『大草原の小さな家』の作家、ローラ・インガルス・ワイルダーの言葉が1冊の本で紹介されています。『大切なものはわずかです。 ローラ・インガルス29の知恵』(いのちのことば社/1100円+税)
ローラの言葉は「何かを教えよう」などという偉そうに大上段に構えたものではないので、読み手はそれが100年も前に生きていた人の言葉とは思わず、今私の隣で話されたことのように聞き入ってしまうでしょう。物質的にはローラの時代よりずっと豊かになった現代ですが、社会や家族など、人と人とのつながりを見ると、当時より貧しくなっているのでは…と、自らの生活を振り返るとき、いよいよローラの言葉が深く染み入ってきます。聖書の言葉がたくさん引用されていますが、それも決して気にはなりません。物語とは違ったローラの生の声に近いエッセイを、どうぞお楽しみください。
ローラ・インガルス・ワイルダーの言葉
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