- 期日: 2022年6月29日(水)~
2022年7月31日(日)まで
主催: 教文館
1・2階 和書部のイベント・フェア情報がわかる!
今月のラインアップ
*もっと情報満載の“こちわしょ”を店頭でも配布してます。ご来店の際には是非ご覧ください。
食について、日本人の、思うこと
『食エッセイ』フェア 7/1(金)~ 二階
食べることこそ我々の日常だ!と言っても過言ではない。
食によって、健康が、頭の働きが、運動能力が左右され、挙句の果てには人生の有用までに影響するのだ。
なんて、大げさに言ってみましたが、
やはり食が最も大切であることには疑いがない。
では、何を食べればいいのか、さらに楽しく食べるには?
今回のフェアは、それらに応えるべく、あらゆる食エッセイを集めてみました。
食に関する知識を深めたり、ひとの食卓をのぞいてみたり、達意の文章による味覚を堪能したり、
自ら作ってみたいレシピを見つけたり、どうぞお楽しみください。
『夏の文庫』フェア 7/3(日)~ 中2階
今年も夏がくる。
あと何回 夏を過ごせるのだろう。
あと何冊 本を読めるのだろう。
暑い夏を忘れてしまうような、熱中してしまうようなそういうひとときを過ごせる、
忘れられない一冊に出会える夏になりますように。
新潮社、集英社、KADOKAWA、河出書房新社、幻冬舎をならべてあります。
どうぞお手にとってみて下さい。
1階からのお知らせ 7月26日(火)~
『日本居酒屋遺産・東日本編』発売記念
~太田和彦フェア~
新刊を中心に太田さんの居酒屋に関する書籍などを集め、
1階の売り場にてフェアを開催いたします。
また、1・2階の階段脇にてパネル展も期間中に開催予定です。
第167回 芥川賞・直木賞候補作 決定!
芥川賞候補作
●小砂川チト 『家庭用安心坑夫』 (群像6月号)
●鈴木涼美 『ギフテッド』 (文學界6月号)
●高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』(群像1月号)
●年森瑛 『N/A』 (文學界5月号)
●山下紘加 『あくてえ』 (文藝夏季号)
直木賞候補作
●河﨑秋子 『絞め殺しの樹』 (小学館)
●窪美澄 『夜に星を放つ』 (文藝春秋)
●呉勝浩 『爆弾』 (講談社)
●永井紗耶子 『女人入限』 (中央公論新社)
●深緑野分 『スタッフロール』 (文藝春秋)
*選考会は7月20日(水)
「今月の1冊」
『天使が見たもの-少年小景集』
阿部昭 著
946円(税込)
中公文庫
少年を主題にした短篇が14編収められた文庫オリジナル。
子供のアンソロジーと説明がある本ですが、
ほとんどの作品に、親の、大人としての視点が感じられます。
―それは子供を通り越して見る、遠くへのまなざし。
日常の静かな流れの中に、所々散らばった削られた小石のような過去、
それは時と共に心の影となり、子供との間にも境界線を引いてゆく。
それでも幼いものはきっと手をつないでくる。
昔の子供が今はもう存在しないかのように、息をするかのように。
あたたかい手で。
やさしくて、気持ちが少しシンとする数々の小品が読める珠玉の1冊です。
H.K.のオススメ