- 期日: 2020年8月1日(土)~
2020年8月31日(月)まで
主催: 教文館
1・2階 和書部のイベント・フェア情報がわかる!
今月のラインアップ
⇒「東京を本でめぐりましょう!」フェア
⇒「夏の文庫」フェア
⇒「第163回芥川賞・直木賞決定!」
⇒「今月の1冊」
*もっと情報満載の“こちわしょ”を店頭でも配布してます。ご来店の際には是非ご覧ください。
「東京を本でめぐりましょう!」フェア 7/1(水)~ 中二階
東京を本でめぐりましょう。
外出もままならない生活が数ヵ月続いています。
よく行っていたあの場所が気になったり、あの街の雰囲気や活気、
喧騒が懐かしく気持ちがムズムズしたり、
座りがわるい日々を過ごしている感じがします。
こういう時には本で、本に折り込まれた東京の街々を味わいましょう。
東京をテーマにした、舞台にした小説、エッセイ、随筆、ガイドなど
文庫を中心にして集めてみました。
お立寄りの際には、気楽に、気軽に眺めて行ってください。
「夏の文庫」フェア(今月も引き続き開催中) 7/1(水)~ 中二階
予想外の2020年になっていしまいました。
本来ならば世界最大級のイベント開幕直前で
読書するなんて雰囲気ではなかったはずですが、
コロナ禍の結果、今夏の楽しみ方のひとつに「読書」も再浮上してきた模様です。
さらに、外出自粛が続くなか、読書の楽しさを再認識された方も多くいるのではと
都合のいい(いや、前向きと言っておこう)解釈で、
今年の夏は読書して過ごそう!と書店員として声を大にしてアピールします。
ということで定番ではありますが、
新潮・角川・集英社文庫のフェアを今年も開催します。
本一冊のもつ力は非常に大きくて、
その一冊を読み終えたときの充実感や爽快感は格別です。
是非、夏の読書のきっかけを当フェアで。
「第163回 芥川賞 直木賞が決定!」
第163回 芥川龍之介賞
「首里の馬」
高山羽根子
新潮社
¥1,250円(税抜)
「破局」
遠野遥
河出書房新社
¥1,400(税抜)
第163回 直木三十五賞
「少年と犬」
馳星周
文藝春秋
¥1,600(税抜)
「今月の1冊」
『江戸の夢びらき』
松井今朝子 著
本体 1,900円+税
文藝春秋
物語は團十郎の妻・恵以の眼を通して語られていきます。
若い海老蔵の頃から破天荒で、しかし人を惹きつけてやまない後の初代團十郎。
歌舞伎の荒事とは、やはり團十郎無くしては語ることができない所以はここに。
史実に基づくフィクションですが、松井さんの文章を通して歌舞伎界だけでなく、
江戸で暮らす人びとや空気までも感じられる世界観はやはり秀逸です。
現代へと受け継がれる成田屋の歌舞伎十八番。
また、偉大な初代と比べられ苦悩する二代目。
この物語も、全てが現代の歌舞伎や芸事に通じていると、、、
早く歌舞伎の舞台が見たくなります。
カワセのオススメ