- 期日: 2020年7月1日(水)~
2020年7月31日(金)まで
主催: 教文館
1・2階 和書部のイベント・フェア情報がわかる!
今月のラインアップ
⇒「夏の文庫」フェア
⇒「山と渓谷社 創業90周年」フェア
⇒「1階からのお知らせ」
⇒「今月の1冊」
*もっと情報満載の“こちわしょ”を店頭でも配布してます。ご来店の際には是非ご覧ください。
「夏の文庫」フェア 7/1(水)~ 中二階
予想外の2020年になっていしまいました。
本来ならば世界最大級のイベント開幕直前で
読書するなんて雰囲気ではなかったはずですが、
コロナ禍の結果、今夏の楽しみ方のひとつに「読書」も再浮上してきた模様です。
さらに、外出自粛が続くなか、読書の楽しさを再認識された方も多くいるのではと
都合のいい(いや、前向きと言っておこう)解釈で、
今年の夏は読書して過ごそう!と書店員として声を大にしてアピールします。
ということで定番ではありますが、
新潮・角川・集英社文庫のフェアを今年も開催します。
本一冊のもつ力は非常に大きくて、
その一冊を読み終えたときの充実感や爽快感は格別です。
是非、夏の読書のきっかけを当フェアで。
「山と渓谷社 創業90周年」フェア 7/1(水)~ 二階
山岳関係の本でおなじみの、
山と溪谷社の創業90周年を記念したフェアを開催します。
山と溪谷社、当然山岳関係の本が中心ですが、
そこから派生したアウトドア本、動植物本、料理本なども多数あり、
今回のフェアではヴァラエティに富んだラインナップでお送りいたします。
山と溪谷社の歴史が分かるフリーペーパー、
フェア購入特典として特製クリアファイルもご用意しております。
是非、ご来店の際には当コーナーにお立ち寄りください。
「1階からのお知らせ」
いろいろ雑貨やグッズが入ったHAPPY BAGを販売中です!
かわいいメモや栽培キット、蚊帳ふきんなど組み合わせて、
お値段が1000円から1500円で、どの袋もとってもお得になっています。
数量に限りがございますので、お早めにお求めください!
「今月の1冊」
『ユリイカ 5月臨時増刊号 総特集坪内祐三』
本体 2,700円+税
青土社
今年1月に急逝した坪内祐三追悼号で、惜別の気持ちあふれる特大の一冊。
「古くさいぞ」「シブい」「後ろ向きで前ヘ進む」などの
書名から古いもの(古本、私小説、明治文化など)に特化して詳しい印象が強いかもしれませんが、
どの国(アメリカ文学も結構論じてます)、どの時代について書いても、
その国、その時代の”今”を徹底的に生きた、論じた見事なコラムニストだったと思います。
本書は、坪内氏自身が編集したのでは!と思え、氏の最新刊を読んでいる錯覚に何度も。
まだまだ生きていてほしかった人です。
本書以外にも、『本の雑誌の坪内祐三』(本の雑誌社)、
『みんなみんな逝ってしまった、けれど文学は死なない』(幻戯書房)など新刊続々刊行中です。
ツダのオススメ