チェコと聞くと素敵な雑貨やアニメーションなど、東欧の国の中でも日本には特に親しみを感じる方が多いのではないかと思います。
ナルニア国スタッフは「チェコと言えばチャペックの国!」とすぐに思いますが、この度チェコの作品を翻訳紹介している木村有子さんをお招きしてお話を伺うことになりました。題して“チェコの子どもの本いま・むかし~チャペック兄弟から現代作家まで”ーー木村さんは今年、古典的作品であるヨゼフ・チャペックの『こいぬとこねこのおかしな話』(以前「こいぬとこねこはゆかいな仲間」のタイトルで出版されていたものの新訳)と、現代作家の絵本『どうぶつたちがねむるとき』を翻訳出版なさいました。子どもの頃にはチェコに住んでいたこともあるという木村さん、社会の変化やその中での子どもの本の位置づけなど、広い視点でのお話が伺えると思います。読書の秋にふさわしい素敵な講演会にぜひお出かけください。
木村有子さん講演会 “チェコの子どもの本いま・むかし”
日時:2017年10月15日(日)午後2時~3時半
会場:教文館6階ナルニアホール
参加費:1000円 ※当日受付でお支払いください。
※講演会終了後にサイン会が予定されています。
『こいぬとこねこのおかしな話』ヨゼフ・チャペック作/岩波書店 640円+税
『どうぶつたちがねむるとき』イジー・ドヴォジャーク作/マリエ・シュトゥンプフォヴァー絵/偕成社 1600円+税