2014年4月20日~4月26日入荷分
■ 今週のおすすめ ■

♪ 絵本 ♪ 7点

『へんし~んねずみくん』ポプラ社
『わたしのいえ』ブロンズ新社
『大きくなるってこんなこと!』評論社
『あかいえのぐ』瑞雲舎
『ミスターワッフル!』BL出版
『がっこうにヤギがきた!』新日本出版社
『ぼくのベッド』近代文芸社

♪ フィクション ♪ 12点

『モンスター・ホテルでおひさしぶり』小峰書店
『まよなかのはんにん』大日本図書
『そこから逃げ出す魔法のことば』偕成社
『ぼくは牛飼い』さ・え・ら書房
『六人の探偵たち(上)』岩波書店
『六人の探偵たち(下)』岩波書店
『クリオネのしっぽ』講談社
『戦場のオレンジ』評論社
『ゼバスチアンからの電話』白水社
『図書室の魔法(上)』東京創元社
『図書室の魔法(下)』東京創元社
『空中ブランコのりのキキ』復刊ドットコム

♪ ノンフィクション ♪ 30点

『ゾウ』さ・え・ら書房
『ラッコ』さ・え・ら書房
『トラ』さ・え・ら書房
『どうぶつえんのみんなの1日』アリス館
『てっぱく発 鉄道れきし旅物語』朝日学生新聞社
『京都の世界遺産』岩崎書店
『奈良の世界遺産』岩崎書店
『親子で楽しむ日本の行事』平凡社
『ワールドカップ 伝説を生んだヒーローたち』ポプラ社
『税の種類と使い道』かもがわ出版
『とってもヘルシー!サラダとスープ』ポプラ社
『みんな大好き!ごはんとめん類』ポプラ社
『すてきなごちそう!おかずいろいろ』ポプラ社
『楽しくつくろう!おべんとう』ポプラ社
『わいわい食べよう!パーティー料理』ポプラ社
『食の安心をささえる町工場』文渓堂
『JR新幹線・特急全車両大図鑑』世界文化社
『第59回考える読書 小学校高学年の部』毎日新聞社
『第59回考える読書 小学校中学年の部』毎日新聞社
『第59回考える読書 小学校低学年の部』毎日新聞社
『目のしくみ大研究』PHP研究所
『ナマズ』農山漁村文化協会
『平和と安全』大月書店
『色で見分け五感で楽しむ 野草図鑑』ナツメ社
『宮沢 賢治』平凡社
『広辞苑を3倍楽しむ』岩波書店
『「死」の百科事典』あすなろ書房
『第59回考える読書 中学・高校・勤労青少年の部』毎日新聞社
『観察の記録六〇年』平凡社
『昭和の電車』保育社

♪ 昔話・伝記・詩 ♪ 1点

『こんや、妖怪がやってくる』岩波書店

■ 今週のおすすめ ■

♪♪ 絵本 ♪♪

=幼児以上=

『へんし~んねずみくん』 なかえ よしを(文)上野 紀子(絵) ポプラ社
1000 円 14/04発行(ねずみくんの絵本)
→「へんしんや」の看板を見つけたねずみくん。きつねさんが、手伝って「
うさぎくん」に変身させてくれましたが…。

『わたしのいえ』 たかはし なおこ(文・絵) ブロンズ新社 1300 円
14/04発行
→ゆうこは、帰り道、みきを家に誘います。家が分かるように、チョークで道
々「わたしのいえ」と矢印を描きますが…。

『大きくなるってこんなこと!』 ルース・クラウス(文)ヘレン・オクセンバ
リー(絵)山口 文生(訳) 評論社 1300 円 14/04発行
(児童図書館・絵本の部屋)
→春が来て、草木も花も大きく育つ。「ぼくも大きくなるのかな」小さな男の
子がたずねると「もちろんよ」とおかあさん…。男の子の成長とその喜びを
描く。

『あかいえのぐ』 エドワード・アーディゾーニ(文・絵)津森 優子(訳)
瑞雲舎 1300 円 14/05発行
→サラとサイモンのお父さんは画家。貧しいながら、家族で助け合って生活し
ていたが、ある時傑作を仕上げるための、赤い絵の具がなくなってしまった
…。

『ミスターワッフル!』 デイヴィッド・ウィーズナー(文・絵) BL出版
1600 円 14/04発行
→くろねこのワッフルは毎日退屈。飼い主が次々と買ってくるおもちゃにも見
向きもしない。そんなある日、小さな小さな宇宙船がワッフルの家にやって
くる。

=小学校低学年以上=

『がっこうにヤギがきた!』 長谷川 知子(文・絵) 新日本出版社 1400 円
14/04発行
→都会の小学校で動物を飼うことになった。どんな動物にするか決めるのは2年
生。相談の末、やぎを飼うことが決まった…。新宿区立東戸山小の実践を絵本
にしたもの。

=小学校高学年以上=

『ぼくのベッド』 マルタン・パージュ(文)サンドリーヌ・ボニーニ(絵)
かわむら まきこ(訳) 近代文芸社 1200 円 14/05発行
→朝、ぼくはベットから起きて出たいけれど、おふとんの中が温かくて、気持ち
が良すぎる。なのに、ママは起きろって言うんだ…。

♪♪ フィクション ♪♪

=小学校低学年以上=

『モンスター・ホテルでおひさしぶり』 柏葉 幸子(文)高畠 純(絵)
小峰書店 1100 円 14/04発行
→今日も、モンスターホテルはゆうれいたちで大賑わい。309号室では、トオル
さんとツネミさんが密かに「ベット・モンスター」を復活させようとしてい
たが…。

『まよなかのはんにん』 マージョリー・W・シャーマット(文)マーク・シー
モント(絵)光吉 夏弥(訳) 大日本図書 1200 円 14/05発行
(ぼくはめいたんてい)
→オリバーはネートに、夜中にゴミの缶を荒らす犯人を見つけてほしいと頼み
ます。そこで、ネートは探偵としては初めて夜の調査に乗り出します。82年
刊の新装版。

=小学校中学年以上=

『そこから逃げ出す魔法のことば』 岡田 淳(文)田中 六大(絵) 偕成社
1000 円 14/05発行
→ぼくのおじいちゃんは、不思議ですごい。一寸法師になって冒険したり、安
全ピンで海賊を倒したり、いろんな冒険をしてきた。6話収録。

=小学校高学年以上=

『ぼくは牛飼い』 サンドラ・ニール・ウォレス(文)吉川 聡子(絵)渋谷
弘子(訳) さ・え・ら書房 1600 円 14/04発行
→農場で暮らすイーライは、生まれたばかりの子牛に「リトル・ジョー」と
名づけ、大事に世話をした。品評会で一等賞をとるのが夢。でも品評会の
あとには競りが待っている…。

『六人の探偵たち(上)』 アーサー・ランサム(文・絵)神宮 輝夫(訳)
岩波書店 800 円 14/04発行(岩波少年文庫)
→ノーフォークで船が次々に流される事件が発生し、オオバンクラブに疑いが
かけられる。ディックとドロシアは探偵団を結成して、解決にあたるが…。

『六人の探偵たち(下)』 アーサー・ランサム(文・絵)神宮 輝夫(訳)
岩波書店 760 円 14/04発行(岩波少年文庫)
→犯人探しに乗り出した6人の探偵たちだったが、証拠がつかめず、事態は悪
化するばかり。そんな中、ディックが名案を思い付く…。シリーズ唯一の推
理劇。

『クリオネのしっぽ』 長崎 夏海(文) 講談社 1300 円 14/04発行
→中学2年の美羽(みう)はクラスの中では浮いた存在。周囲とはあまり関わ
らず「公共塾」だと思うことにしていた。しかしヤンキー娘・幸栄が転校し
てきたことで、世界が変わっていく。

=中学以上=

『戦場のオレンジ』 エリザベス・レアード(文)石谷 尚子(訳) 評論社
1300 円 14/04発行(児童図書館・文学の部屋)
→内戦の激しいベイルートの町が舞台。母さんとは爆撃で行方不明になり、
頼りのおばあちゃんは具合が悪くなってしまった。10歳のアイーシャは薬
を手に入れるために敵地へ走るが…。

『ゼバスチアンからの電話』 イリーナ・コルシュノフ(文)石川 素子(訳)
白水社 2000 円 14/05発行
→共訳:吉原高志/90年福武書店刊の復刊。17歳のザビーネは、母がいつも父
親の意向ばかり気にしているのが我慢ならなかった。自立、異性や親との関
係・葛藤を描いた物語。

『図書室の魔法(上)』 ジョー・ウォルトン(文)茂木 健(訳) 東京創元社
860 円 14/04発行(創元SF文庫)
→双子の妹を亡くした15歳の少女モリは、会ったこともない実の父に引き取られ
る。父がSFファンだったことを知り、親近感を持つが、叔母たちの差し金で
寄宿舎に入れられてしまう。

『図書室の魔法(下)』 ジョー・ウォルトン(文)茂木 健(訳) 東京創元社
860 円 14/04発行(創元SF文庫)
→本の中で孤独な思いを癒していたモリだったが町の読書会に誘われて、初め
て仲間ができる。しかし母親の執拗な悪意がモリを苦しめる。

『空中ブランコのりのキキ』 別役 実(文)浅野 みどり(絵) 復刊ドットコム
1800 円 14/04発行
→キキしかできなかった3回転空中ブランコ。だが別のサーカスのピピも3回転を
成功させ、キキは危険な4回転に挑戦するが…。表題作他3篇収録。

♪♪ ノンフィクション ♪♪

=小学校低学年以上=

『ゾウ』 スージー・エスターハス(文)渋谷 弘子(訳) さ・え・ら書房
1800 円 14/04発行(どうぶつの赤ちゃんとおかあさん)
→ぞうの子育てと赤ちゃんぞうの成長を写真で追う。監修:成島悦雄

『ラッコ』 スージー・エスターハス(文)渋谷 弘子(訳) さ・え・ら書房
1800 円 14/04発行(どうぶつの赤ちゃんとおかあさん)
→ラッコの赤ちゃんの成長と母親の子育ての様子を写真で追う。監修:成島悦雄

『トラ』 スージー・エスターハス(文)渋谷 弘子(訳) さ・え・ら書房
1800 円 14/04発行(どうぶつの赤ちゃんとおかあさん)
→トラの子どもは2年かかっておとなになる…。トラの子どもたちの成長と母親
トラの子育ての様子を写真で紹介。監修:成島悦雄

『どうぶつえんのみんなの1日』 なかの ひろみ(文)福田 豊文(写真)
アリス館 1600 円 14/04発行
→ジャイアントパンダの一日、ライオンの一日、カピバラの一日…動物園の様々
な動物の一日の様子を写真で紹介。

=小学校中学年以上=

『てっぱく発 鉄道れきし旅物語』 鉄道博物館編著(文) 朝日学生新聞社
1300 円 14/04発行
→日本の鉄道の歴史を鉄道博物館に展示されている車両写真や当時の資料写真を
中心に紹介。朝日小学生新聞連載記事の単行本化。

=小学校高学年以上=

『京都の世界遺産』 倉部 きよたか(文) 岩崎書店 3000 円 14/03発行
(新版 修学旅行で行ってみたい日本の世界遺産2)
→世界遺産と重要文化財では、国内随一を誇る京都。京都にある世界遺産の寺社
や収蔵物を写真で紹介。

『奈良の世界遺産』 原 靖一(文) 岩崎書店 3000 円 14/03発行
(新版 修学旅行で行ってみたい日本の世界遺産3)
→東大寺、興福寺、唐招提寺、薬師寺、春日大社などの世界遺産群や法隆寺を中
心に明日香村の文化財など写真で紹介する。

『親子で楽しむ日本の行事』 平凡社編著(文) 平凡社 1400 円 14/04発行
→お正月、節分、ひなまつり、イースター、海山開き、お中元、お盆、紅葉狩り、
ハロウィン、クリスマスなどの様々な行事を1月から紹介。昔遊びや料理のレシ
ピも紹介。

『ワールドカップ 伝説を生んだヒーローたち』 岩崎 龍一(文) ポプラ社
1200 円 14/04発行(ポプラ社ノンフィクション)
→ペレ、マラドーナなどの伝説的な選手、名試合、サムライブルーの4度の挑戦
など、ワールドカップの軌跡を綴る。

『税の種類と使い道』 三木 義一監修(文) かもがわ出版 2500 円 14/04発行
(税ってなに?3)
→所得税、法人税、消費税などの税の種類や社会保障、教育、防衛などへの税の
使い方について図説でわかりやすく解説。

『とってもヘルシー!サラダとスープ』 枝元 なほみ(文) ポプラ社 2850 円
14/04発行(かんたんでおいしい!魔法のクッキングBOOK1)
→料理のレシピを写真で紹介するシリーズ。コツが的確に解説されている。

『みんな大好き!ごはんとめん類』 枝元 なほみ(文) ポプラ社 2850 円
14/04発行(かんたんでおいしい!魔法のクッキングBOOK2)

『すてきなごちそう!おかずいろいろ』 枝元 なほみ(文) ポプラ社 2850 円
14/04発行(かんたんでおいしい!魔法のクッキングBOOK3)

『楽しくつくろう!おべんとう』 枝元 なほみ(文) ポプラ社 2850 円
14/04発行(かんたんでおいしい!魔法のクッキングBOOK4)

『わいわい食べよう!パーティー料理』 枝元 なほみ(文) ポプラ社 2850 円
14/04発行(かんたんでおいしい!魔法のクッキングBOOK6)

『食の安心をささえる町工場』 日本の町工場シリーズ編集委員会(文) 文渓堂
2900 円 14/03発行(メイド・イン・ジャパン 世界にほこる日本の町工場4)
→何年たっても味が変わらない凍結技術の開発、指を切らない安全プルトップな
ど、食の安心を支える日本の町工場を紹介。

『JR新幹線・特急全車両大図鑑』 原口 隆行(文)井上 廣和(写真)
世界文化社 2200 円 14/05発行
→JR新幹線、特急全車両206種類を270点のカラー写真で紹介。

『第59回考える読書 小学校高学年の部』 全国学校図書館協議会(文) 毎日新聞社
2000 円 14/04発行

『第59回考える読書 小学校中学年の部』 全国学校図書館協議会(文) 毎日新聞社
2000 円 14/04発行

『第59回考える読書 小学校低学年の部』 全国学校図書館協議会(文) 毎日新聞社
2000 円 14/04発行

『目のしくみ大研究』 根木 昭監修(文) PHP研究所 3000 円 14/05発行
→目のしくみとはたらきをイラストで分かりやすく紹介。目のトラブルを防ぐため
にはどうすればいいかも伝える。

『ナマズ』 前畑 政義(文)前畑 政義(写真)農山漁村文化協会 2500 円
14/04発行(田んぼの生きものたち)
→水路からダイナミックにジャンプして田んぼに飛び込む姿など著者が10数年かけ
て調べた琵琶湖のナマズの生態を写真を中心に紹介。

=中学以上=

『平和と安全』 菅原 由美子(文) 大月書店 2200 円 14/04発行
(日本は世界で何番目?5)
→殺人事件の少ない国は?兵器をどれだけ輸出しているか?子どもの体罰禁止の国
は?…「平和と安全」に関する36の項目で日本の順位を紹介。編:藤田千枝

『色で見分け五感で楽しむ 野草図鑑』 高橋 修(文) ナツメ社 1300 円
14/05発行
→白、紫、黄色、青、だいだい、緑、茶、赤の色系統で身近な野草400種を紹介。
監修:藤井伸二

『宮沢 賢治』 栗原 敦監修(文) 平凡社 2500 円 14/05発行
(別冊太陽)
→宮沢賢治の生涯を自筆原稿や書簡、手帳やノートなどでたどる。没後80年記念出
版。

『広辞苑を3倍楽しむ』 岩波書店編集部編(文) 岩波書店 1500 円 14/04発行
(岩波科学ライブラリー)
→「あめふらし」「カオス」「たつのおとしご」「ブラックホール」など、様々な
項目を広辞苑に記載されている説明に写真入りのエッセイをつけて紹介。

『「死」の百科事典』 デボラ・ノイス(文)千葉 茂樹(訳) あすなろ書房
2800 円 14/04発行
→アルファベット順に、「死」に関する事項を古今東西の宗教、科学、民俗学、
人類学など、多岐にわたる分野から解説。

『第59回考える読書 中学・高校・勤労青少年の部』 全国学校図書館協議会(文)
毎日新聞社 3000 円 14/04発行

『観察の記録六〇年』 矢島 稔(文・写真) 平凡社 1800 円 14/04発行
→群馬県立ぐんま昆虫の森など3つの昆虫園を作ってきた著者がこれまで撮ってき
た秘蔵の写真を公開。写真にまつわる数々のエピソードを綴る。自然の不思議に
触れる一冊。

『昭和の電車』 関 三平(文) 保育社 3500 円 14/05発行
→昭和30年代次々と開発された日本の鉄道車両。見開き1ページ毎に著者のイラスト
とエッセイでそれぞれの電車を紹介。

♪♪ 昔話・伝記・詩 ♪♪

=小学校低学年以上=

『こんや、妖怪がやってくる』 君島 久子(文)小野 かおる(絵) 岩波書店
1500 円 14/04発行
→恐ろしい妖怪に食べられてしまうことになったおばあさん。おばあさんを助けよ
うと卵やこん棒が力を合わせて立ち向かいます。中国のむかしばなし。

■ 今週の一冊 ■

相変わらず遅々としていて配信がままならず、申し訳ありません。
過去を生きているメルマガです(苦笑)。

さて。
再刊だし、どうしようかと悩みましたが、作品のもつ力を信じて『ゼバスチアン
からの電話』をやはり押したいと思います。
ドイツの作家イリーナ・コルシュノフが描く、少女の葛藤。
1981年に書かれた作品ですが、時代も国も関係なく普遍的なことがこの本にはあ
ります。今回、改めて読みながら、グイグイ引き込まれていく筆の強さにも感動。

1990年に福武書店から刊行された時も、一気に読んだことを思い出しました。
主人公のザビーネのような女の子にはもちろんのこと、男性の感想も聞いてみた
い…と思う一冊です。

アーディゾーニの『あかいえのぐ』も!!
子どもの表情を捉えるのがうまい画家だな~と、しみじみしました。

あとおまけに…エダモンこと、枝元なほみさんの料理本が出ました。
図書館向けのセット本なのが、少々残念ですが(だって気軽にお料理してもらえ
ない!)どのお料理もおいしそうで、レシピの指示も的確。
小学校のお料理クラブなどで使ってもらえるかな?  (す)