madosan詩人のまど・みちおさんが2月28日に104歳で亡くなられました。教文館では以前「ぞうさんの詩人 まどさん100歳おめでとう展」を開催したことがあり、スタッフも大好きな方でしたので、訃報を聞いて本当に寂しく思いました。翌日からはずっと店内でまどさんの童謡のCDを流しています。小さいものですが追悼コーナーも作りました。
まどさんの詩の中では、どの命も等しく尊敬されています。小さいころから激しい競争社会の中に生きていかなければならない現代の子どもたちにとって、まどさんの詩が語りかける世界を知っていることは、どんなに心を安らかにしてくれることでしょう。まどさんが私たちに残してくれたたくさんの詩は、これからも折にふれて多くの人々の心を救ってくれるに違いないと思います。