球太郎』編集部(文) ポプラ社 650 円 14/06発行
(ポプラポケット文庫)
→田中将大と斉藤祐樹、伝説の延長17回横浜高校対PL学園などの伝説のエピソー
ドや甲子園の歴史などを紹介。

=中学以上=

『借りぐらしのアリエッティ』 スタジオジブリ編(文) 文藝春秋 650 円
14/06発行(文春文庫 ジブリの教科書16)

『これだけは見ておきたい 日本の産業遺産図鑑』 二村 悟(文)小野 吉彦
(写真)平凡社 1800 円 14/04発行
→北海道工場、富岡製糸場、旧佐渡鉱山採鉱施設、清水港テルファー、旧筑後川橋
梁など、日本全国に残る産業遺産を美しい写真で紹介。

『宇宙飛行士になるには』 漆原 次郎(文) ぺりかん社 1300 円 14/06発行
(なるにはBOOKS)
→宇宙飛行士として第一線で活躍する人々を取材し、現場を紹介。歴史や将来性、
宇宙飛行士の世界を解説。

『アインシュタインと相対性理論』 大森 充香(訳) 丸善 2800 円 14/05発行
(ジュニアサイエンス)
→アインシュタインの生い立ちとその生涯を紹介しながら、相対性理論やアインシ
ュタインの唱えた理論をわかりやすい言葉で解説。

『1秒って誰が決めるの?』 安田 正美(文) 筑摩書房 780 円 14/06発行
(ちくまプリマ―新書)
→時をつかさどることは政治や産業などと密接な関係があることを明らかにし、歴
史をひも解く。最先端の科学技術についても言及。具体的なたとえがわかりやす
い。

♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪

=小学校低学年以上=

『子どもの詩の園』 ロバート・ルイス・スティーヴンスン(文)ターシャ・テュー
ダー(絵)ないとう りえこ(訳) 角川書店 1500 円 14/06発行
→スティーヴンスンの子どもの詩にターシャ・テューダーが絵をつけたもの。

=小学校中学年以上=

『ミケランジェロ 石に命をふきこんだ天才』 キアーラ・ロッサーニ(文)ビンバ・
ランドマン(絵)森田 義之(訳) 西村書店 1800 円 14/06発行
→ミケランジェロの生涯をその作品とともに紹介した伝記絵本。

■ 今週の一冊 ■

今週は『1秒って誰が決めるの?』を。

とにかく読んでいてとてもおもしろかったです。科学的な記述も多いのですが、
「わけわかんな~い!」と放り投げることなく、読み進められました。

時代とともに「1秒」の定義も変わってきている、なんて話はびっくりしました。
たかが1秒、されど1秒です。
詳しく知りたいかたは、ぜひお読みください。(す)